ノート:ルネサンス

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ルネサンスの概念[編集]

「9世紀のカロリング・ルネサンスなど古代文化の復興運動~本来のルネサンスとは区別される」、「人間性を束縛していたカトリックの思想を打破し、啓蒙思想の考え方につながる」、「イタリアでは社会的基盤が未熟であったため文化復興に留まり~エリザベス1世時代のイギリスやフランシス1世時代のフランスにおいて宗教改革と関係して国民文化として発展した」。←こういう適当なことを書くのはやめましょう。特に最後。そうそうw  2004年9月9日 (木) 17:01‎ 210.254.117.132

編集が加えられる事には異論は無いのですが、〝適当な事〟と云うからにはちゃんと論拠を示すべきだと思いますよ。

①9世紀のカロリングルネサンスのようなプロトルネサンスとは区別されているように思えるが違うのか。 ②人文主義と云われるルネサンスの精神は啓蒙主義へ繋がると聞いているが違うのか。思想史的意義は書かないのか。 ③イタリアに置いては文芸復興に留まり、国民文化としては定着しなかったと聞くが違うのか。--武蔵野武蔵 2004年9月9日 (木) 09:06 (UTC)[返信]

上の文を書いた者ですが、論拠も何も、まともなルネサンス研究書一冊でも読めばわかることなんですけどね。高校の教科書は、「史学」ではありませんので、その辺よろしくどうぞ。
まず1。カロリング・ルネサンスや12世紀ルネサンスの存在を唱えてる人にとっては、「ルネサンス」とは古代文化復興の同音意義語であって、彼等の見解に拠るならば、15世紀のルネサンスだけが「本来のルネサンス」などとは考えてません。ハスキンズ自身の著作でもいいし、それに反駁してる立場のパノフスキーの研究をお読みください。特に後者の "Renaissance and Renascences in Western Art" は必読のものです。それと「プロト・ルネサンス」の意味も違います。15世紀のルネサンスを基準にすれば、プロト・ルネサンスとはダンテやジョットの時代を指す用語ですよ。
次、2。また適当に語を羅列されてますが、人文主義って何のことか分かってるんでしょうかね…… 人文主義は中世から存在するもので、ルネサンスの精神を代表するものではありません。もちろん、ペトラルカを始め、そこからルネサンスの精神へと導かれてていった識者も多いですけど、本来的には「人文主義者」と言われてる人たちは、古典文献の専門家のことです。これも、林達夫が其処らへんのことをよく研究してるので彼のルネサンス研究(たった4つの論文しかありませんので)、お読みください。
それから、「スコラ哲学の閉鎖性を打破した」(L. フェーブルの研究に詳しい)ならまだわかりますが、「カトリックの思想を打破」したってどういうことなんでしょう。ルネサンスのイタリアやフランス・スペインは未だ、カトリックが強く支配していた時代ですよ。
それと「啓蒙思想に繋がる」というのも、怪しい。まあ、世の中に過去や未来と繋がらない思想なんてありませんが、ルネサンス思想の合理性・近代性というのは、ずっと以前から、訂正が入っています。こんなことは、フィチーノやピーコの、霊やら天使やら魔術で溢れかえっている文章を読めばわかることなんですけど。それ以前に、どんなルネサンス入門本にも書かれていることです(高校の世界史では習いませんが)。
次、3。まず国民国家成立以前に、「国民文化」なる概念をだされてる時点で呆れますけど、「イタリアにおいては文化復興に留まり」、イギリス・フランスでは、「国民文化として発展した」というのが何のことを言ってるのか理解できません。社会の広域ということなら、北・中部イタリアの方が遥かに上です。フランスのルネサンスというのは、基本的に王侯貴族と知識人の文化であって、市民がこれを享受したという例を殆ど知りませんけど。英国に至っては、16世紀後半から、西欧最後のルネサンス人と言われるシェイクスピアまで、ルネサンスは僅か数十年しか認められません。その間、「国民文化」にまで発展した、という事実を私は知りません。例外的に、フランドルなんかが、市民層にまで及んだと考えられています。
ルネサンスに関しては全てが非常に複雑です。ここの記事がなかなか進まないのもそのせいでしょうね。私も4年以上ルネサンスの勉強をしていますが、未だにこういうところで書く自信はありませんので、記事の明らかな誤りを訂正する作業だけしています。とりあえず、何か書いたり編集するなら、旅研のデータベースぐらい目を通してくださいな。(これを読んでも。まだ書く自信があるなら、大したものです)http://www.tabiken.com/history/doc/T/T155L100.HTM --K 2004年9月10日 (金) 06:32 (UTC)[返信]

論拠を明確にして頂きたいへんありがとうございました、たいへん勉強になります。しかし、貴方の云い方はとても失礼ですね。記事の誤りを訂正するだけで編集者を攻撃する必要はないはずです。私も概説的な本程度は目を通した事はありますが、ルネサンスに関しては高校世界史に毛の生えた程度でしょう。正直わたしのルネサンスに関する認識は上記3項でしたが、貴方も造詣が深いなら私が一般レベルの知識で編集している事は察せられるはずです。そこへ「適当な事を書くな」と、素人は口を挟むな、のような事を言われれば、この議論を見る人がウィキペディアに対して閉鎖的なイメージをもたれると思われます。

世界史の重要項目なので、ぜひ充実した記事になって欲しいです。更なるご加筆を期待しております。無礼はご承知ください。--武蔵野武蔵 2004年9月10日 (金) 08:46 (UTC)[返信]

英語、フランス語、ドイツ語ではRenaissance。イタリア語ではRinascimento[1]  --忠太会話2018年2月24日 (土) 13:40 (UTC)[返信]

人文主義(humanism)[編集]

人文主義(humanism)の記述がないのですが,検討すべきではないでしょうか?政治哲学の観点からみると,16世紀以降勃発する啓蒙主義や市民革命の思想を支える絶対的個,絶対的理性の思想はギリシア・ローマ思想の再興を通じて,ルネサンス期に得られたものだとおもいます(もちろんルネサンス期にはまだ萌芽に過ぎない)。いずれにせよ文化活動にだけ注目するのは偏った評価と言わざるを得ないと思います。--ゆーてん 2004年10月28日 (金) 06:13 (UTC)[返信]

追加,上述の武蔵野武蔵さんの記述で「人文主義者」の話はわかりましたが,ルネサンス期にギリシア哲学がビザンツやイスラムルートで再発見されたことは事実でしょう。そもそも「ルネサンス」という用語のもつ射程をどのようにとるかは極めて難題であり,ルネサンスの業績に「入る」「入らない」を確定することはできないでしょう。そもそも「ルネサンス」は何かの明確な事件を契機として勃興したワケじゃないですから,14世紀にイタリアを起点として勃興した文芸・思想運動の全ては「ルネサンス」の範疇に入れていいのではないでしょうか?また「それ以前から細々とやっていた」というだけでルネサンスから排除する理由にはならないと思います。--ゆーてん 2004年10月28日 (金) 06:30 (UTC)[返信]

三大発明(メモ)[編集]

感想[編集]

  • 出典を挙げるよう、テンプレが付いているので、努力したい。
  • 最近の歴史書では、あまり「ルネサンス」という説明の仕方をしていないのかもしれない。(いつ始まって、いつ終わるのかも、よくわからない)  ※美術史ではよく使っていると思う。
  • ルネサンス関係のムック本を見たら、Wikipediaのまる写しみたいな箇所があって驚いた(笑)
  • フェデリコ2世の事績はどちらかというと、12世紀ルネサンスの範囲?
  • フランス中世文学からの影響について記述するべきか。
  • 上に書いたルネサンスの三大発明がいつの間にか消されてしまった。
  • 大航海時代宗教改革との関連をもう少し記述すべきか。
  • イタリア・ルネサンスと言えばやはり、なぜフィレンツェから多くの人材が輩出したのか、という点がメインになると思う(?)。
  • イタリア・ルネサンスの終期について、以前は1600年(ジョルダーノ・ブルーノはルネサンス的人間だと思うので)としていたが、トリエント公会議に直しておきました(こちらの方が一般的見解か?)。

 -- 2013年5月18日 (土) 16:41 (UTC) --2013年5月22日 (水) 16:01 (UTC)  --忠太会話2013年5月23日 (木) 17:12 (UTC)[返信]

本文の整理について[編集]

本文中に下記の文章がありますが、長らく(2010年以前から)要出典が貼られたままです[2]。私も美術史関係の本は何冊か読んでいますが、このような説は聞いたこともなく、独自研究ではないかと思われます。異論がなければ削除します。

「芸術表現の特徴としては、キリスト教の洗脳による先入観から解放するために、キリスト教が罪と定義する裸、すなわちカナンが奴隷となった原因であるところの「裸を見る」行為を奨励し、裸図や裸像を作った。また、ドナテッロやミケランジェロは、ユダヤ王ダビデの像のペニスを割礼のない様相を強調して彫り、ダビデがユダヤ人ではなくパレスチナ人であったことを主張した。さらに、レオナルドダビンチにおいては、絵画『最後の晩餐』で、聖杯の血の意味を暗示して、イエスが救済したのは、旧約聖書の律法において死刑にあたる女性とイエスのような子の命であることを、表現した。」[要出典]

 --忠太会話2015年1月9日 (金) 14:31 (UTC)[返信]

削除しました。 --忠太会話2015年1月21日 (水) 15:32 (UTC)[返信]

ルネサンス期に活躍した人物[編集]

イタリアではルネサンス末期に相当しますが、ガリレオ・ガリレイがいるでしょう。科学などの分野にも触れた方がよいのでは。 Scholar proof会話2019年6月2日 (日) 09:31 (UTC)[返信]

そうねー--114.179.117.83 2022年2月1日 (火) 03:07 (UTC)[返信]