ノート:リュウケツジュ

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 本ページの内容のうち、Dracaena cinnabari Balf.f. に関する記述をベニイロリュウケツジュに分割することを提案致します。D. cinnabariD. draco (L.) L. とは異なり独立の和名で呼ばれた例がほとんど存在せず(YList http://ylist.info 、日外アソシエーツの『植物レファレンス事典』(2004年) および『植物レファレンス事典II(2003-2008補遺)』(2009年) のいずれにも記載なし)、「語釈」という節を設けて別種であっても同一ページで言及する事の正当性を説明するやり方が最も妥当あるいは心理的にしっくりくるものであった事が推察されます。

 とはいえ、本来は別種である上いずれも内容が将来において充実する望みがありますので、やはり別個のページに分けておくのがよろしいと存じます。D. cinnabari についての記述が初めて加えられた2009年8月6日 (UTC) の時点ではまだプロジェクト:生物#項目名(拘束力のあるガイドラインではありません)の文書にはありませんでしたが、同年9月24日 09:28 (UTC) に記事名のラテン文字表記は非推奨ではあるものの学名そのままで項目を立てる事もやむを得ない場合である限り許容する旨が追加されています。よって仮に和名や学名のカナ表記が見つからない場合であったとしても、学名そのままを記事名に独立ページとしても問題ないという認識です。

 今回は記事中に反映しました通り IUCN (2014) という和名を示す出典が見つかりましたが、その訳者である岩槻邦男氏と太田英利氏の前書き(p. iii)には植物や菌類に関しても「新しい和名をいくつか提起し」たとされ、植物学者である岩槻氏が直接新たに和名を考案したものがある事が仄めかされています。プロジェクト文書には標準和名を最重要視する旨がありますが、独立行政法人 雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 能力開発研究センター 編『植物学概論』1998年、83頁では標準和名について「図鑑や植物書で使われている植物名」という定義がなされています(この書籍に関しては2011年に改訂版が出版されましたが、記述が95頁に移動した点以外変化は無い模様です)。この定義に従うのであれば、プロジェクトの現行の文書でも IUCN (2014) において用いられている呼称は図鑑類におけるものである上に植物学者である岩槻氏が考案したものである可能性が高い為、「標準和名」という要件を問題なく満たすものであると存じます。プロジェクト文書の現行版における項目名に関する文言については個人的に思うところがあり現在議論中ではありますが、少なくともこの件につきましては上に挙げた理由から現行のものを適用しても何も問題ないという認識でございます。--Eryk Kij会話2018年6月14日 (木) 09:07 (UTC)[返信]

報告 提案より一週間が経過しましたが、その間に反対意見も積極的な賛成意見も寄せられなかった為、合意成立と見做して分割処理を実施致しました。--Eryk Kij会話2018年6月21日 (木) 14:09 (UTC)[返信]