ノート:スモールボール

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V9時代の読売ジャイアンツは「スモールベースボール」であったか?[編集]

(ただし、V9時代の読売ジャイアンツは、他の球団に比べて必ずしも防御率が良いとは言えず、しかも王貞治長島茂雄というプロ野球の歴史の中でも屈指の好打者を抱えており、「川上は『ドジャースの野球』と宣伝しただけ」という批判も多い。)

という文章を追加したのは私ですが、編集合戦になりそうなのでノートで議論したいと思います。

防御率について[編集]

平均するとそれほど悪くはないですが、良いとはいえないはずです。良い年と悪い年があります。例えば、1966年の2.24はリーグトップで、これは良い数字です。しかし、1968年の3.35はリーグ4位で、これは「悪い」と言ってよいと思います。この年は本塁打が177本もあり、どちらかといえば打線の得点力によって勝ち進んだといえると思います。

その他の年でも、おおむね当時のライバルチームである阪神・中日より防御率が悪い傾向にあり、本文中の「守備面においては少ない得点を守りきる高い守備力や投手力が必須である。」というのには当てはまらないと思われます。そこで「他の球団に比べて必ずしも防御率が良いとは言えず」という文章にしたわけです。

得点力について[編集]

チーム打点のデータを今見れないのですが、本塁打・打率を見ると一貫して高く、得点力は高かったと思われます。得点パターンとしては、1・2番の柴田勲・高田繁(ともに好打者)が塁に出て王・長島が返す、という形が多いはずです。これはビッグボールとまでは言わずとも、ONの長打力への依存度は高く、スモールボールといえるかどうかは疑問があります。

まとめ[編集]

上記の点(特に得点力、得点パターン)を指摘して、「『ドジャースの野球』(スモールボール)とは違う」という意見は多いです。そこで

「川上は『ドジャースの野球』と宣伝しただけ」という批判も多い

という文章にしました。これは、「V9巨人の野球はスモールボールであった」という誤解(というかは議論の余地があるものの)を防ぐためです。

どちらかと言えば正確性を期するために付け加えた文章ですが、異論があるようなので、議論させていただきたいと思います。--日陰猫Joga 2006年7月31日 (月) 04:48 (UTC)[返信]

ビッグボールとスモールボールは対立する概念であり、その中間といった概念は存在しません。スモールボールとは長打力による得点を一切排除する、ホームランを全否定する概念ではありません。つまり、長嶋・王という主砲二人がいたからといってそれだけでスモールボールではないという話にはなりません。スモールボールとはホームランバッターを否定するわけでも排除するわけでもありません。スモールボールを標榜していた2005年のシカゴ・ホワイトソックスですが、チーム本塁打数はMLB全体で5位です[1]。このように「ホームランが多いからスモールボールじゃない」という話にはなりません。あくまで、重視しないのであって排除するのではないのです。
また、スモールボールを標榜することと実際の結果がどうなるかは別です。川上がドジャースの野球に感銘を受け、それを巨人の野球の参考にしたことは事実です。結果的に思ったようにはいかないシーズン(投手陣が崩れてしまった、打線が不調で王や長嶋に頼りっきりになってしまった)もあったでしょうが、そこをあげつらって「川上のスモールボールなんて口先だけ」とするのはいかがなものでしょうか。singletwin2000 (talk) 2006年7月31日 (月) 06:09 (UTC)[返信]
  • まず、「ビッグボールとスモールボールは対立する概念であり、その中間といった概念は存在しません。」これには納得できません。ではなぜ「再びビッグボールよりの戦略に転換しようとしている」ということになるのでしょうか?長打力を重視するか、機動力を重視するかは程度問題のはずです。また、私はスモールボールを「ホームランを全否定する概念」とは思っていません。
  • 次に、「スモールボールを標榜することと実際の結果がどうなるかは別です。」ということについて。「標榜していたが、できなかった(していなかった)」とすれば、それは「宣伝(喧伝)しただけ」ということになります。川上がどう思っていようと、事実としては「スモールボールではない」ということになるのではないでしょうか。ただ、この点については記録をもっと丹念に調べないといけないので、現時点では「事実はどっち」ということは言いません。ですので、但し書きとし、「という批判も多い。」という文章にしたわけです。
  • まとめると、事実として認められるのは
    • 川上が『ドジャースの野球』に感銘を受け、それを巨人の野球の参考にした。
    • 王・長島といった長距離打者がいた。
    • V9時期を通じて、投手陣がリーグで特に優れていたとは言えない。
    • 「V9巨人の野球は、スモールボールとは言えない」という批判はそれなりに多くある。
  • というところです。現在のところ、「V9時代の読売ジャイアンツの野球は、スモールボールであった」というのは事実として認められないと思います。

--日陰猫Joga 2006年7月31日 (月) 08:18 (UTC)[返信]


まぁ、要は犠打の数や盗塁の数で判断すればいいんじゃないんでしょうか。「これらの作戦はアウトを献上して相手を利するから良く無い」という考えと対立するのがスモールボールなんですから。ちなみにV9時代のジャイアンツは常にチーム盗塁数がリーグ1位or2位です。

それと、マシンガン打線は好例でしょうかねぇ?(何かまるでバント即スモールボールではないということだけを言いたいがために出してきた例のような気もしますけど。)確かに石井琢朗は良く走ってはいましたが、99年、2000年のチーム自体の盗塁数は3位・4位ですし、権藤博監督はバントさせない主義でしたから。1991年の広島東洋カープは完璧な例だと思いますよ。チーム防御率1位・チーム打率4位・チーム本塁打数5位・チーム盗塁数2位で優勝。犠打も多いはず。また、2004年以降の中日も好例でしょうね。

年度別成績参照) 58.188.66.212 2006年9月6日 (水) 12:46 (UTC)[返信]

マシンガン打線当時の横浜は乱打戦ってイメージが多いような気がしますが。当該項目にもそのような記述があります。--彩華1226 2006年11月4日 (土) 01:15 (UTC)[返信]