ノート:ガムラン

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ガムランは楽器か音楽か[編集]

「ガムラン」とは楽器のことなのでしょうか? 英語版wikiを見ても、手元の辞書を見ても、音楽のことだ、と書いてありますし、実際にガムランをやっている人たちに聞いてもそうだと思いますよ。

楽器の事です。TS 05:13 2004年4月18日 (UTC)

ちなみに、皆川厚一[1]著『ガムラン武者修行 音の宝島バリ暮らし』パルコ出版、1994年4月6日(初版本)、ISBN 489194367X、に、バリ人に質問した結果、語源は「楽器を叩く」というのが一般的で、「音楽と楽器編成の両方を指す」(p.15の脚注)という記述がありました。ただしこれは10年前の出版と古いので違っているかもしれませんが。
- Opponent 10:07 2004年4月18日 (UTC)

楽器も音楽も両方だと思います。日本の雅楽でもそうでしょう? でも、地域や場所によって音階や使用する楽器も異なるので、もし、共通点が楽器というのであれば、そう言えないこともないでしょうが。。 私はジョグジャカルタの宮殿での一曲の演奏しか聞いていないのですが、その時の音階は7音、(オクターブを6等分)の音階で半音が全くないので衝撃を受けました。 ただし、以前、中国の武漢の博物館で現地の楽器と演奏が公開されていて石でできた石琴(木琴のような楽器だけれど石でできていて紐でつるしてある楽器)を叩いてみたところ(誰でも自由に触れるのです。!!)この音階が正にすべて全音でオクターブを6分割したもので、びっくりしました。木琴のように普通に叩くと、ドレミファ#ソ#ラ#ド となって、この音階はどこから始めても同じです。7つ目には必ずオクターブ上の音になります。  私は小学校の時に突然、ミファとシドだけが半音であることに気付いて、どうしても納得行かなかったことがあります。その点、この石琴やガムランのドラは合理的で、並んだ様子も綺麗です。木琴では長さがきれいにそろっていませんが、石琴やドラは非常にきれいに対数曲線で並びます。  これを見たとき、こちらが本当の音階かもしれないと思いました。 さて、ガムランのドラも叩く場所によって半音を出せるそうです。石琴は非常によくできていて、向かって左側の側面を叩くと半音下の音が出て、右側の側面を叩くと半音上の音が出ます。(中国人はすごいと思いました。) それで普通の音階は、どれでも好きな所から始められますが、ドレミと普通に叩いて次からは左を叩いてファソラシと行って、最後のドは今叩いた板の正面を叩くと普通のドレミが出来ます。 これでわかったのは8音の通常のスケールは等間隔の全音で並んだ音の四番目を半音ずらしてオクターブの下に半音のシを加えたものであるとも考えられるということです。でも、なぜ、わざわざずらしたのでしょう。 これは、和音の関係からです。 弦楽器では弦の長さの半分でオクターブですが、3分の一のところでハーモニクスをとると、(3倍音)1オクターブ上のソの音が出ます。上記の石琴では、ソ#の板(どれか一つをドの板と決めた場合それから5枚目の板)の半音下です。 楽器的には合理的な物が、和音を考えると半音ずらした方が美しいのです。ドとソ#は不協和音です。  結局、合理的な6等分音階は倍音を考えるとどうしても半音ずらす必要がある。おそらく、このようなことから楽器の見た目や合理性を犠牲にしても途中で半音ずらした現在の普通の音階になったのだろうと思います。 さて、私の聞いた範囲ではガムランも同じで全音はほぼオクターブの6分割でいわゆる西洋音階や日本の音階とほぼ同じだと思います。記述で5分割とありますが、これは間違いではないですが、(等分ではないので)全音の幅が大きく異なるような印象を受けますが、これは違うと思います。というのは、ガムランのドラでも普通の曲の演奏ができるからです。少なくとも調律の悪いピアノ程度の演奏はできます。  半音を全く入れない、演奏は基音もなく、無限な感じがあります。例に出ていた5音の独特の音階はバリなどのガムランでよく聞くもので、一つの旋法だと思います。  ただ、楽器的に見ればこれがどのドラからもたたき方のみで変幻自在にできるので、いわゆる音階からの解放を感じるのです。 12音階はこのような音楽を聴いて提唱されたということですが、12音階は半音で平等な音階、ガムランは少なくとも楽器から見れば全音で平等な音階、中国の石琴も同様で、ひょっとするとこれが音楽の始まりの音だったのではないかと愚考します。その影響で5音の旋法が世界中にあって、独特の雰囲気を出している。なぜ全音の幅が世界中でほぼ同じなのか(実際は違うのかもしれませんが、同じだと仮定して)これは先ほどのオクターブと倍音、和声から多分理屈がつけられそうですが、ここでは、まだ分かりません。

 上記、訂正します。 まず、倍音を基にした音階は音の周波数の等差数列になります。もとになる音の周波数をAとすると、ドは8/8A、レは9/8A、ミは10/8A、ファは11/8A、ソは12/8A、ラは13/8、シは2つあって14/8、15/8、上のドは16/8 です。 これらは倍音を基にしているのでそれなりにハーモニーをつくるはずです。レは9倍音から、ミは5倍音、ファは11倍、ソは3倍音、ラは13倍音低いシは7倍音(属七和音のシ)、高いシは15倍音から2の累乗で割ってオクターブずつ下げたものです。もしオクターブが2倍なので我々が感じる音程が2を低とする対数であるとすると、これらの周波数の対数値の大きさはすべて異なります。しかし、おそらくこれは我々の感じるのが少なくとも2を低とする対数とは違うためだと思います。対数値ではミとファの差は上のソ、ラの差より大きくなります。ただ、この対数値はオクターブ上がっても同じ値を繰り返すので感覚との関連は不明でも何かありそうですが。。 昔の宮田ハーモニカにはシが2つありました。 この計算で長年の疑問が解けたのですが、チェロで3倍音のハーモニクスですべて合わせた場合とセイコーのチューナーで合わせた場合にAの音だけが合わなかったのですが、3倍音で合わせるとラが27/16になりますが、ドを基底とした倍音からだと、13/8、26/16なので倍音調弦よりも低くなるのです。通常は和音で合わせているのは調性がさまざまに変化するのでそのためだと思いますが、昔は調性に合わせて調弦したというのもわかる気がします。このように、まだ全音や半音と感覚の関係が良くわからないので何とも言えませんが、石琴やガムランのドラの音の設定は太古の平均律なのかも知れないと思います。 よくわからないのに感覚で書いて申し訳ありませんが、勿論、多分ギリシャ時代から上の倍音による音階は研究されていると思います。文献を探せばいくらでも出てきそうです。  下のスレッドにありますが、調律の起源というのは面白そうですね。 

 

記事統合[編集]

スレンドロペロッグはガムランの調律の一種との事なので、分量や参照性を踏まえてガムランへ統合したほうがよいかと思います。--BitBucket 2006年1月31日 (火) 05:06 (UTC)[返信]

音階まで記事の中に統合しよう、とおっしゃいますか。その前に英語版ガムランのカテゴリをご覧になっていただけますか→en:Category:Gamelan。これだけでもかなりの項目がありますし、カテゴリに入っていないものもありそうです。現状で記事が少ないのは執筆者にガムラン経験者がいない、あるいは少ないからだと思いますが、日本はガムラン楽器・音楽の受容最先進国であることを考えると、これからどんどん分量が増える可能性がございます。巨大になってから分割するという手もありますけれども、ガムラン関係を全部統合するというのは無謀かも知れません。
- Opponent 2006年1月31日 (火) 06:14 (UTC)[返信]

現在各国語版で見解が異なるので、このままのほうが良いと思います。ペロッグは温帯アジアを握る鍵のような存在でもあります。この調律の起源からを執筆できるようになればよいと思います。--Noda,Kentaro 2006年2月1日 (水) 04:39 (UTC)[返信]

たしかにBitBucketさんのおっしゃることもわかるのですが、卑近な例でいうと、十二平均律ピアノの調律の一種だからピアノに統合しよう、というのとおなじようなものだと思います。-- [Café] [Album] 2006年2月1日 (水) 14:32 (UTC)[返信]

  • (取り下げ)素人が余計な口出しをしてしまったようで申し訳ありません。が、現状ではスレンドロにしろペロッグにしろ分量が少なく、十二平均律と比べるとさっぱりわかりません。--BitBucket 2006年2月2日 (木) 00:52 (UTC)[返信]
  • (コメント)スレンドロペロッグもこれから独立の記事として充実していくと良いですね。期待したいと思います。それと、本文を数か所、修正させていただきました。ご確認いただければ幸いです。あともう1つ、今回は手をつけなかったのですが、節の名前で「中部ジャワのガムラン(単にジャワ・ガムランと呼ばれるもの)」(スンダ、チルボンも同じく)は少々長すぎるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。Eine kleine 2006年2月2日 (木) 02:08 (UTC)[返信]

日本語のガムラン関連主要リンク[編集]

現在は、リンク切れでなくなったページを除き、本文に組み入れられています。184.171.244.120 2021年2月26日 (金) 01:35 (UTC)[返信]