ノート:カルカノM1938

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ケネディ暗殺で使われたのは別の銃?[編集]

「カルカノM1938のその後」の項で、ケネディ暗殺に使われた、という記述がありますが、これは正しいのでしょうか?

ウィキペディア英語版の「John F. Kennedy assassination rifle」の項の説明には、「6.5 mm caliber Carcano rifle (also improperly called Mannlicher-Carcano)」とあります。

また「兵頭二十八の放送形式」 http://sorceress.raindrop.jp/blog/ にも、以下のような記述があります。

(引用開始)

2009年01月23日 09:15

 1995年に刊行し、現在は「武道通信」からPDF版が有料でダウンロードできる『日本の陸軍歩兵兵器』の中に、久々に、また新たなる間違いを発見しましたので、ここに謹んで訂正を告知いたします。  55ページに、カルカノM1891ライフルについて、〈ケネディ暗殺モデルは7.35ミリのM1938である〉と注記したのは誤りでした。

 ウィリアム・マンチェスター著、宮川毅tr.『ある大統領の死』上巻(S42)によりますと、リー・オズワルドがシカゴの運道具店から通販で買ったライフルは、ボルトアクション、クリップフェッド(装弾板給弾方式)の6.5ミリ口径のマンリッヒャー・カルカノ・ライフル銃で、4倍の照準望遠鏡を取り付けていました(p.158)。

(引用終わり)

私は銃器に詳しくないのですが、同じカルカノのライフルでも、ケネディ暗殺に使用されたのは7.35ミリのM1938ではなく、「Mannlicher-Carcano」だった、というふうに読めるのですが……

どなたか銃器に詳しいかたによる御教示をお願い致します。

--ウィキ太郎 2009年3月11日 (水) 17:07 (UTC)ウィキ太郎[返信]


カルカノM1938の長所・短所には 「銃本体の重量が2.95kgと各国比べて軽量」 と書いてあるのですが、カルカノM1938・データには 「重量 3.40kg 」 と書いてあります。どちらが正しいのでしょうか? ご存知な方、加筆お願いいたします。


Mannlicher-Carcano(マンリッヒャー-カルカノ)とは、カルカノ小銃の一般的な別名です。マンリッヒャーとは人名で、垂直弾倉の発明者です。カルカノ小銃はマンリッヒャー式(マンリカ式とも言う)弾倉なのでこうとも呼ばれるのです。

ケネディ暗殺に使われた小銃のひとつがカルカノ小銃なのは間違いありません。ただし実際の狙撃に使われた物かは知りません。タイプはカルカノM1938です。M1938は7.35 mm×51弾なのですが、この前のバージョンであるカルカノM1891が6.5 mm×52弾を使用していまして、第二次世界大戦前にイタリアはM1891からM1938に主力小銃を更新開始をしたのですが、大戦が始まっても更新が終わらず、弾薬補給が混乱し、それを改善するために、M1938の使用弾薬を6.5 mmに変更した(つまり元に戻した)物が生産されました。

重さに関しては、カルカノM1938は1m程度と、各国の主力小銃の中でもきわめて短いので、3kgぐらいなのは不思議ではありません。重さの違いは弾倉に実包が入っているかいないかの表記法の違いだと思われます。--2402:6B00:4B3E:C500:9C94:1087:BF0E:ADA8 2020年10月22日 (木) 11:13 (UTC)[返信]