ノート:エンドミル

エンドミルの特性は母材、形状、薄膜コートによって決まります。 母材は超硬が主に使われます、その外ハイスも使われます。 形状には単にエンドミルと言われるもののほかに、ラジアルエンドミル、ボールエンドミル、ラッフィングエンドミルがあります。 形状にはねじれ角度もあります。 先端が重要でピンカドと証するものやコーナーRを指定したものがあります。 母材や形状のほかに寿命や切れ味をよくするために母材の上に薄膜をコートします。 当初はTiN（第1世代）TiAlN(第2世代）が主でしたが最近では複合薄膜（第3世代）が使われるようになりました。それ以外にもダイヤモンドの微粒子を使用した「ダイヤモンドコート」などもあります。 これによって工具寿命や切れ味が大きく改善されました。