ドラゴンラージャ
ドラゴンラージャ | |
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ジャンル | ファンタジー小説 |
小説:ドラゴンラージャ | |
著者 | イ・ヨンド |
イラスト | 金田榮路 |
出版社 | 岩崎書店 |
刊行期間 | 2005年11月17日 - 2007年3月12日 |
巻数 | 全12巻 |
話数 | 全15章・全324話 |
ゲーム:ドラゴンラージャ | |
ゲームジャンル | オンラインゲーム |
ラジオドラマ:ドラゴンラージャ | |
放送局 | 韓国放送公社 |
テンプレート - ノート |
『ドラゴンラージャ』(드래곤 라자、DRAGON RAJA、龍族)は、イ・ヨンド(이영도、Lee Young-Do、李榮道)の小説。翻訳は洪和美。イラストは金田榮路。
1997年に韓国のパソコン通信、ハイテル(하이텔)に連載が始まり、2005年に岩崎書店から単行本が発売された。そのほか台湾、中国でも出版されており、国内外累計売上二百万部を記録している。 オンラインゲームやラジオドラマ(韓国のみ)、モバイルゲームも存在する。韓国ではこの小説の影響でファンタジーブームが起こった。
ストーリー[編集]
始まりは、バイサス王国の西の端、ヘルタント領地。
ヘルタント領地のロウソク職人候補、フチ・ネドバルは17歳のキレ者。ある日、近くの灰色山脈に住むブラックドラゴン、アムルタットの第9次征伐軍の援助として、首都からホワイトドラゴン、カッセルプライムと、そのラージャ、デートリヒ・ハルシュタイルがやってきた。そして、フチの父も参加する第9次アムルタット征伐軍は灰色山脈へと向かったのだった。
数日後、征伐軍の敗残兵がボロボロで帰ってきた。アムルタットからの伝言を預かってきたという。その内容は…多額の身代金の要求だった。
カッセルプライムの敗北を国王に報告し、身代金を工面するため、フチは戦士のサンソン、読書家のカールと共に、首都バイサスインペルを目指し旅をすることになる。
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登場人物[編集]
用語[編集]
世界[編集]
ドラゴンラージャは大きな大陸の一角で描かれる物語で、我々の世界とは全く違う世界観の中で展開される。大陸があるのは地球の様な天体(地平線が円いのと地下にマグマがある事から)だと思われる。また、大陸の西部は開拓されていない。
また同じ世界観を舞台にした同作者のフューチャーウォーカーというファンタジー小説がある。
国家と都市[編集]
本に描かれている大陸図では、中央にバイサス王国、バイサスから見て南にジャイファン王国、南東にイルス公国、北にヘゲモニアが描かれている。
バイサス王国[編集]
かつてドラゴンロードが支配していた地に、ルトエリノ・バイサス率いる軍がドラゴンロード討伐の「栄光の七週間戦争」によって、ドラゴンロードを追放することに成功、ルトエリノが建国した。多くの山脈に囲まれた巨大な盆地のような地形をしている。スパイがもぐりこむなど、ジャイファンとは抗争状態が続いている。最高位は国王。象徴は赤い鷲。バイサス暦は「栄光の七週間戦争」を元年とし、4月2日から新年が始まる。人口約35万人。
- ヘルタント
- 物語の出発点であり終着点。ヘルタント子爵の治める領地。北西に灰色山脈があり、そこに住むブラックドラゴン、アムルタットの影響で、頻繁にモンスターの襲撃がある。
- 1年間の内の数日間、領主に奉仕する「負役の義務」がある。
- 領主に対する領民の信頼も厚く、作中でもしばしば他の領地や都市、その元首と比較されるシーンが見受けられる。
- バイサスインペル
- バイサスの王都。城郭都市。エデルブロイの総本山、グランドストームや王城のインペリアがある。
- レナス
- ヒュダイン峠の関門都市。闘技場がある。
- カーライル(後のネドバル)
- トウモロコシ酒の有名な産地。グランエルベールの神殿がある。最初にセイクロライゼーションの被害にあった場所である。
- イラムス
- バイサスインペルの西部関門都市。
- カーンアディウム
- 荒野にある貿易都市。
- ポートイルンダ
- 南方にある要塞都市。
- イパシル
- サウスグレードにある都市。双頭のカラス、チェロイがいる。市民がチェロイに直に供物を捧げる事もある。
- ケンタン
- マレス・チュバレクが市長(770年)。
ジャイファン[編集]
砂漠の国。森がない。よって、エルフも存在しない(イルリル談)。
東端に「アビスの迷宮」がある。男女に関する慣習が厳しい(例えば「妻以外の女性と口を利かない」等)。
イルス公国[編集]
ルトエリノの臣下だったイルス公の建国した国。海に面した土地が多いため、民は漁業で生計を立てる。最高位は大公。
- バランタン
- イルスの首都。
- セドレス
- ナウルーチェン
- デルハーパ
- 特産品は鯨脳油製のロウソク。
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ヘゲモニア[編集]
南東端に「永遠の森」、その南南東に「大迷宮」がある。刺青呪文術を使い白い仮面をかぶる巫女の村が国内にある。
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地形[編集]
山地[編集]
- 褐色山脈
- 別名「ミッドグレードの背骨」。
- 広大で様々な地形と樹木を抱えていて、山や森を好む様々なモンスターが出現する。主にクラドメッサ(現在は死亡)、ストーンジャイアント、オーガ、トロール。稀にワイバーン、キメラ、マンティコア。植物型、昆虫型、スタージ、スライム系列、ユニコーン、妖精種族等も出現する。ドワーフの通行路がある。
- ニールドルカ峰
- 褐色山脈の主峰。
- メッドライン峠
- ニールドルカの稜線にある。
- ヘーゼル丘
- レナスの近くにある。グランエルベール神殿がある。
- レブネイン湖
- 山上湖。フェアリークイーンの領地。畔にはモンスターが出現しない。西側には白樺の森があり、南側に滝がある。湖底にはタレニアンの城がある。
- 通るにはタレニアンに許可を貰わなければいけない。許可した場合は湖の中から緑色の光線が出る(拒否の場合は赤色)。
- 約300年前は今の10分の1の大きさだったが、タレニアンが南側にいくつか山を作り、水を堰きとめたので大きくなった。
- 灰色山脈
- アムルタットの住処。
- サバイン渓谷
- ミントが自生している。
- 果てしない渓谷
- 第9次アムルタット征伐軍が陣を張った。
- ヒュダイン峠
- 赤の山脈
-
- ブラッドホーン
- 赤の山脈の分水嶺。
- 青の山脈
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河川[編集]
- ヒュダイン河
- 渓谷の急流。
- 12人の橋がある。
- インペル河
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海洋[編集]
- ジャイファン海
- オセニウス海
-
- ルーペルマン海岸
- イルス公国にある海岸。塩田や漁場、港には適さない。オセニウス海流が最も接近する所。
- オセニウス海流
- 世界で最も大きなオセニウス海全体を流れる海流。速度は6~7ノット。
- ロックロス海岸
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森林[編集]
- 永遠の森
- 自分を疑うと自己分裂現象が起こる森。入った者は存在が消えると言う噂がある。奥にドラゴンロードが眠る大迷宮がある。
- 領主の森
- ヘルタント領地内の森。
平原[編集]
- セミナス平原
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地域[編集]
- ノースグレード
- サウスグレート
- ウエストグレード
- イーストグレード
- ミッドグレード
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街道[編集]
- 北部街道
- 中部街道
- 付近では盛んにモンスター退治が行われてきたが、今も未確認のモンスターが出現する。
- 南部街道
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月[編集]
2ヶ月に1度、2つの満月が同時に浮かぶ。
- セレナ
- 1番目の月。
- ルミナス
- 2番目の月。
- ツインムーンの祝祭日
- 2つの満月が同時に浮かぶ日。セリュデルヘンがバイサスインペルをバイサスの首都と決めた日。
- 伝説によればセリュデルヘンがルトエリノの命令で、首都に相応しい土地を探す旅をしていた。そして、2つの満月が同時に浮かんだ日、アシャスに出会い、アシャスの命により、バイサスインペルを首都にした。その日を記念した祝祭日。
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神々[編集]
大陸には沢山の神々の信仰が根付いている。
その内のユピネルとヘルカネスは神というよりは、万物の法則を表した物で、両者を直接信奉する宗教はないが、全ての宗教は両者の下位神(理解し易い様に作られた概念)に従っている。
調和(コスモス)と混沌(カオス)という両極の存在である両者はよく秤にたとえられ、「ユピネルとヘルカネスの秤はどこまでも長い」とされる。
また、両者は共存する為に時間を作り、それにより万物が流転し始めた。
この様な事は、聖職者にとって死ぬまで議論が続くような事らしい。
ユピネル[編集]
- ユピネル
- 「調和のユピネル」。
- この世の全てに長所と短所を与えた。
- グランエルベール
- 「エルフと純潔のグランエルベール」。ユピネルの下位神。
- アシャス
- 「鷲と栄光のアシャス」。ユピネルの下位神。バイサス王家の守護神。
- 主な信者:デミレノス・バイサス、キルシオン・バイサス
- オーレム
- 「バラと正義のオーレム」。ユピネルの下位神。イルス王家が仕えている。
- 主な信者:カミエン・ナウルーチェン、イルス大公
- シムニアン
- 「大地と回想のシムニアン」。ユピネルの下位神。
- ニルリム
- 「鉄鎖と自由のニルリム」。ユピネルの下位神。ジャイファン王家の守護神。
- イルセイン
- 「山と隠匿のイルセイン」。ユピネルの下位神。最後まで地上に残った神であったが、デスナイトの襲来によって地上を離れた。『フューチャーウォーカー』にのみ登場。
- イサ
- 「オーロラと忘却のイサ」。ユピネルの下位神。『フューチャーウォーカー』にのみ登場。
- コリ
- 「猫と夢のコリ」。ユピネルの下位神。教団は滅亡しており、現在はほとんど信仰されていない。『フューチャーウォーカー』にのみ登場。
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ヘルカネス[編集]
- ヘルカネス
- 「混沌のヘルカネス」。
- エデルブロイ
- 「嵐とコスモスのエデルブロイ」。ヘルカネスの下位神。
- 宗教規則でビールの製造が禁止されている。
- 主な信者:エデリン、ネクソン・ヒュリチェル、ボシュワル
- ファレンチャー
- 「オークと復讐のファレンチャー」。ヘルカネスの下位神。
- レッティ
- 「剣と破壊のレッティ」。ヘルカネスの下位神。
- カリス・ヌーメン
- 「ドワーフと火のカリス・ヌーメン」。ヘルカネスの下位神。
- テペリ
- 「ホビットとわかれ道のテペリ」。ヘルカネスの下位神。
- 主な信者:ジェレイント・ティンバー、サマンダ・クレーティン、リンガースト
- ゲデン
- 「カラスと疾病のゲデン」。ヘルカネスの下位神。
- 疾病の第一原因者。墓だけを守る墓守。チェロイが化身。
- ゲデンの力を借りた兵器が開発された。
- サウスグレードでは随分名声がある。
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挨拶[編集]
ドラゴンラージャの世界では、信仰する神によって挨拶の受け答えが決まっている。例えば、告げる側がエデルブロイの信者であれば「風にゆれるコスモスを」と言い、言われた側は「嵐を眠らせる花びらの栄光を」と応える。 特に信じる神がいないものは相手にあわせる。
- エデルブロイ
- 「風にゆれるコスモスを」
- 「嵐を眠らせる花びらの栄光を」
- グランエルベール
- 「耳元に日差しを浴びながら、夕陽までしあわせな旅を」
- 「笑いながら旅立ったように、ほほえんで帰り、ついにえられる安らぎ(しあわせ)を」
- アシャス
- 「栄光の青空にかがやくひとすじの光となって」
- 「翼にふりそそぐ陽光のごとき正義よ」
- オーレム
- 「正義の届くどこまでも咲くバラの花を」
- 「情熱の花びらの如く燃える心を」
- カリス・ヌーメン
- 「カリス・ヌーメンのご加護を」
- 「鉄床と金づちが放つ火花の精髄をささげん」
- テペリ
- 「必要なときにもたらされる小さな幸運を」
- 「心ひかれる道はまっすぐな道」
- レッティ
- 「刃に宿るもっとも巨大な名の栄光に寄り添い」
- 「創造が届かぬ美を称えん」
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種族[編集]
- 人間
- ユピネルとヘルカネスの両者からの関心を受けていると言われている。他者を自らに合わせる存在。
- 主な個体:フチ・ネドバル、ルトエリノ・バイサス、ハンドレイク・ヒュリチェル
- エルフ
- ユピネルの幼子。完全なる調和の種族。森の種族なので、森がないジャイファンには居ない。背が高く、耳が尖っていて、整った顔立ちをしており、髪は細く本数が多い。自らを他者に合わせる存在。
- 主な個体:イルリル・セレニアル
- オーク
- 執念深い種族。頭はブタに似ている。愚劣。夜行性。オスは野外で行動し、メスは洞窟にこもっている。捕虜は見捨てる。
- 工芸技術を持たないため人間の職人を捕らえて使う。チュイチュイ鳴く。自らと他者を憎悪と抗争でつなぐ存在。
- 主な個体:アグシュ
- ウルク
- オークの一種。普通のオークと比べ、日射しに強く、体躯が大きく、知能と勇敢さで優れる。
- ドワーフ
- 小人。鉱石の採掘を本業とし、その建築技術は天下一品と言われている。宝石への執着心が強い。地下で動くものについては非常に敏感。他者に関係無く自らを貫く存在。
- 主な個体:エクセルハンド・アインデルフ、バイルハープ・クルゲン
- フェアリー
- 小人。とても背の低い種族。背中に翼がある。フェアリークイーンという女王を持つ。次元を行き来できる。現クイーンはタレニアン。
- 主な個体:タレニアン
- ホビット
- 小人。足の裏に毛がフサフサ生えている。楽天的。
- 主な個体:デューカン・バターフィンガー
- ドラゴン
- 強大な力と無限の知識と長寿を持つ種族。魔法の生みの親。宝石への執着心が強い。死ぬまで成長し、年齢と大きさが比例する。自らの神を持たない。孤高の存在。
- 睡眠期の間に血液が下に溜まるのを防ぐ為に血管に一時的に弁膜が形成される。目覚める時には独特のウェイクサウンドを発生させる。
- ウェイク期間は年齢に比例し、壮年期のドラゴンは、3回のウェイクがあり、3ヶ月かかる。
- 自分の子供を攻撃した者には善のドラゴンでさえ容赦なく攻撃する。
- レッドドラゴン
- 凶暴。残虐。強欲。ファイヤーブレスを噴出する。
- ブルードラゴン
- 砂漠などの乾燥地域に生息する。雷のブレスを噴出する。
- 主な個体:ジゴレイド
- ホワイトドラゴン
- 凶暴。愚鈍。強欲。極地に生息する。アイスブレスを噴出する。
- 主な個体:カッセルプライム
- ブラックドラゴン
- 凶暴。邪悪。エイシッド(酸性)ブレスを噴出する。
- 主な個体:アムルタット
- ゴールドドラゴン
- 強欲。善良。最強のドラゴン。
- 主な個体:ドラゴンロード、アイルペサス
- クリムゾンドラゴン
- 鮮やかな赤色に黒色の縞模様がある。善と悪の均衡を保つ中庸の存在。ドラゴンの中で最も高く飛行可能で高所から突き落ろす様な攻撃を好む。ファイヤーブレスを噴出する。
- 主な個体:クラドメッサ
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単位[編集]
- セル
- 通貨の単位。硬貨は100セル金貨、10セル銀貨、1セル銅貨。
- パーセル
- 通貨の単位。セルの100分の1。
- キュビット
- 距離の単位。
- ペンキュビット
- 距離の単位。キュビットの10000倍。
- パウンド
- 質量の単位。
- パイント
- 体積の単位。
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物語の経過[編集]
バイサス暦で記し、1年の日数をグレゴリオ暦と同じと考える。
~314年[編集]
- 1年 - 栄光の七週間戦争。
- 115年 - タイバーン、「十二人の橋」を建造。
- 195年 - イルリルが生まれる。
- 225年 - イルリル、タレニアンと会う。
- 246年 - ハンドレイク、「魔法入門」を出版。
- 275年 - この頃、アムルタットが目覚める。
- 294年 - クラドメッサ発狂。
- 298年 - フチとジェミニが生まれる。
- 299年 - メリーアンが生まれる。
- 300年 - ハルシュタイル家のドラゴンラージャの血統が断絶。
- 309年 - キルシオン、インペリアを出る。キルシオンの廃位が決定。
- 313年 - この頃エデリン、首都出発。
- 年月日不明 - エリネドによる北方征伐。
315年[編集]
9月[編集]
- カッセルプライムら、ヘルタントに到着。
- タイバーン、ヘルタント到着。
- 第9次アムルタット征伐軍出陣。フチ、タイバーンの助手になる。
- カッセルプライム、アムルタットと戦い、死亡する。
- ヘルタント子爵ら、ゴブリンの捕虜になる。
- 25日 - ソロイ帰還。サンソンら帰還。
- 26日 - ヘルタント使節団結成。
- 27日 - ヘルタント使節団、ヘルタント出発。
10月[編集]
11月[編集]
12月[編集]
- フチ、ヘルタントに戻り、宝石をアムルタットに渡し、人質を解放する。
316年~[編集]
- 770年 - トロメニ、「上品で気高いケンタン市長マレス・チュバレクの助力で出版された、信頼されるバイサス市民でありケンタン史料官として奉仕した賢明なトロメニ・アップシリンガーがバイサス国民に告げる神秘的でありながらも価値のある話」 を出版。
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作品リスト[編集]
タイトル、ISBN、発売日、表紙、帯、ページ数、内容の順に記す。
- 「
宿怨 」 ISBN 4-265-05051-4- 2005年11月17日、フチ・ネドバル、「恐怖のブラックドラゴンに捕らわれた愛する人を救い出せ!」
- 384ページ、第1章・1~第2章・3
- 「
陰謀 」 ISBN 4-265-05052-2- 2005年11月17日、イルリル・セレニアル、「はたしてフチたちの運命は…」
- 368ページ、第2章・4~第3章・5
- 「
疑念 」 ISBN 4-265-05053-0- 2006年1月18日、サンソン・パーシバル、「無数の死者、ゾンビ、残された子供たち」
- 368ページ、第3章・6~第4章・8
- 「
要請 」 ISBN 4-265-05054-9- 2006年3月13日、ネリア、「もうすぐ目覚める狂気のドラゴン。」
- 368ページ、第5章・1~第6章・2
- 「
野望 」 ISBN 4-265-05055-7- 2006年5月12日、アフナイデル、「血の雨がふる首都の大通り。」
- 360ページ、第6章・3~第7章・5
- 「
神力 」 ISBN 4-265-05056-5- 2006年7月12日、ウンチャイ、「毒雲を呼ぶ悪魔のバンパイア。」
- 376ページ、第7章・6~第8章・9
- 「
追跡 」 ISBN 4-265-05057-3- 2006年7月12日、ジェレイント・ティンバー、「最高のドラゴン、ドラゴンロード登場!」
- 416ページ、第9章・1~第10章・1
- 「
報復 」 ISBN 4-265-05058-1- 2006年9月13日、キルシオン・バイサス、「復讐に燃えるブルードラゴン憤怒のブレス!」
- 416ページ、第10章・2~第11章・4
- 「
予言 」 ISBN 4-265-05059-X- 2006年9月13日、カール・ヘルタント、「さよならジェミニ!」
- 400ページ、第11章・5~第12章・7
- 「
友情 」 ISBN 4-265-05060-3- 2006年11月13日、エクセルハンド・アインデルフ、「ここが運命の地褐色山脈だ!」
- 424ページ、第13章・1~第14章・1
- 「
真実 」 ISBN 978-4-265-05061-1- 2007年1月2日、レニ・ハルシュタイル、「うるさい!だまれ人間!」
- 424ページ、第14章・2~12
- 「
飛翔 」 ISBN 978-4-265-05062-8- 2007年3月12日、ハンドレイク・ヒュリチェル、「ついに完結」
- 376ページ、第15章・1~9
- 全12巻セット ISBN 4-265-10406-1
- 1巻の初版限定特典
- ホワイトドラゴンのシルエット(一巻75ページの挿絵)のスクリーンカットが巻末についてきた。37mm×50mm。ポリエチレンテレフタラート製。
- bk1購入者特典
- 2007年4月15日(後に延びて2007年5月31日)までにbk1で12巻か全12巻セットを買うと未収録の壁紙画像(フチとドラゴン)と編集秘話「<私>は単数ではない」が付いてくる。配信時期は4月下旬(6月上旬)。
- 図書カード
- 4巻の帯に付いている応募券を手紙に貼って応募すると抽選で100名に当たった(2006年5月末日まで)。
- クリアファイル
- 12巻の帯に付いている応募券を手紙に貼って応募すると抽選で500名に当たった(2007年7月末日まで)。
章リスト[編集]
- 太陽にむかって走る馬
- やかんと頭の比較
- 五十人の子供らと大魔術師ペレール
- 牡牛と魔法剣
- 復讐の黒い手
- トップメイジ
- 港の少女
- 人間の武器
- 星は見つめる者に光をくれる
- 約束された休息
- 前を見るがうしろを考える
- 不吉な予言
- 大魔術師の挽歌
- 正解のない選択
- 夕陽にむかって飛ぶドラゴン
エピソードリスト[編集]
「太陽にむかって走る馬」
- ホワイトドラゴンとドラゴンラージャ
- 旅の老人
- 第九次アムルタット征伐軍
- モンスターの襲撃
- 魔術師の助手
- OPG
- 不吉な予感
- くだされた密名
- 旅立ち
「やかんと頭の比較」
- 復讐のオーク
- 十二人の橋
- 和解と協力
- 三度目の偶然
- 街の人間
- 権力と正義
- 人間の尊厳
- ユピネルの秤
- 賢者の裁き
「五十人の子供らと大魔術師ペレール」
- 呪われた土地
- 神の娘
- 冒険家たち
- 種族の不合理
- 邪悪な儀式
- 想像もできなかった敵
- 暗躍する集団
- 決死の脱出
「牡牛と魔法剣」
- イラムス橋での出会い
- 伝説の腕輪
- 酒場で働く少女
- 夜の天使
- 同じ人間
- おかしな旅人
- 妖精の湖
- 善良な心
「復讐の黒い手」
- 首都の灯火
- 命と意思
- 王城インペリア
- ハートブレイカー
- 伯爵の息子
- 光の塔
- 少年の名
- 馬車の男
- もうひとつの特徴
「トップメイジ」
- グランドストームの招き
- 褐色山脈のドラゴン
- 捜索の手がかり
- 盗賊ギルド
- 青い表紙の本
- 訪れた珍客
- 最高の魔法
「港の少女」
- ギルドマスターとの交渉
- 中央広場
- 反逆者
- 英雄たちの伝説
- 勲章授与式と舞踏会
- ハイプリーストの提案
- OPGを探せ
- あやつられる死体
- オレの王
「人間の武器」
- 地獄のレディ
- 殺気
- クラス10の魔法
- ナウルチェーン城の夜
- 新しい仲間
- 港の居酒屋
- テペリの確信
- 予期せぬ再開
- みじめな撤収
「星は見つめる者に光をくれる 」
- 復讐者
- 三百年前の盟約
- 森の呪い
- 自分への殺意
- 天涯の城
- 財宝と罠
- 迷路
- わかれ道の守護者
- 対話
- 人間への贈り物
「約束された休息」
- 奪還計画
- 対決
- 北部の牧童
- ユピネルの幼な子
- 王城での事件
- リッチ
- ドラゴンラージャの契約
「前を見るがうしろを考える」
- イーストグレードの都市
- 砂漠の少年
- 守城戦
- 荒野に現れた旅人
- 八つ星
- 夜襲
- カーンアディウムの守護者
「不吉な予言」
- 戦争の余波
- 占い
- ジゴレイドの空白
- 侯爵の娘
- うばわれた幸福
- 切り札
- 血の代償
「大魔術師の挽歌」
- 憎悪と許し
- うらぎり
- 残された星
- 変化
- 水上の出会い
- 妖精の国
- 追っ手
- 父への思い
- 脅迫と警告
- 反目の理由
「正解のない選択」
- ドワーフの村
- 明日への決意
- 大魔術師の伝言
- レアをめざして
- 剣と破壊の聖職者
- アシャスの使者
- 王子にささげる歌
- ドラゴンの目覚め
- 宿命と意思
- 空にきらめく星
- 破滅
- 非常な要求
「夕陽にむかって飛ぶドラゴン」
- 国王の騎士
- 祖国の英雄
- 新しい橋
- 西へ
- 三百年の挫折
- 果てしない渓谷
- 夕陽の監視者
- 雪原の別れ
- ロウソク職人候補の智恵
付録[編集]
- ドラゴンラージャの世界
- DRAGON RAJA CONTENS
- 登場人物
- これまでの物語
- 上品で気高いケンタン市長マレス・チュバレクの助力で出版された、信頼されるバイサス市民でありケンタン史料官として奉仕した賢明なトロメニ・アップシリンガーがバイサス国民に告げる神秘的でありながらも価値のある話
- 第3巻・527ページ
- 第2巻・334ページ
- 第4巻・126ページ
- 第2巻・882ページ
- 第6巻・211ページ
- 第5巻・172ページ
- 第3巻・527ページ
- 第3巻・527ページ
- 第4巻・7ページ
- 第12巻・11ページ
- 第12巻・15ページ
- 第1巻・10ページ
- 第34巻・330ページ
- 第3巻・527ページ
- 第34巻・12~134ページ
- 用語解説
- 武器
- 衣服/防護具
- モンスター/種族
- 魔法
- 軍事/戦闘
- そのほかの用語
- DRAGON RAJA TIMES (ドラゴンラージャタイムズ)
- フチとカールによるアフタートーク
- フチは女装の天才か
- 怪物料理に大苦戦?
- 人間種族の特徴を表した言葉
- 広まるか、フチの偉名
- 特徴なき男の魅力?
- <信頼>こそが友情か
- 史上最悪のごちそう
- これぞカールの称号
- 次巻の見どころ
- 全男性の危機!?地獄のレディ登場!
- 宝石の山を発見!しかし、その主は…
- カールの意外な弱点を発見!
- 戦士に剣、魔術師に杖、カールに…
- 宮廷画家が描くある高貴な存在とは
- 最大の難関に挑む最悪の三人!
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- 二人の勇気と美貌を受けつぐ二世とは…
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関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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- 岩崎書店 ドラゴンラージャ(閉鎖)
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