ドミニク・キャルバート=ルーウィン

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ドミニク・キャルバート=ルーウィン
エヴァートンFCでのキャルバート=ルーウィン(2017年)
名前
本名 Dominic Nathaniel Calvert-Lewin
愛称 DCL
ラテン文字 Dominic Calvert-Lewin
基本情報
国籍 イングランドの旗 イングランド
生年月日 (1997-03-16) 1997年3月16日(27歳)
出身地 シェフィールド
身長 187cm
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 エヴァートンFC
ポジション FW
背番号 9
利き足 右足
ユース
2005-2014 イングランドの旗 シェフィールド・U
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2016 イングランドの旗 シェフィールド・U 11 (0)
2014-2015 イングランドの旗 ステイリブリッジ (loan) 5 (6)
2015-2016 イングランドの旗 ノーサンプトン (loan) 20 (5)
2016- イングランドの旗 エヴァートン 181 (47)
代表歴2
2016-2017  イングランド U-20 14 (6)
2017-2019  イングランド U-21 17 (7)
2020- イングランドの旗 イングランド 11 (4)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年5月31日現在。
2. 2021年7月3日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ドミニク・ナサニエル・キャルバート=ルーウィンDominic Nathaniel Calvert-Lewin1997年3月16日 - )は、イングランドシェフィールド出身のサッカー選手エヴァートンFC所属。イングランド代表。ポジションはFW。名前はイギリス英語に近い発音のカルバート=ルーウィンと呼ばれることも多い。

経歴[編集]

クラブ[編集]

シェフィールド・ユナイテッドFC[編集]

8歳の時から地元クラブのシェフィールド・ユナイテッドFCのアカデミーに所属。育成年代ではボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーとしてプレーしていたが、17歳の時にセンターフォワードにコンバートされ、下部リーグへのレンタル移籍を経て、2015年4月に18歳でトップチームデビューを果たした[1][2]

エヴァートンFC[編集]

2016年8月、移籍金150万ポンドでエヴァートンFCに移籍[3]。2017年3月18日、プレミアリーグ第29節ハル・シティ戦で移籍後初ゴールを挙げた。

2019-20シーズン、背番号を29番から9番に変更。2019年12月にカルロ・アンチェロッティ監督が就任すると得点能力が開花し、リシャルリソンと並んでチームトップスコアラーとなるリーグ戦13ゴールを記録した[4]

2020-21シーズン、開幕戦となったトッテナム戦で決勝ゴールを挙げ、第2節のウエストブロム戦ではハットトリックを決めるなど、チーム史上初となる開幕戦から4試合連続ゴール(4戦合計6ゴール)を挙げる活躍で、イングランドフル代表に初招集された[5]プレミアリーグ月間最優秀選手を初受賞した9月以降も得点を重ね、最終的にリーグ戦16ゴールを記録した。

2021-22シーズン、大腿四頭筋の負傷や爪先の骨折などの影響によりリーグ戦の半分以上を欠場[6]。チームはシーズン終盤まで残留争いに巻き込まれたが、ホーム最終戦となった第33節延期分クリスタル・パレス戦の試合終了間際に劇的な逆転ゴールを挙げ、プレミアリーグ残留に貢献した[7]

代表[編集]

2017年に韓国で開催されたFIFA U-20ワールドカップでは決勝のベネズエラ戦でゴールを挙げ、優勝に大きく貢献した[8][9]

2020年10月8日、親善試合ウェールズ戦でフル代表初出場を果たすと、その試合で初ゴールも決めた[10]

個人成績[編集]

クラブ シーズン ディヴィジョン リーグ FAカップ リーグカップ 国際大会 その他 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
シェフィールド・U 2013–14 フットボールリーグ1 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0
ステイリブリッジ (loan) 2014–15 カンファレンス・ノース 5 6 - - - - 5 6
シェフィールド・U 2014–15 フットボールリーグ1 2 0 0 0 0 0 - 0 0 2 0
ノーサンプトン (loan) 2015-16 フットボールリーグ2 20 5 2 1 2 1 - 2 1 26 8
シェフィールド・U 2015-16 フットボールリーグ1 9 0 - - - - 9 0
2016-17 0 0 - 1 0 - 0 0 1 0
通算 36 11 2 1 3 1 - 2 1 43 14
エヴァートン 2016-17 プレミアリーグ 11 1 0 0 - - - 11 1
2017–18 32 4 1 0 2 3 9 1 - 44 8
2018-19 35 6 2 0 1 2 - - 38 8
2019-20 36 13 1 0 4 2 - - 41 15
2020-21 33 16 3 2 3 3 - - 39 21
2021-22 17 5 1 0 0 0 - - 18 5
通算 164 45 8 2 10 10 9 1 - 191 58
通算 200 56 10 3 13 11 9 1 2 1 234 72

タイトル[編集]

代表[編集]

U20イングランド代表

個人[編集]

イングランド代表[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]

  • 国際Aマッチ 11試合 4得点(2020年 - )


イングランド代表国際Aマッチ
出場得点
2020 5 2
2021 6 2
通算 11 4

ゴール[編集]

# 日時 場所 相手 スコア 結果 大会
1. 2020年10月10日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム  ウェールズ 1-0 3-0 親善試合
2. 2020年11月13日  アイルランド 3–0 3-0
3. 2021年3月26日  サンマリノ 2–0 5-0 2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
4. 4–0

脚注[編集]

  1. ^ Sheffield United: Dominic reaches new career milestone”. Sheffield Star (2015年4月28日). 2015年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月25日閲覧。
  2. ^ Dominic Calvert-Lewin: From non-league loan to England call-up”. BBC Sports. BBC (2020年10月7日). 2020年10月19日閲覧。
  3. ^ Everton sign Dominic Calvert-Lewin from Sheffield United”. Sky Sports. Sky (2016年9月1日). 2016年12月20日閲覧。
  4. ^ “カルレットの魔法”にかけられた点取り屋 22歳がプレミア後半戦を熱くする”. theWORLD (2020年1月7日). 2020年10月19日閲覧。
  5. ^ いま、エバートンが最強。圧巻のハメス・ロドリゲスと驚異的勢いをけん引する若きエース”. www.footballchannels (2020年10月4日). 2020年10月5日閲覧。
  6. ^ C・ルーウィン、大腿四頭筋負傷からの回復に遅れ…エヴァートンが声明文を発表”. サッカーキング (2021年10月21日). 2022年5月24日閲覧。
  7. ^ 劇的な逆転勝利で残留を決めたエヴァートン 決め手となったのは“90分で15回の空中戦”を制したストライカー”. theWORLD (2022年5月21日). 2022年5月24日閲覧。
  8. ^ Chris Bascombe (2017年6月11日). “Dominic Calvert-Lewin proud to become only the third England player to score in a World Cup Final”. The Telegraph. 2018年2月24日閲覧。
  9. ^ Story Of His Season: Dominic Calvert-Lewin”. Everton F.C. (2017年6月14日). 2017年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月15日閲覧。
  10. ^ イングランド代表デビュー&初ゴールのキャルバート=ルーウィンを指揮官が称賛!”. 超WORLDサッカー! (2020年10月9日). 2020年10月13日閲覧。

外部リンク[編集]