ドミニク・アントネリ

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ドミニク・アントネリ
NASA宇宙飛行士
国籍 アメリカ合衆国
現況 現役
生誕 (1967-08-23) 1967年8月23日(56歳)[1]
ミシガン州デトロイト
他の職業 テストパイロット
出身校 マサチューセッツ工科大学 (BS)
ワシントン大学 (MS)
階級 アメリカ海軍中佐
宇宙滞在期間 24日13時間58分
選抜試験 2000 NASA Group
ミッション STS-119, STS-132
記章 STS-119

ドミニク・アンソニー・"トニー"・アントネリDominic Anthony "Tony" Antonelli, 1967年8月23日 - )は、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士である。アントネリはミシガン州デトロイトで生まれたが、インディアナ州ノースカロライナ州にも住んでいた。既婚で2人の子供がいる[2]

教育[編集]

アントネリは、ファイエットビル (ノースカロライナ州)のダグラス・バード高校を卒業した[2]マサチューセッツ工科大学に進学し、航空学と宇宙航行学の学士号を取得した[2]。後にワシントン大学に通い、航空学と宇宙航行学の修士号を取得した。[2]

軍でのキャリア[編集]

STS-119で食事の準備をするアントネリ

アントネリは、海軍航空士及び着艦信号士官として空母ニミッツに配属され、サザン・ウォッチ作戦を支援してF/A-18を操縦した。

アントネリは、41種類の異なる飛行機で3200時間以上の飛行を行い、273回の着陸を経験した。アメリカ空軍テストパイロット学校は、優秀な成績で卒業した。

NASAでのキャリア[編集]

アントネリは、2000年7月にNASAによって宇宙飛行士の候補に選ばれ、様々な技術的な講習を受けた。彼は、2009年3月15日に打ち上げられたSTS-119では操縦手を務めた[3]。この飛行では国際宇宙ステーションに最後の太陽電池アレイとトラスの部品が運ばれた。2010年5月14日に打ち上げられたSTS-132でも操縦手に指名された。このミッションでは、国際宇宙ステーションにロシアのミニ・リサーチ・モジュール1が運ばれた。

出典[編集]

  1. ^ Astronaut Biography: Dominic Antonelli spacefacts.de. Retrieved July 12, 2011.
  2. ^ a b c d Astronaut Biography: Dominic A. Antonelli National Aeronautics and Space Administration. Retrieved July 12, 2011.
  3. ^ NASA (2007年). “NASA Assigns Crew for Final Solar Array Delivery to Station”. NASA. 2007年10月19日閲覧。

外部リンク[編集]