トゥー・ハーツ・ビート・アズ・ワン

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トゥー・ハーツ・ビート・アズ・ワン
U2シングル
初出アルバム『WAR(闘)
B面 Endless Deep
リリース
規格 7インチ・シングル
12インチ・シングル
ジャンル ロック
レーベル アイランド
作詞・作曲 U2
プロデュース スティーヴ・リリーホワイト
チャート最高順位
アイルランド2位
UK18位
US101位
オーストラリア36位
ニュージーランド16位
U2 シングル 年表
ニュー・イヤーズ・デイ
(1983年)
トゥー・ハーツ・ビート・アズ・ワン
(1983年)
ブラディ・サンデー
(1983年)
ミュージックビデオ
「Two Hearts Beat As One」 - YouTube
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トゥー・ハーツ・ビート・アズ・ワン」(Two Hearts Beat as One)はU2のサードアルバム『WAR(闘)』からの2ndシングルで、UK、US、オーストラリア、日本のみでリリースされた。またヨーロッパのみでリリースされた「Sunday Bloody Sunday」のシングルのB面にも収録されている。

解説[編集]

ハネムーン中にボノが作った。この時期のU2にしては珍しいストレートなラブソング。歌詞に「I can't stop the dance」という一節があり、リミックスも作られたことからダンスミュージックを意識しているようだが、ビル・グラハムも言っているように、その意味ではあまり上手くいっていない。[1]Songs Of Innocence」のデラックス・エディションに収録されている「The Crystal Ballroom」がこの曲の完成形のように聞こえる。

WarツアーとThe Unforgettable Fireツアーではセトリに入っていたが、1989年12月27日のPoint Depotにおけるダブリン公演以来、ライブでも演奏されていないので影が薄い曲であるが、疾走感のある佳曲である。

B面[編集]

Endless Deep[編集]

ボノとアダムの不在中、エッジとラリーで作った曲。U2の曲で唯一アダムのヴォーカルがフィーチャーされている。

「War」のデラックス・エディション収録。

PV[編集]

監督はメイアート・エイヴィス、ロケ地はパリのモンマルトル。「Boy」と「War」のジャケットの表紙を飾ったピーター・ローウェンが出演している。このPVは商業リリースされていない。

カバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ビル・グラハム著 川原真理子訳『スーパーロックガイド/U2全曲解説』シンコーミュージック、1995年11月。ISBN 4-401-61513-1