チッタゴン・サーキュラー鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

チッタゴン・サーキュラー鉄道(チッタゴンサーキュラーてつどう、ベンガル語: চট্টগ্রাম চক্ররেল: Chittagong Circular Railway)またはチッタゴン・メトロ・レール: Chittagong Metro Rail)は、バングラデシュチッタゴン市内を環状している近郊鉄道システムである。

概要[編集]

通勤者の苦痛を改善し、かつ市内の交通状況を向上させるための鉄道となっている。

当鉄道の建設は2013年2月に完成し、同年5月に利用可能となった。 当鉄道は、中華人民共和国より調達した高速なDEMU通勤列車によって運行されている[1][2][3][4]

車両[編集]

中国の唐山軌道客車製の電気式気動車である[5]。制御動力車2両と中間附随車の三両1ユニットの電気式気動車で、営業最高速度は80km/h、編成定員は300人となっており、20編成が導入された[6]

脚注[編集]

  1. ^ Circular train in Ctg in Feb”. The financial express Bangladesh. 2013年1月8日閲覧。
  2. ^ Circular train in Ctg by March next: Minister”. UNB Connect. 2013年1月8日閲覧。
  3. ^ DEMU trains begin debut run in Ctg”. Bdnews24.com英語版. 2013年5月26日閲覧。
  4. ^ Commuter trains hit tracks in Ctg”. The Daily Star英語版. 2013年5月26日閲覧。
  5. ^ “北車製造”国際領先内燃動車組出口  孟加拉”. 中国中車 (2013年1月17日). 2022年9月8日閲覧。
  6. ^ 動力分散内燃動車組孟加拉動車組”. 中車唐車 (2021年7月27日). 2022年9月8日閲覧。

関連項目[編集]