ダヴィド・クバッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダヴィド・クバッキ
基本情報
フルネーム Dawid Kubacki
誕生日 (1990-03-12) 1990年3月12日(34歳)
出身地 ポーランドの旗 ポーランド
ポーランドの旗 マウォポルスカ県ノヴィ・タルク
身長 180cm
選手情報
クラブ TS Wisła Zakopane
最高記録 236.5 m
ワールドカップ
シーズン 2009年 -
優勝回数 11回
他の表彰台 27回
表彰台獲得数 38回
獲得メダル
男子 スキージャンプ
オリンピック
2018 平昌 団体LH
2022 北京 個人NH
ノルディックスキー世界選手権
2017 Lahti 団体LH
2019 Seefeld 個人NH
2013 Val die Fiemme 団体LH
2021 Oberstdorf 団体LH
2023 Planica 個人LH
スキーフライング世界選手権
2018 Oberstdorf 団体
2020 Planica 団体
最終更新日:2024年5月11日
テンプレートを表示

ダヴィド・グジェゴシ・クバッキ(Dawid Grzegorz Kubacki、ポーランド語発音: [ˈdavid kuˈbat͡ski]1990年3月12日 - )は、ポーランドマウォポルスカ県ノヴィ・タルク出身のスキージャンプ選手である。2018年平昌オリンピック団体ラージヒル銅メダリスト、2022年北京オリンピック個人ラージヒル銅メダリスト。

プロフィール[編集]

6歳からスキージャンプを始め、2004年12月にFISレースザコパネ大会で国際大会にデビューした。ワールドカップには2008年ザコパネ大会に国内枠で初参戦したが予選を通らず、以降2011/12シーズンまでポイントを獲得できなかった。

2012/13シーズンからワールドカップに定着、個人3戦目のルカ大会で初めてポイントを獲得した。2013年ノルディックスキー世界選手権代表に抜擢されてマチェイ・コットピオトル・ジワカミル・ストッフと組んだ団体ラージヒルで銅メダルを獲得した。。2014年ソチオリンピックでは個人ノーマルヒル32位であった。

2017年スキージャンプ週間の初戦・オーベルストドルフ大会で3位に入り初の表彰台を獲得。2018年平昌オリンピックでは団体ラージヒルの銅メダルを獲得した。2019年プレダッツォ大会でワールドカップ初優勝。2019年世界選手権では個人ノーマルヒルでは競技後半で激しい雪が降り続く条件により上位選手が失速し、1回目27位からの逆転優勝を果たした[1]。また、2019/20シーズンのスキージャンプ週間では総合優勝[2]、2020/21シーズンでは総合3位を獲得している。2022年北京オリンピックでは個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した。

2022/23シーズンは、ワールドカップで6勝するなど15回の表彰台を獲得し総合1位を走っていたが、妻の病気により[3]残り4試合を欠場し、総合4位に終わった。

主な競技成績[編集]

オリンピック[編集]

世界選手権[編集]

フライング世界選手権[編集]

ジュニア世界選手権[編集]

ワールドカップ[編集]

  • 通算11勝、2位9回、3位18回 (2023/24シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2008/09 . (予選不通過)
2009/10 . 0
2010/11 . 0
2011/12 . 0
2012/13 36. 142
2013/14 49. 87
2014/15 53. 35
2015/16 29. 182
2016/17 19. 345
2017/18 9. 633
2018/19 5. 988
2019/20 4. 1169
2020/21 8. 786
2021/22 27. 231
2022/23 4. 1592
2023/24 28. 213

外部リンク[編集]