タミル・ナードゥ州映画賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
タミル・ナードゥ州映画賞
受賞対象優秀なタミル語映画
国インドの旗 インド
主催タミル・ナードゥ州政府（英語版）
初回1967年
最新回2015年
ポータル 映画
プロジェクト 映画

タミル・ナードゥ州映画賞（タミル・ナードゥしゅうえいがしょう、Tamil Nadu State Film Awards）は、インドのタミル語映画を対象とした映画賞。タミル・ナードゥ州政府（英語版）が主催しており、審査委員会が受賞作品、受賞者を決定する。

歴史[編集]

1967年に設立されたものの1970年に一時廃止され、1977年に再開されるが1982年に再び廃止されている。そのため1971年から1976年にかけて受賞者はいなかったが、1977年に州首相M・G・ラーマチャンドラン（英語版）の指示で6年分の主演男優賞と主演女優賞が授与された。その後、映画賞は2008年に廃止されるまで毎年授与された[1]。

2017年、タミル映画製作者協議会（英語版）の会長選挙に当選したヴィシャール（英語版）は、映画賞を復活させるために州政府と交渉することを明言した[2][3]。同年7月、州政府は2009年から2014年にかけての受賞者を選定して公表した[4][5]。2024年3月には2015年の受賞者が発表された[6]。

賞[編集]

最多受賞者リスト
受賞者 受賞回数
K・バーラチャンダル（英語版）
 11
カマル・ハーサン
 8
プラカーシュ・ラージ
 8
チェラン（英語版）
 8
ラジニカーント
 7
P・ヴァース（英語版）
 7
P・B・チョーダリー（英語版）
 7
S・ジャーナキ（英語版）
 6

クリエイティブ部門[編集]

技術部門[編集]

特別賞[編集]

廃止された賞[編集]

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Anandan, ‘Film News’ (2004). Sadhanaigal Padaitha Thamizh Thiraipada Varalaru (Tamil Film History and Its Achievements). Sivagami Publications. pp. 738 
  2. ^ “Actor Vishal wins producers council election!”. Sify (2017年4月3日). 2019年1月2日閲覧。
  3. ^ “Now, the battle with piracy has begun: Vishal”. Times of India (2017年4月4日). 2019年1月2日閲覧。
  4. ^ “Tamil Nadu announces the State Film Awards for six consecutive years in surprise move. Here’s the complete list of winners”. Indian Express (2017年7月14日). 2019年1月2日閲覧。
  5. ^ “Tamil Nadu government announces state film awards for 2009-2014”. The New Indian Express (2017年7月14日). 2019年1月2日閲覧。
  6. ^ “Tamil Nadu State Film Awards announced for 2015”. The New Indian Express. (2024年3月5日). https://www.newindianexpress.com/entertainment/tamil/2024/Mar/05/tamil-nadu-state-film-awards-announced-for-2015 2024年3月5日閲覧。 
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=タミル・ナードゥ州映画賞&oldid=100294047」から取得