セリシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

セリシン(Sericin)は、カイコ(Bombyx mori)がの生産の際に作るタンパク質である[1]

カイコが作る絹は、主にセリシンとフィブロインという2つのタンパク質で構成されている。フィブロインが絹の構造の中心にあり、セリシンは繊維の周りを粘着質で覆い、繊維同士がくっつきやすくしている。

セリシンの化学組成は、C30H40N10O16である。

出典[編集]

  1. ^ Sericin”. Cytokines and Cells Online Pathfinder Encyclopedia (2008年1月). 2012年4月27日閲覧。

外部リンク[編集]