シトロエン・C10

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2014年のRétromobile auto showで展示されたC10プロトタイプ

シトロエン・プロトタイプCは、1955年から1956年にかけて、アンドレ・ルフェーヴルの指揮の下でシトロエンが手がけた一連のプロトタイプ車両である[1] 。当時の2CVより小型かつ現代的な、水滴形の軽量車両を製造することがコンセプトだった。これらのプロトタイプのうち、C10と呼ばれる1台がシトロエンに現存している[2]

この車両の全体的なデザインは、メッサーシュミットや今日のバブルカーに非常に類似していた。また、2CVと同じ425ccのエンジンを搭載していた。

この車両はシトロエン・コクシネルというペットネームが与えられていた (フランス語てんとう虫).[3]

出典[編集]

  1. ^ 1956 Citroen C-10 Coccinelle”. Car Styling (2015年3月1日). 2015年3月1日閲覧。
  2. ^ Citroën C10: Citroën Origins”. citroenorigins.co.uk (2016年8月10日). 2016年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月27日閲覧。
  3. ^ Citroën Cocinelle C1 - C8”. Citroenet.org.uk (2000年6月10日). 2012年7月26日閲覧。

外部リンク[編集]