シオタマ

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シオタマは、日本テレビが本社屋を東京都千代田区二番町(日本テレビ放送網麹町分室)から東京都港区東新橋(汐留シオサイト地区・日本テレビタワー)に移転する際、新キャラクターとして位置づけられたものである。 初登場は2003年8月2日に日本テレビ系列で放送されたスペシャル番組「ダウンタウンのバラエティ50年史」。

汐留・日本テレビタワー
日本テレビタワー近景

キャラクターの展開[編集]

「バラエティ50年史」において、日テレ麹町旧社屋に現れた「コウジ」との設定がなされ、CGによる「中継」で麹町から放送当日にオープンしたばかりの日テレ汐留新社屋・日本テレビタワーへの移動の様子が放送された。

汐留移転当時に開催されたイベントでは、「アート驚く!」と題して、四つん這いのシオタマの像等が本社屋周辺の随所で見られたほか、日テレタワーの壁面に巨大なシオタマが登場した。また、同年の『第23回全国高等学校クイズ選手権』にも登場した。

テレビ上では「なんだろう」のような活躍はあまり見られぬまま使われなくなったものの、社屋周辺には現在でも像が数多く設置されている。

体の特徴[編集]

  • 常に四つん這い。日テレタワーを上るさまを表しているのか、這い上がる姿での登場が殆どであった。
  • 手足ともに指は5本。
  • 体中にはダルメシアンのように斑点が点在。その斑点には目を凝らして見るとギザギザ模様が入っており、当時制定された日テレのロゴCIにも採用された点と同じ形である。

反応[編集]

特徴的な姿から国内はもとより海外でも報道がなされ、不思議、面白い[1]ムカデ人間みたい[2][3]等の反応がみられた。

脚注[編集]

  1. ^ “GW!お金使わず楽しめる「噂の不思議なオブジェ巡り」10選!”. ガジェット通信 (東京産業新聞社). (2016年5月2日). https://getnews.jp/archives/1454274 
  2. ^ “日本電視台外驚現「人形蜈蚣」 奇怪長櫈原來係吉祥物”. Bastillepost (巴士的報有限公司). (2020年1月1日). https://www.bastillepost.com/hongkong/article/5667177-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e9%9b%bb%e8%a6%96%e5%8f%b0%e5%a4%96%e9%a9%9a%e7%8f%be%e3%80%8c%e4%ba%ba%e5%bd%a2%e8%9c%88%e8%9a%a3%e3%80%8d-%e5%a5%87%e6%80%aa%e9%95%b7%e6%ab%88%e5%8e%9f%e4%be%86%e4%bf%82%e5%90%89 
  3. ^ “日本電視台廣場驚現「人形蜈蚣」……”. AM730 (730媒體有限公司). (2020年1月2日). https://www.am730.com.hk/news/%E6%96%B0%E8%81%9E/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9B%BB%E8%A6%96%E5%8F%B0%E5%BB%A3%E5%A0%B4%E9%A9%9A%E7%8F%BE%E3%80%8C%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E8%9C%88%E8%9A%A3%E3%80%8D%E2%80%A6%E2%80%A6-202201 

外部リンク[編集]