ゲームゲノム

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ゲームゲノム
Game Genome
ジャンル 教養番組
バラエティ番組
演出 平元慎一郎
司会者 本田翼
三浦大知
ナレーター 神谷浩史
悠木碧
テーマ曲作者 下村陽子
言語 日本の旗日本語
製作
制作統括 石塚利恵[1]
プロデューサー 三善信一郎
制作 日本放送協会(NHK)
放送
放送チャンネルNHK総合
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
パイロット版
放送期間2021年10月15日
放送時間金曜 22:45 - 23:15
放送分30分
回数1
レギュラー放送
シーズン1
放送期間2022年10月5日 - 12月21日
放送時間水曜 23:00 - 23:30
放送枠若年層ターゲットゾーン
放送分30分
回数10
レギュラー放送
シーズン2
放送期間2024年1月10日 - 3月13日
放送時間水曜 23:00 - 23:30
放送枠若年層ターゲットゾーン
放送分30分
回数10
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ゲームゲノム』は、NHK総合テレビで放送されているテレビゲームを題材にした教養番組バラエティ番組

コンセプトは、テレビゲームの名作を「文化」としてとらえ、毎回取り上げるゲーム作品のあらすじや、世界観、奥深さをそのゲームに精通した著名人やゲーム作家らとともに深掘りしていくというものである[2]

2021年10月15日パイロット版として放送され、2022年10月5日から12月21日まで同局の「若年層ターゲットゾーン」枠水曜日23時から23時30分でレギュラー放送された[2][3]

2023年4月8日よりNHK Eテレ(土曜 20:00 - 20:30)にレギュラー版全10話がアンコール放送されている。

2024年1月10日から、シーズン2を毎週水曜日23時から23時30分に放送されることが発表された。またシーズン1のうち、好評だった「恐怖の正体〜バイオハザード〜」「ひらめきで歴史を作る〜ロマンシング サガ2〜」「自問自答〜This War of Mine〜」の3本について、未公開トークなどを加えて再編集した『ゲームゲノム “Extended Edition”』が放送されることも発表された[4]

MC[ソースを編集]

放送リスト[ソースを編集]

シーズン1[ソースを編集]

放送日 取り上げたゲームタイトル ゲスト 備考
P 2021年
10月15日
[6]
DEATH STRANDING 星野源
小島秀夫
2022年1月24日に未公開素材を含めた55分拡大のスペシャル版を放送[7]
1 2022年
10月5日
ワンダと巨像
人喰いの大鷲トリコ
山田孝之
上田文人(VTR)[8]
2 10月12日 ペルソナ5 野田クリスタル
橋野桂[9]
3 10月19日 逆転裁判 松本幸四郎
巧舟[10]
4 10月26日 DARK SOULS 野田クリスタル
福岡堅樹
宮崎英高(インタビュー)[11]
5 11月2日 バイオハザード[注 1] 三浦大知
竹内潤
三上真司(VTR)[12]
6 11月9日 ロマンシング サ・ガ2 金子ノブアキ
河津秋敏[13]
7 11月16日 ライフ イズ ストレンジ
ライフ イズ ストレンジ2
品川祐
最上もが
ミシェル・コッホ(VTR)
ジャン=リュック・カノ(VTR)[14]
翌17日サッカー日本代表国際強化試合・カナダ戦の中継を行う関係で[15]夜ドラつまらない住宅地のすべての家』の第23・24話(最終回)が連続で放送されたため[16]、23:15 - 23:45に放送
8 12月7日 天穂のサクナヒメ 山里亮太
なる
こいち[17]
9 12月14日 This War of Mine
徳岡正肇
プシェミスワフ・マルシャウ(VTR)[18]
10 12月21日 TOKYO JUNGLE
Stray
髙橋ひかる
片岡陽平
スワン・マルタン=ラゲ[19]

シーズン2[ソースを編集]

放送日 取り上げたゲームタイトル ゲスト 備考
1 2024年
1月10日
ファイナルファンタジーXIV 野田クリスタル
吉田直樹
2 1月17日 ストリートファイター[注 2] 横山裕
中山貴之
梅原大吾(VTR)
3 1月24日 風ノ旅ビト 清塚信也

ジェノバ・チェン(VTR)
4 1月31日 甲虫王者ムシキング
オシャレ魔女♥ラブandベリー
藤田ニコル
森本慎太郎
近野俊昭
根布谷朋範
5 2月7日 It Takes Two 長井短
徳岡正肇
ジョセフ・ファレス(VTR)
6 2月14日 実況パワフルプロ野球 水川かたまり
豊原浩司
池本健二
川上憲伸(VTR)
7 2月21日 ニーア オートマタ 石川由依
ヨコオタロウ
田浦貴久
8 2月28日 Cities: Skylines 岡崎体育
田中道子
9 3月6日 [注 3] 堀未央奈
柴田誠
10 3月13日 MOTHER2 ギーグの逆襲 バカリズム
糸井重里

スタッフ[ソースを編集]

  • ナレーション:神谷浩史悠木碧[20]
  • 実況(副音声):2BRO.(シーズン2)
  • テーマ曲:「The Game-Genome Dreams」(作曲:下村陽子[21][1]
  • イメージイラスト:天野喜孝(シーズン2)
  • 編集:岡本皓司[22]
  • ディレクター:幸田真里奈(シーズン1 第2回)[23]、西尾友希(シーズン1 第3回)[24]
  • 総合演出:平元慎一郎[25](パイロット版ディレクターから昇格[26]
  • 制作統括:石塚利恵[1]

脚注[ソースを編集]

注釈[ソースを編集]

  1. ^ 1』と『7』をメインに紹介。
  2. ^ 2』を交えつつ『6』をメインに紹介。
  3. ^ 『無印』、『紅い蝶』、『濡鴉ノ巫女』を参考に紹介。

出典[ソースを編集]

  1. ^ a b c d ゲームゲノム:本田翼MCのNHK番組がスタート 制作統括「ゲームはひとつの文化」 「ペルソナ5」「逆転裁判」も紹介”. MANTANWEB. MANTAN (2022年10月5日). 2022年11月20日閲覧。
  2. ^ a b 酒井隆文 (2022年9月12日). “NHK“ゲーム教養番組”「ゲームゲノム」10月レギュラー化”. AV Watch. インプレス. 2022年9月22日閲覧。
  3. ^ 総合テレビ 夜11時台 【若年層向けゾーン】秋からのラインアップ” (PDF). NHK広報局. 日本放送協会 (2022年9月21日). 2022年9月22日閲覧。
  4. ^ NHK『ゲームゲノム』Season2三浦大知MCで2024年1月放送開始 傑作回拡大再放送も発表”. マグミクス. mediavague (2023年10月2日). 2023年10月3日閲覧。
  5. ^ 三浦大知:NHK「ゲームゲノム」本田翼からバトンタッチ 初の番組MCに「本当に僕でいいんですか?」”. MANTANWEB. MANTAN (2022年10月27日). 2022年11月20日閲覧。
  6. ^ マイナビニュース (2021年10月8日). “NHK番組「ゲームゲノム」で『デススト』を特集! 小島秀夫監督とともに作品の魅力を深掘り”. マピオンニュース. ONE COMPATH. 2022年9月23日閲覧。
  7. ^ NHK『ゲームゲノム』拡張版が1月24日0時35分(23日深夜)より放送。『デス・ストランディング』特集で、本田翼、星野源、小島秀夫監督の未公開トークが盛りだくさん”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2022年1月23日). 2022年11月20日閲覧。
  8. ^ kaiware (2022年9月12日). “NHKの「ゲームゲノム」レギュラー番組に!MCは引き続き本田翼が担当、第一回ゲストには『ワンダと巨像』の上田文人が登場”. Game*Spark. イード. 2022年11月20日閲覧。
  9. ^ 茶っプリン (2022年10月6日). “「ゲームゲノム」次回放送回で『ペルソナ5』を特集へ!10月5日に始まったばかりのNHKゲーム教養番組”. Game*Spark. イード. 2022年11月20日閲覧。
  10. ^ ゲームゲノム:今夜は「逆転裁判」が題材 “大ファン”松本幸四郎と“生みの親”巧舟が登場”. MANTANWEB. MANTAN (2022年10月19日). 2022年11月20日閲覧。
  11. ^ 茶っプリン (2022年10月20日). “「ゲームゲノム」次回放送回で『ダークソウル』を特集へ!宮崎英高氏のインタビュー交え、死にゲーの金字塔を徹底分析”. Game*Spark. イード. 2022年11月20日閲覧。
  12. ^ 茶っプリン (2022年11月2日). “「ゲームゲノム」本日2日23時からの放送回で『バイオハザード』を特集!怖いのになぜかやりたくなる“ホラゲーの心理”に迫る”. Game*Spark. イード. 2022年11月20日閲覧。
  13. ^ 『ゲームゲノム』で『ロマンシング サガ2』特集が放送。RPGの名作を開発者・河津秋敏と金子ノブアキが語り明かす”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年11月3日). 2022年11月20日閲覧。
  14. ^ 『ゲームゲノム』で『ライフイズストレンジ』特集が放送。品川祐、最上もがと選択が物語を紡ぐ魅力を語る!”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年11月9日). 2022年11月20日閲覧。
  15. ^ 11/17(木)強化試合 日本代表 対カナダ”. サッカーワールドカップ【NHK特設サイト】. 日本放送協会. 2022年11月28日閲覧。
  16. ^ 最終回の大切なお知らせ☆”. つまらない住宅地のすべての家. 日本放送協会 (2022年11月14日). 2022年11月28日閲覧。
  17. ^ 『ゲームゲノム』で『天穂のサクナヒメ』特集が放送。異色の米作りゲームの魅力に迫る”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年12月1日). 2022年12月7日閲覧。
  18. ^ 『ゲームゲノム』で『This War of Mine』特集が放送。戦時下の市民をリアルに描く本作を読み解く”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年12月9日). 2022年12月15日閲覧。
  19. ^ 『ゲームゲノム』で『TOKYO JUNGLE』&『Stray』特集が放送。動物になって物語を進める2作の魅力を深掘り”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年12月15日). 2022年12月21日閲覧。
  20. ^ 松本隆一 (2022年10月27日). “「ゲームゲノム」、第5回以降はバイオハザード、ロマサガ2、天穂のサクナヒメなど。今後のラインナップが明らかに”. 4Gamer.net. Aetas. 2022年11月20日閲覧。
  21. ^ NHK_PRの2022年10月19日のツイート2022年11月20日閲覧。
  22. ^ 平元慎一郎 (2022年11月23日). “ゲームの遺伝子解析記録 番外編①〜「ゲームゲノム」はこうして作られる!〜”. ゲームゲノムnote|ゲームゲノム. 日本放送協会. 2022年11月28日閲覧。
  23. ^ 幸田真里奈 (2022年10月12日). “ゲームの遺伝子解析記録vol.2『ペルソナ5』”. ゲームゲノムnote|ゲームゲノム. 日本放送協会. 2022年11月28日閲覧。
  24. ^ 西尾友希 (2022年10月19日). “ゲームの遺伝子解析記録vol.3『逆転裁判』”. ゲームゲノムnote|ゲームゲノム. 日本放送協会. 2022年11月28日閲覧。
  25. ^ 平元慎一郎 (2022年10月5日). “ゲームの遺伝子解析記録vol.1『ワンダと巨像』/『人喰いの大鷲トリコ』”. ゲームゲノムnote|ゲームゲノム. 日本放送協会. 2022年11月28日閲覧。
  26. ^ 箭本進一 (2021年10月14日). “NHKが贈る“ゲームの教養番組”「ゲームゲノム」制作陣インタビュー。作品としてゲームを深堀りし、ゲーム体験が伝えるゲノムを語る”. 4Gamer.net. Aetas. 2022年11月28日閲覧。

外部リンク[ソースを編集]

NHK総合 若年層ターゲットゾーン水曜第2部
前番組 番組名 次番組
ゲームゲノム
(2022年10月5日 - 12月21日
笑わない数学
(第2シリーズ)
(2023年10月4日 - 12月6日
ゲームゲノム
(第2シリーズ)
2024年1月10日 - 3月13日
すこぶるアガるビル
または
明鏡止水 武の五輪
(2024年4月 - 交互に放送予定)