オレグ・リャボフ

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オレグ・ニコラエヴィチ・リャボフ[注 1]ロシア語: Олег Николаевич Рябов英語: Oleg Nikolaevich Ryabov1961年1月1日 - )は、ソビエト連邦時代から生え抜きのロシア連邦の元外交官で、2021年よりロシア鉄道日本総代表。2015年7月から2021年3月にかけて、在大阪総領事を務めていた[1][2]モスクワ国際関係大学出身[3]

経歴[編集]

1985年ソビエト連邦外務省付属モスクワ国際関係大学を卒業。1988年より、ソビエト連邦およびロシア連邦の外務省で外交官として奉職。2008年2月、一等参事官を拝命した[3]

2011年から2015年にかけて駐日大使館上級参事官として奉職した後[3]、2015年7月より在大阪総領事[1]。同年9月1日には就任挨拶のため、松井一郎大阪府知事を表敬訪問した[4]2021年3月、在大阪総領事を離任[2]

2021年2月、在大阪総領事在任末期のリャボフがロシア鉄道РЖД/RZD)東京駐在員事務所の代表を兼任[注 2]する形で仮事務所を開設[5]。同年4月、ロシア鉄道東京駐在員事務所が正式に開設され、初代日本総代表に就任した[6]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 父称を省略してオレグ・リャボフロシア語: Олег Рябов英語: Oleg Ryabov)、あるいはそこからさらに姓名の順でリャボフ・オレグロシア語: Рябов Олег英語: Ryabov Oleg)と呼ばれることもある。
  2. ^ LOGI-BIZ online の記事で「元大阪ロシア総領事」と書かれている一方で、ロシア外務省管轄 ВнешПол の公式プロフィールでは2021年3月まで大阪総領事を務めていたと明記されている。恐らく任期が重複していたものと思料される。

出典[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代
(初代)
ロシア鉄道日本総代表 日本の旗
2021年 -
次代
(現職)
先代
ナイリ・マズグトヴィチ・ラティポフロシア語版
ロシアの旗 在大阪ロシア連邦総領事
2015年 - 2021年
次代
アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・テルスキフ