エピアルテース

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アポローンに倒されるエピアルテース。ペルガモンの大祭壇英語版ベルリンペルガモン博物館

エピアルテース古希: Ἐφιάλτης, Ephialtēs)は、ギリシア神話巨人長母音を省略してエピアルテスエフィアルテスとも表記される。


エピアルテースἘφιάλτης, Ephialtēs)は、ギガースの1人である。ガイアウーラノスの子[1]、あるいはガイアとタルタロスの子[2]

ギガントマキアーのさい、他のギガースとともにオリュンポスの神々と戦ったが、アルキュオネウスポルピュリオーンが討たれた後、左目をアポローンに、右目をヘーラクレースに射抜かれて倒された[3]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁(訳)、岩波書店岩波文庫〉、1953年4月。 NCID BN05599568 
  • ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治(訳)、青山照男(訳)、講談社講談社学術文庫〉、2005年2月。ISBN 4061596950 
  • 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年2月。ISBN 4000800132