銀座ツリープラス

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エクセルグランデ刈谷銀座タワー
施設情報
所在地 愛知県刈谷市銀座3丁目
状態 完成
着工 2017年平成29年)9月
竣工 2020年令和2年)2月
用途 マンション、商業施設
地上高
最頂部 95.1m
各種諸元
階数 地上28階
敷地面積 6,305.17
建築面積 3,571.94
延床面積 16,745
構造形式 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(免震構造)
戸数 81戸
関連企業
設計 鵜飼哲矢事務所
施工 日本国土開発
デベロッパー 刈谷中町まちづくり共同事業体(角文など)
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エクセルグランデ刈谷銀座タワー(エクセルグランデかりやぎんざタワー)は、愛知県刈谷市銀座3丁目にある高層マンション。商業施設としての名称は銀座ツリープラス(ぎんざツリープラス)。刈谷市で最も高い建築物である。

特色[編集]

名鉄三河線 刈谷市駅の西側に広がる刈谷市の旧市街に位置する。地上28階、高さ約95.1m、総戸数は81戸。2016年平成28年)に竣工した刈谷駅南口のAKARIYA(地上23階、高さ約82m、総戸数129戸)を上回り、刈谷市最高層の建築物となった。1階と2階にはデイサービス施設や保育所が入っている。

沿革[編集]

この場所には1954年昭和29年)まで刈谷市役所(市制施行前は刈谷町役場)があり、刈谷市役所が移転した1960年(昭和35年)には「刈谷市初の高層ビル」である銀座センターが建てられた。2010年平成22年)頃には老朽化によって銀座センターが取り壊された。

刈谷市は市有地であるこの場所の開発について民間事業者から提案を募る公募型プロポーザルを実施し、刈谷市に本社を置く角文が代表を務める刈谷中町まちづくり共同事業体の提案が採択された[1][2]。刈谷市は銀座3丁目・4丁目と寺横町5丁目の市有地6000平方メートルに、63年間の定期借地権を設定し、それを賃借する事業者が施設を整備運営することとなった。設計を手掛けたのは刈谷市出身の鵜飼哲矢事務所である。

2020年令和2年)2月19日には再開発複合ビルの完工式が行われ、ビルを含めた敷地一帯が銀座ツリープラスと名づけられた。生鮮食品スーパー、商業テナント、認可保育園、高齢者向けデイサービス施設、医療機関、コミュニティスペースなどを備えている[3]。3月にはマンションへの入居が開始された。

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「刈谷・銀座に32階ビル 市再活性化計画案決まる」中日新聞、2015年2月13日
  2. ^ 「銀座地区の再開発 ビル概要など説明 刈谷で建設会社」中日新聞、2015年2月19日
  3. ^ 「刈谷最高層 28階建てビル完成 敷地一帯 『銀座ツリープラス』」中日新聞、2020年2月20日

外部リンク[編集]