ウットゥ

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ウットゥ (Uttu) は、シュメール神話における機織りの女神である。エンキニンクルラの娘であり、後に自分の父エンキと性交した。ニンフルサグはウットゥの中に注ぎ入れられたエンキの子種を取り出し、土に蒔くと、そこから草が生えた[1]

出典[編集]

  1. ^ 杉, 勇三笠宮, 崇仁 編、五味亨 訳「エンキとニンフルサグ」『筑摩世界文学大系1 古代オリエント集』筑摩書房、1978年4月、15-22頁。ISBN 978-4-480-20601-5 (参照ページ:p.20)