イオンタウン明石

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イオンタウン明石
ÆON TOWN AKASHI
イオンタウン明石
地図
地図
店舗概要
所在地 674-0094
兵庫県明石市二見町西二見字東山ノ上89-3
座標 北緯34度42分39.3秒 東経134度53分19.2秒 / 北緯34.710917度 東経134.888667度 / 34.710917; 134.888667座標: 北緯34度42分39.3秒 東経134度53分19.2秒 / 北緯34.710917度 東経134.888667度 / 34.710917; 134.888667
開業日 2008年(平成20年)10月3日
閉業日 2014年(平成26年)12月31日
施設所有者 株式会社石見杉
津田物産株式会社
施設管理者 イオンタウン株式会社
敷地面積 28,270 m²
商業施設面積 15,387 m²
中核店舗 マックスバリュ
イオンタウン明石店
駐車台数 1,400台
前身 東洋紡績明石工場

ダイエーハイパーマート二見店

カルフール
後身 解体の後、マルハチコーナン等が出店
最寄駅 JR土山駅
山陽電鉄東二見駅
最寄IC 明石西IC
外部リンク 公式サイト [リンク切れ]
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イオンタウン明石(イオンタウンあかし)は、かつて兵庫県明石市にあったショッピングセンターである。

概要[編集]

JR神戸線山陽本線土山駅の南・約800mに立地する。[要出典]

この地には、元々東洋紡績の明石工場があった。工場の閉鎖・解体後の一区画に、1990年(平成2年)4月12日ダイエーによって『ハイパーマート二見店』が開業。1992年(平成4年)には別館も建てられたが、兵庫県西部で大型店の開業が続いて競争が激化し[注 1]、売り上げが低迷。当初は、別館閉鎖で維持費を削減し本館はテナント導入で活性化を図ろうとしたが、最終的に黒字化が困難と判断。全館閉鎖に踏み切り、[要出典]2002年(平成14年)8月31日をもって閉店した[1]

ハイパーマートの退去跡は、『カルフール明石』が2004年(平成16年)1月23日に開業[2][注 2]したが、周辺への競合店の出店もあり[注 3]、売り上げが低迷し、黒字転換が困難と判断。[要出典]2007年(平成19年)1月10日に閉店した[3][注 4]

カルフールの退去跡は、同じイオングループイオンリテールに運営譲渡され、2008年(平成20年)10月3日マックスバリュ[4]を中心とした『イオンタウン明石ショッピングセンター』としてリニューアルオープンした[要出典][広報 1]

オープン前の仮称は「イオン明石ショッピングセンター[5][注 5]マックスバリュは「西二見店」。[要出典]

施設改装に伴い、新たに館内の中央に2階と1階をつなぐエスカレーター自動体外式除細動器(AED)が設置された。また、中央南側の道路沿いには出入口・段差をなくしたスロープと階段・駐輪場が設置された。なお、ハイパーマートとカルフールの特徴であったオートウォークと呼ばれるスロープ方式のエスカレーターはそのまま残されていた。[要出典]

当時、近隣にはマックスバリュ西日本による「マックスバリュ東二見店」(2002年6月6日開店)[広報 2]があったが[要出典]イオンタウンに移転に伴い、2008年9月25日をもって閉店している[要出典]

2011年(平成23年)11月21日には、運営会社がイオンリテールからイオンタウンに移管され、名称も現在の『イオンタウン明石』へ変更された。[要出典]

2014年(平成26年)12月31日に、運営会社のイオンタウンが退去に伴い閉店した[要出典][注 6]

閉店後の建物は6年ほど放置されていたが、2021年(令和3年)から解体工事が開始され、[要出典]跡地にはスーパーマーケットマルハチとホームセンターコーナン[6]2023年(令和5年)12月2日に開業した[広報 3]

沿革[編集]

過去にあった店舗[編集]

関西圏で初出店のフタバ図書が、オープン当初より営業していたが、2012年10月25日に閉店した。[要出典]

交通アクセス[編集]

  • バス
    • Tacoバス - 二見北小学校前停留所・西山ノ上公園停留所からすぐ。二見ルート(右)と『たこバスミニ』の清水西ルートは前者、二見ルート(左)は後者を経由する。[要出典]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 別館が開業した1992年には、魚住町清水にジャスコ土山店が開業している(2024年現在でもイオン土山店として営業中)。[要出典]
  2. ^ 当時はカルフールの日本法人であるカルフール・ジャパンが運営していたが、翌2005年3月10日にイオンに買収されイオンマルシェに社名変更。[要出典]
  3. ^ 特に、カルフールの開店後まもなく、西二見駅前にイトーヨーカドーが開店した(カルフールは1月、イトーヨーカドーは9月開店。イトーヨーカドーは2024年現在でも営業中)。[要出典]
  4. ^ カルフールが開業する前の2004年1月17日には、別館に「ミドリ電化二見店」 (現:エディオン)が開店。カルフールの退去後も営業を継続していたが、「イトーヨーカドー明石店」へ移転に伴い、2013年10月14日に閉店している。[要出典]
  5. ^ 2011年3月より、マイカル明石が運営会社の統合に伴い「イオン明石ショッピングセンター」に改称された。[要出典]
  6. ^ テナントの「マックスバリュ」は閉店後、加古郡播磨町の「ホームプロフェッショナルストアー・ザープロ」(ホームセンター)跡に、移転という形[要出典]2015年3月17日に「マックスバリュ古宮店」を開店したが、2023年9月30日に閉店している。[要出典]

出典[編集]

  1. ^ 県内は二見、芦屋店・ダイエーが閉鎖店舗追加公表(神戸新聞ニュース:経済/2002.07.02)
  2. ^ カルフール23日に開店・明石(神戸新聞ニュース:経済/2004.01.16)
  3. ^ カルフール明石が閉店・後継店確保に課題(神戸新聞ニュース:明石/2007.01.11)
  4. ^ 日本全国スーパーマーケット情報・マックスバリュイオンタウン明石店 - 基礎情報[出典無効][リンク切れ]
  5. ^ 兵庫県公報・大規模小売店の変更に関する届出(都市計画課) - 平成20年4月8日・第1968号[リンク切れ]
  6. ^ “コーナン商事、イオンタウン明石の跡地に商業施設を開業”. DIAMOND Chain Store. (2023年5月9日). https://diamond-rm.net/flash_news/428315/ 2024年3月10日閲覧。 

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

参考資料[編集]

  • ハイパーマート跡地に出店・仏カルフール明石へ(神戸新聞ニュース・経済/2003年8月17日
  • 来年1月に開業・カルフール明石店(神戸新聞ニュース・経済/2003年10月2日
  • カルフール明石閉店へ パート従業員ら約200人解雇(神戸新聞・2006年11月15日
  • 従業員の雇用懸念・カルフール明石、1月閉店(神戸新聞ニュース・2006年11月16日
  • カルフール明石跡 マックスバリュが出店計画(神戸新聞・東播磨/2008年4月17日

関連項目[編集]