アトリエフォンテーヌ

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アトリエフォンテーヌ
アトリエフォンテーヌ外観(2012年撮影)
情報
正式名称 アトリエフォンテーヌ
完成 1974年1月
開館 1974年4月17日
開館公演 東京キッドブラザース『ザ・シティー』
閉館 2012年6月30日
最終公演 イッツフォーリーズ『歌のことづて』
収容人員 109人
延床面積 113.7㎡(34.3坪)m²
用途 演劇ミュージカルライブ映画上映
運営 オールスタッフ
所在地 106-0032
東京都港区六本木5-13-13
フォンテーヌビル B1F
最寄駅 南北線大江戸線麻布十番駅下車、徒歩5分
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アトリエフォンテーヌは、東京都港区にあった小劇場演劇ミュージカルの劇場である。

概要[編集]

1974年に開場し、客席は可動式のパイプ椅子。109席。作曲家のいずみたくが「日本にミュージカルを定着させたい。そのためには自分で上演出来る場所が欲しい」という思いから、自社ビルの地下に作った劇場[1] 。杮葺落公演は東京キッドブラザースのミュージカル「ザ・シティー」。いずみたく自身による杮葺落公演は1976年1月22日からのロングラン公演の黒柳徹子島田裕子による即興音楽劇「二重唱」。この「二重唱」のテーマ曲は後にテレビ番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)のオープニング曲となった。

いずみたくによるミュージカル公演のほか、貸し劇場として稼働していたが、建物の老朽化により、2012年6月ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ劇団企画公演「歌のことづて」で閉館となった[2]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ スポーツニッポン(1974年4月17日)『音楽業界初 スタジオ・フォンテーヌ完成』]
  2. ^ “麻布十番の劇場「アトリエフォンテーヌ」35年の歴史に幕”. 六本木経済新聞. (2012年6月28日). https://roppongi.keizai.biz/headline/2702/ 2020年1月6日閲覧。