アズマシャトル

アズマシャトル
欧字表記	Azuma Shuttle
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2011年4月5日
死没	不明
抹消日	2016年6月9日
父	ゼンノロブロイ
母	ブレッシング
母の父	マルゼンスキー
生国	日本（北海道日高町）
生産者	下河辺牧場
馬主	東哲次
調教師	加用正（栗東）
競走成績
生涯成績	18戦4勝
獲得賞金	1億4594万8000円
勝ち鞍
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アズマシャトル（欧字名:Azuma Shuttle、2011年 4月5日 - 不明）は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2015年の小倉記念。

馬名の由来は、冠名＋宇宙船。宇宙へ飛び出す勢いを込めて^[2]。

経歴[編集]

2歳・3歳（2013年・2014年）[編集]

2013年11月9日、京都競馬場5レースの2歳新馬戦（芝1600m）でデビューし勝利。初の重賞挑戦で出走した年末のラジオNIKKEI杯2歳ステークスは好位から脚を伸ばし一時先頭に立つが、ゴール手前でワンアンドオンリーに差し切られ1馬身1/4差の2着に惜敗した。

3歳シーズンは初戦から重賞を連戦するが好勝負できず、6月の東京優駿は15着惨敗に終わった。その後いったん自己条件に戻り、8月の1600万下・TVh賞で2勝目を挙げた。年末のチャレンジカップはトーセンスターダムの4着に入った。

4歳・5歳（2015年・2016年）[編集]

4歳シーズンは初戦の京都金杯は11着に大敗したが、2戦目のオープン・白富士ステークスで初勝利を挙げた。5月の新潟大賞典は直線での伸びを欠き12着惨敗。6月の鳴尾記念は中団から脚を伸ばしてラブリーデイの3着に好走した。8月に出走した小倉記念は中団から徐々に進出し、直線大外を鋭く伸びて先行各馬を差し切りゴール。重賞挑戦10戦目で念願の初優勝を果たした。鞍上の松若風馬も、これが重賞初制覇である^[3]。秋以降はレースに出走せず、休養に充てた。

5歳6月の鳴尾記念で復帰したが、最下位14着に沈む。結局このレースがラストランとなり、6月9日付で競走馬登録を抹消され引退した^[2]。

引退後[編集]

引退後は滋賀県甲賀市の甲賀ファームで乗馬になった^[4]。しかし2019年4月時点で全国乗馬倶楽部振興協会が公表している乗用馬名簿に記載がなく^[5]、功労馬繋養展示事業の対象にもなっておらず行方不明の状況にある。

競走成績[編集]

以下の内容は、JBISサーチ^[1]、netkeiba.com^[6]に基づく。

競走日	競馬場	競走名	格	距離（馬場）	頭数	枠番	馬番	オッズ（人気）	着順	タイム（上り3F）	着差	騎手	斤量 [kg]	1着馬（2着馬）	馬体重 [kg]
2013.11.09	京都	2歳新馬		芝1600m（良）	11	8	11	003.50（2人）	01着	R1:36.5（33.8）	-0.4	0松山弘平	55	（ビアンコカンドーレ）	490
0000.11.30	阪神	千両賞	500万下	芝1600m（良）	12	8	11	005.90（3人）	02着	R1:34.4（33.6）	-0.5	0松山弘平	55	ウインフルブルーム	486
0000.12.21	阪神	ラジオNIKKEI杯2歳S	GIII	芝2000m（稍）	16	6	12	022.70（8人）	02着	R2:04.5（35.1）	-0.2	0松山弘平	55	ワンアンドオンリー	484
2014.03.09	中山	弥生賞	GII	芝2000m（良）	13	5	7	019.90（5人）	06着	R2:02.1（36.2）	-0.7	0松山弘平	56	トゥザワールド	488
0000.03.29	阪神	毎日杯	GIII	芝1800m（良）	14	4	6	004.40（2人）	05着	R1:46.9（34.8）	-0.2	0松山弘平	56	マイネルフロスト	484
0000.05.10	京都	京都新聞杯	GIII	芝2200m（良）	18	7	14	009.10（6人）	13着	02:12.7（36.4）	-1.7	0松山弘平	56	ハギノハイブリッド	486
0000.06.01	東京	東京優駿	GI	芝2400m（良）	17	5	9	270.4（17人）	15着	02:26.7（35.4）	-2.1	0松山弘平	57	ワンアンドオンリー	488
0000.08.23	札幌	TVh賞	1600万下	芝2000m（良）	16	6	11	007.70（5人）	01着	02:01.4（35.3）	-0.1	0和田竜二	54	（サクラボールド）	488
0000.10.05	阪神	ポートアイランドS	OP	芝1600m（良）	13	6	9	008.70（6人）	02着	R1:33.9（33.0）	-0.0	0和田竜二	54	オリービン	472
0000.11.02	京都	カシオペアS	OP	芝1800m（良）	15	2	3	003.10（2人）	02着	01:47.5（33.2）	-0.1	0和田竜二	54	ウインフルブルーム	486
0000.12.13	阪神	チャレンジC	GIII	芝1800m（良）	12	6	8	018.30（6人）	04着	01:46.1（35.3）	-0.2	0和田竜二	54	トーセンスターダム	496
2015.01.04	京都	京都金杯	GIII	芝1600m（良）	18	8	16	015.80（6人）	11着	R1:33.8（34.2）	-1.0	0D.バルジュー	54	ウインフルブルーム	506
0000.01.31	東京	白富士S	OP	芝2000m（稍）	14	6	9	004.50（2人）	01着	R2:00.8（34.7）	-0.2	0F.ベリー	55	（エックスマーク）	504
0000.05.10	新潟	新潟大賞典	GIII	芝2000m（良）	16	7	13	012.60（8人）	12着	R2:00.2（33.5）	-0.6	0鮫島良太	56	ダコール	512
0000.06.06	阪神	鳴尾記念	GIII	芝2000m（良）	11	4	4	008.00（4人）	03着	R1:59.2（35.0）	-0.4	0和田竜二	56	ラブリーデイ	500
0000.07.18	中京	マレーシアC	1600万下	芝2000m（重）	17	4	7	002.80（1人）	04着	R2:03.9（34.5）	-0.5	0和田竜二	57	リアファル	498
0000.08.09	小倉	小倉記念	GIII	芝2000m（良）	17	8	15	008.80（6人）	01着	R1:58.0（35.6）	-0.2	0松若風馬	56	（ベルーフ）	508
2016.06.04	阪神	鳴尾記念	GIII	芝2000m（良）	14	3	4	023.00（6人）	14着	R1:58.6（35.6）	-1.0	0和田竜二	56	サトノノブレス	518

血統表[編集]

アズマシャトルの血統			（血統表の出典）^{[§ 1]}
父系	サンデーサイレンス系
父ゼンノロブロイ鹿毛 1998	父の父 *サンデーサイレンス青鹿毛 1986	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	父の母 *ローミンレイチェル鹿毛 1990	*マイニング	Mr. Prospector
			I Pass
		One Smart Lady	Clever Trick
			Pia's Lady
母ブレッシング鹿毛 2001	母の父マルゼンスキー鹿毛 1974	Nijinsky	Northern Dancer
			Flaming Page
		*シル	Buckpasser
			Quill
	母の母 *ブラダマンテ栗毛 1986	Roberto	Hail to Reason
			Bramalea
		Sulemeif	Northern Dancer
			Barely Even
母系(F-No.)	ブラダマンテ(USA)系(FN:10-d)			^{[§ 2]}
5代内の近親交配	Hail to Reason 4×4、Buckpasser 5×4、Northern Dancer 4×4（母内）			^{[§ 3]}
出典	^ ^[7], ^[8] ^ ^[7], ^[8] ^ ^[7], ^[8]

主な近親にビッグバイアモン（1996年ラジオたんぱ賞）、スティルインラブ（2003年牝馬三冠）、ローブデコルテ（2007年優駿牝馬）。

脚注[編集]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ “アズマシャトル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月27日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d “アズマシャトル Azuma Shuttle（JPN）”. 競走馬情報. 日本中央競馬会. 2022年11月27日閲覧。
^ “【小倉記念】アズマシャトル　松若、感激初重賞「本当にうれしい」”. スポニチアネックス (2015年8月10日). 2022年11月27日閲覧。
^ “アズマシャトルが乗馬に”. ラジオNIKKEI 競馬実況web (2016年6月8日). 2022年11月27日閲覧。
^ “登録乗馬クラブ普及用乗用馬名簿”. 全国乗馬倶楽部振興協会. 2022年11月27日閲覧。
^ "アズマシャトルの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年11月27日閲覧。
^ ^a ^b ^c “血統情報：5代血統表｜アズマシャトル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月27日閲覧。
^ ^a ^b ^c “アズマシャトルの血統表”. netkeiba.com. 2022年11月27日閲覧。

外部リンク[編集]

競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

[9] [7], ^[8]

[10] [7], ^[8]

[11] [7], ^[8]

[jbis-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ “アズマシャトル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月27日閲覧。

[JRA-2] “アズマシャトル Azuma Shuttle（JPN）”. 競走馬情報. 日本中央競馬会. 2022年11月27日閲覧。

[3] “【小倉記念】アズマシャトル　松若、感激初重賞「本当にうれしい」”. スポニチアネックス (2015年8月10日). 2022年11月27日閲覧。

[4] “アズマシャトルが乗馬に”. ラジオNIKKEI 競馬実況web (2016年6月8日). 2022年11月27日閲覧。

[5] “登録乗馬クラブ普及用乗用馬名簿”. 全国乗馬倶楽部振興協会. 2022年11月27日閲覧。

[netrcd-6] "アズマシャトルの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年11月27日閲覧。

[JBIS_p-7] “血統情報：5代血統表｜アズマシャトル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年11月27日閲覧。

[netkeiba-8] “アズマシャトルの血統表”. netkeiba.com. 2022年11月27日閲覧。

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[§ 2]

[§ 3]

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