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わが主のみわざは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

わが主のみわざは(ドイツ語:Was Gott tut, das ist wohlgetan「神がなさったことは、すべて良い」)は、ドイツ語讃美歌ヨハン・ゼバスティアン・バッハがこのコラールを主題として、カンタータ98番、99番、100番を作曲している。

ザムエル・ローディガストが、1675年に、イェーナにいた時、教会聖歌隊長をしていた友人ガストーリウスの病気を慰めるために作った讃美歌である。ガストーリウスは病床で作曲して1676年にHannoversches Gesangbuch発表された。更に、1681年にAuserlesens Weimarischesに収録されてから、ドイツ人に広く愛唱された。英米の讃美歌集にも収録された。日本語版では由木康が翻訳した。

ドイツ語の原詩[編集]

Was Gott tut, das ist wohlgetan,
Es bleibt gerecht sein Wille;
Wie er fängt meine Sachen an,
Will ich ihm halten stille.
Er ist mein Gott,
Der in der Not
Mich wohl weiß zu erhalten;
Drum laß ich ihn nur walten.

参考文献[編集]

  • 「讃美歌略解(前編-歌詞の部)」
  • 「讃美歌略解(後編-曲の部)」

関連項目[編集]