わかたか (駆潜艇)

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わかたか
基本情報
建造所 呉造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 駆潜艇
艦歴
計画 昭和36年度計画
発注 1961年
起工 1962年3月5日
進水 1962年11月13日
就役 1963年3月30日
1981年3月27日(特務艇に種別変更)
除籍 1988年3月17日
要目
排水量 基準 460トン
満載 520トン
全長 60.5m
最大幅 7.1m
深さ 4.4m
吃水 2.4m
機関 三井B&W 635VBU-45型ディーゼル × 2基
出力 4,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 20ノット
乗員 80名
兵装 Mk.1 40mm連装機銃 × 1基
Mk.10 ヘッジホッグ × 1基
54式爆雷投下軌条 × 1条
68式3連装短魚雷発射管 × 2基
レーダー OPS-16 対水上
Mk.63 砲射撃指揮装置
ソナー SQS-11A
電子戦
対抗手段
NOLR-1
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わかたかローマ字JDS Wakataka, PC-317ASU-64)は、海上自衛隊駆潜艇うみたか型駆潜艇の3番艇。艇名は若鷹に由来する。初鷹型急設網艦若鷹」、よしきり型掃海船「わかたか」に次いで日本の艦艇としては3代目。

艦歴[編集]

「わかたか」は、昭和36年度計画甲型駆潜艇3017号艇として、呉造船所で1962年3月5日に起工され、1962年11月13日に進水、1963年3月30日に就役し、大湊地方隊第5駆潜隊に編入された。

1982年3月27日舞鶴地方隊第4駆潜隊に編入。

1985年3月27日、特務艇に種別変更され船籍番号がASU-64となり、舞鶴地方隊直轄艇となる。

1988年3月17日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目[編集]