やがて海へと届く

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やがて海へと届く
著者 彩瀬まる
発行日 2016年2月3日
発行元 講談社
ジャンル 中編小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 226
公式サイト 彩瀬まる「やがて海へと届く」特設ページ
コード ISBN 978-4-06-219925-4
ISBN 978-4-06-514528-9文庫判
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やがて海へと届く』(やがてうみへととどく)は、彩瀬まるによる日本小説2016年2月3日講談社から刊行されたのち、2019年2月15日に文庫化された[1]

東日本大震災の前日に消息を絶った友人の行方と、彼女の秘密を探す旅に出た女性の人間模様を描く[1]

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

真奈
本作の主人公。ホテルのダイニングバーで働く女性。
すみれ
真奈の親友。3年前、息抜きをするために外に出たまま消息を絶つ。
遠野敦
すみれの元恋人。消息を絶ったすみれと暮らしていた部屋を引き払い、荷物を処分しようとする。

書誌情報[編集]

映画[編集]

やがて海へと届く
監督 中川龍太郎
脚本 中川龍太郎
梅原英司
原作 彩瀬まる
製作 小川真司
伊藤整
製作総指揮 和田丈嗣
小林智
出演者 岸井ゆきの
浜辺美波
杉野遥亮
中崎敏
鶴田真由
中嶋朋子
新谷ゆづみ
光石研
音楽 小瀬村晶
撮影 大内泰
編集 田巻源太
制作会社 Tokyo New Cinema
WIT STUDIO
製作会社 映画「やがて海へと届く」製作委員会
配給 ビターズ・エンド
公開 日本の旗 2022年4月1日
上映時間 126分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2022年4月1日に公開された。監督・脚本は中川龍太郎、主演は岸井ゆきの[2][3]PG12指定。

キャスト[編集]

湖谷真奈
演 - 岸井ゆきの[2][3]
主人公。親友・すみれの死を受け入れられずにいる。
卯木すみれ
演 - 浜辺美波[2][3][4]
真奈の親友。不思議な魅力を持つ。突然消息を絶ってしまう。
遠野敦
演-杉野遥亮[5]
すみれの恋人。
国木田聡一
演 - 中崎敏[5]
真奈の勤務する店のコック長。
卯木志都香
演 - 鶴田真由[5]
すみれの母。
伊藤祥栄
演 - 中嶋朋子[5]
東北で民宿を営む。
伊藤羽純
演 - 新谷ゆづみ[5]
祥栄の娘。
楢原文徳
演 - 光石研[5]
真奈の勤務する店の店長。

スタッフ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]