いい気なもんだぜ

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いい気なもんだぜ
ジャンル 青年漫画
漫画
作者 あべこうじ
出版社 日本文華社→ぶんか社
掲載誌 月刊イケイケ課長
まんがシャレダ!!
みこすり半劇場
レーベル Bunka comicsデラックス
巻数 全4巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

いい気なもんだぜ』(いいきなもんだぜ)は、あべこうじ[注釈 1]による日本漫画作品。『月刊イケイケ課長』(日本文華社→ぶんか社)、『まんがシャレダ!!』(同)1991年2号[1]から1994年10月号まで[2]、『みこすり半劇場』(同)?年から2001年9月27日号まで連載されていた4コマ漫画作品である。単行本はぶんか社より全4巻刊行され、掲載順ではなくランダム形式で収録されている。

あらすじ[編集]

性的奔放で好色な一家「寺田家」の赤裸々な日々を描いた、何でもありのインモラル・ホームコメディー。

登場人物[編集]

寺田パパ男
れい子の父親。あの手この手でれい子と肉体関係(いわゆる近親相姦)に持っていこうとする(結局、実現しなかった)。不倫の常習でもある。
初体験は16歳の時に久美子と言う未亡人から手解きを受けていた。
ママ
本名不明。パパを心底愛しており、パパとれい子の肉体関係を阻止したりもする。またパパとのセックスには物足りない為か、れい子のクラスメイトと肉体関係に持っていこうとしたり、強姦魔に襲われるどころか逆レイプする程の性豪でもある。
寺田れい子
パパとママの愛娘で女子高生。近親相姦の肉体関係に持っていこうとするパパの行動に手を焼いている。ママや担任の平田先生、ペロ子やリサとのレズプレイも日常茶飯事。またMっ気もあり、それを見抜いた行きつけの産婦人科の先生(女性)や後輩のリサのSっ気を覚醒させる結果となり弄ばれている。れい子の肉体を狙うパパのせいで彼氏も出来ず欲求不満であるため、ほぼ毎日、自慰行為に耽っている。連載開始当初は名前も性格も異なっていた。
平田先生
れい子の担任で女教師。男子生徒と片っ端から性行為に耽っていたが、レズビアンの女生徒に言い寄られて肉体関係を持った事がきっかけでバイセクシャルに目覚める。れい子とも肉体関係を持っている。
ペロ子
れい子のクラスメイトでペニスバンドを常に装着しているバイセクシャルの好色で売春援助交際が生きがいの女子高生。れい子とはセックスフレンドでもある。おバカキャラでリサの登場と同時に全く登場しなくなった。クキ男と言う弟がいる。
リサ
れい子の後輩。売春や援助交際が生きがいのコギャルでれい子とはレズの関係でもあり、れい子のパパやママとも肉体関係を持った事もある。自室に三角木馬があるほどにSMにも興味があり、れい子を奴隷として調教するのが夢らしい。
トモ
れい子のいとこで男子小学生。お年頃かつ血筋ゆえに性に興味があり、れい子に性的関係を迫るほどのマセガキだが子供らしい一面も見せる事もある。連載末期ではホスト風の格好をしている。ゲイにも興味がある模様。

書誌情報[編集]

  • あべこうじ『いい気なもんだぜ』ぶんか社〈Bunka comicsデラックス〉、全4巻
    1. 1993年6月初版発行[3]ISBN 4-8211-9379-5
    2. 1993年7月初版発行[4]ISBN 4-8211-9383-3
    3. 1993年10月初版発行[5]ISBN 4-8211-9387-6
    4. 1994年9月初版発行[6]ISBN 4-8211-9417-1

1994年から2001年までの「みこすり半劇場」掲載分は単行本未収録。 また、本作の一部が「岩谷テンホーのみこすり半劇場 永Q保存版 1992-2009」(2009年9月10日号 No.17)に収録されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 同姓同名のお笑い芸人とは無関係。

出典[編集]

  1. ^ まんがシャレダ!!. 2”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年6月23日閲覧。
  2. ^ まんがシャレダ!!. 3(10)(37)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年6月23日閲覧。
  3. ^ いい気なもんだぜ 1”. 国会図書館サーチ. 2021年6月23日閲覧。
  4. ^ いい気なもんだぜ 2”. 国会図書館サーチ. 2021年6月23日閲覧。
  5. ^ いい気なもんだぜ 3”. 国会図書館サーチ. 2021年6月23日閲覧。
  6. ^ いい気なもんだぜ 4”. 国会図書館サーチ. 2021年6月23日閲覧。