長谷川功一

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長谷川 功一(はせがわ こういち、1966年[1] - )は京都情報大学院大学の教授[2]である。

経歴[編集]

著書[編集]

  • 長谷川功一,『アメリカSF映画の系譜 - 宇宙開拓の神話とエイリアン来襲の神話』,リム出版新社,2005 ISBN 978-4898001677
  • 長谷川功一,『カーチェイス映画の文化論』,リム出版新社,2006 ISBN 978-4898001738
  • 長谷川功一,『ニュース映像とは何だろうか - テレビ報道撮影の舞台裏』,オンブック社,2007
  • 長谷川功一,『カーチェイス表象の探究 - ハリウッド最大のスペクタクルの映画史』,溪水社,2018 ISBN 978-4863274440
  • 長谷川功一,『銀幕の松田聖子-伊豆の踊子・ハワイ・東京ディズニーランド・教会結婚式から見えてくる一九八〇年代』,溪水社,2021, ISBN 978-4863275546

学術論文[編集]

  • “The Conquest of Inner Space: 2001: A Space Odyssey and the Counterculture”, Film and History 2003 CD-ROM Annual所収, 2005
  • 長谷川功一,「チェイスとモダニティ - ロイドの『要心無用』(1923)における時間と運動の表象」,『アメリカ研究』(日本アメリカ学会),第43号,pp.213-228,2009 NAID 40016617807, NCID AN00012211
  • 長谷川功一,「機械と運動 - キートンの自動車ギャグについての考察」,『映像学』(日本映像学会),第82号,pp.24-39,2009 NAID 40016710962, NCID AN00022124
  • 長谷川功一,「ギャングとカウボーイ - 『ハイ・シェラ』と1930年代ギャング映画サイクルの終焉」,『映画研究』(日本映画学会),第4号,pp.42-57,2009 ISSN 1881-5324
  • 長谷川功一,「ロイド的運動としての乗り継ぎチェイス - セネット喜劇と『猛進ロイド』(1924)の比較分析から」,『映像学』,第85号,pp.39-55,2010 NAID 40018721689, NCID AN00022124
  • 長谷川功一,「赤狩りとジョン・ヒューストンの作家的転換 - フィルム・ノワール『キー・ラーゴ』(1948)論」,『層-映像と表現』,第4号,pp.186-205,2011 NAID 40018833423, NCID AA12469121
  • 長谷川功一,「悪女と機械 -フリッツ・ラング『メトロポリス』におけるファム・ファタール表象について」,『層-映像と表現』,第6号,pp.55-71,2013(JSPS科研費23520143の助成による) NAID 40019669412, NCID AA12469121
  • 長谷川功一,「『飾窓の女』におけるフロイトの夢思想の表象について」,『層-映像と表現』,第7号,pp.58-75,2014(JSPS科研費23520143の助成による) NAID 40020020345, NCID AA12469121
  • 長谷川功一,「増村保造と巫女としての女優‐映画『刺青(いれずみ)』における谷崎潤一郎『刺青』のテーマの再構成について」,『層-映像と表現』,第10号,pp.170-182,2018 NAID 40021503554, NCID AA12469121
  • 長谷川功一,「臨場感の誕生-『ブリット』のカーチェイスの表象メカニズム」,『Accumu』,第25号,pp.82-93,2018 ISSN 1882-9392
  • 長谷川功一,「『虹いくたび』と『古都』の京都像と原爆の関係性の考察-京都被爆の想像力を回避する川端康成の視点」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第136号,pp.35-46,2019 NAID 40022197925, NCID AA11194287
  • 長谷川功一,「松田聖子の登竜門-『伊豆の踊子』映画化の系譜(1933-1974)と映画『野菊の墓』(1981)」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第137号,pp.103-113,2019 NAID 40022073616, NCID AA11194287
  • 長谷川功一,「戦後のハワイ映画と『プルメリアの伝説』(1983年)における日系女性像の比較」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第141号,pp.67-77, 2020 NAID 40022421261, NCID AA11194287
  • 長谷川功一,「教会結婚式と一九八〇年代日本映画-『カリブ・愛のシンフォニー』(1985年)を代表例として」,『JunCture 超域的日本文化研究』(名古屋大学大学院人文学研究科付属超域文化社会センター),第12号,pp.138-147,2021
  • 長谷川功一,「銀幕のクリスマス革命-山下達郎『クリスマス・イブ』(1983年)と映画『君は僕をスキになる』(1989年)」,『比較文化研究』,(日本比較文化学会),第148号,pp.181-192, 2022
  • 長谷川功一,「文通とインターネット - 映画『Love Letter』(1995年)の回想場面の考察」『日本映画学会会報』(日本映画学会),第68号,pp.7-17,2023

学会発表[編集]

  • 長谷川功一,「機械と運動 - キートンの自動車ギャグについての考察」(口頭発表),日本映像学会 第34回全国大会,京都精華大学,2008年6月
  • 長谷川功一,「ドキュメンタリー批評としての『激怒』 - フリッツ・ラングと30年代アメリカ」(口頭発表),日本映像学会 第37回全国大会,北海道大学,2011年5月[4]

出典[編集]

外部リンク[編集]