松浦景子

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松浦 景子
ニックネーム けっけ
生年月日 (1994-04-20) 1994年4月20日(30歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県伊丹市
血液型 AB型
身長 152cm
言語 日本語
方言 関西弁
グループ名 吉本坂46
事務所 吉本興業
受賞歴
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松浦景子の【けっけちゃんねる】
YouTube
チャンネル
活動期間 2017年 -
ジャンル エンターテイメント
登録者数 25.7万人
総再生回数 160,886,019回
挨拶 バレリーナ芸人
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月7日時点。
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松浦 景子(まつうら けいこ、1994年4月20日 - )は、日本お笑いタレントバレリーナ喜劇女優吉本坂46のメンバーでもある。吉本興業所属。

略歴[編集]

学生時代[編集]

聖母被昇天学院中学校・高等学校(現アサンプション国際小学校・中学校・高等学校)卒業。大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科舞踊コース出身。コース内では首席で入学。高校時代にマクドナルドバイトをしていた。

吉本新喜劇入り[編集]

2015年、金の卵8個目オーディションにて合格し、吉本新喜劇に入団。新喜劇に入るきっかけは、大のお笑い好きだった父親が病で闘病生活の間はテレビでお笑いを観ることを拒んでいたが、なぜか新喜劇だけは観て笑っていたことで心を動かされ、父親が亡くなった1週間後に偶然オーディションがあり、運命を感じたから[1]

大勢の新喜劇座員の中で覚えてもらうためには特技が必要、しかし自分にはバレエしかないと2015年、座間全国舞踊コンクールに出場し、クラシックバレエ部門第1位(後述のように審査員賞なども受賞)となる[2]。この「バレエ日本一」の称号を武器に知名度を上げていった。入団直後は主に辻本茂雄座長の公演を中心に出演し、デビューわずか4ヶ月でヒロイン役に抜擢された。

2016年8月に放送された吉本新喜劇『茂造の恋とエトワール』はヒロイン役。本人のバレエの実体験を題材とした脚本が起用された。

地上波出演でブレイク[編集]

2017年、『とんねるずのみなさんのおかげでした 博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~』(フジテレビ)第23回目に出場、ファイナリストに選ばれた。2018年、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』第1回では、2年連続ファイナリストとなり、前年優勝者のオラキオ阿佐ヶ谷姉妹ともコラボネタを披露。『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ)にて、女優・趣里のお気に入り芸人として紹介され、ネタを多数披露。

2019年、『第47回茨木フェスティバル ボルケーノ茨木』審査員特別賞受賞。2019年、吉本坂462期生オーディションにて、第2次審査の「自己PR動画」投票では1位で通過[3]。その後も最終審査まで進出し合格。

2020年、バレエダンサー加治屋百合子によって発足された「Hearts for Artist」プロジェクトの公式サポーターに就任。同年には『バズ★ナイトナマー!』(毎日放送)動画バトルにて優勝5連覇。番組初の殿堂入りを果たし、後にMCへ昇格。また、2020年冬公開のテレビアニメ『まえせつ!』にて声優オーディションで勝ち取り、本人役である「松浦景子」として出演。

2021年、『第21回新人お笑い尼崎大賞奨励賞受賞。2022年には初の単独ライブ『くるみ割りすぎ人形』を大阪(5月29日、YES THEATER)、東京(6月5日、ヨシモト∞ドーム ドームI)で開催。

2023年2月には、間寛平ゼネラルマネージャーがプロデュースする新喜劇若手座員12人によるアイドルユニット「秘蔵っ子」のリーダーとなる[4]

2023年6月11日には東京・ルミネtheよしもとで、『松浦景子のバレエ大大好き~ルミネtheよしもとからこんにちワルツ~』を開催し、新喜劇所属女性初のルミネ単独公演を果たした[5]

2023年8月にはGGGプロジェクト・ガチョーク賛歌にて佐野和輝、山田悠貴(ともに新国立劇場バレエ団)と共演するなど、バレエダンサーとしての仕事も増えている[6]

人物[編集]

  • 3歳からクラシックバレエを習う。
  • 小さい頃からバレエ英才教育を受けており、炭水化物を摂取しないため家に炊飯器が無かった。お弁当が味なしきな粉のせ寒天だった事もあった。ラーメンを初めて食べたのは新喜劇入団後である。
  • 母親の影響で大の宝塚オタクである。
  • 家にバレエのためのレッスンスペースがある。部屋を改造したため、リビングダイニングは存在しない。
  • 自他ともに認める、ミルクボーイファンである[7]。(ミルクボーイは出身大学の先輩に当たる)

出演[編集]

テレビ[編集]

現在の出演番組
過去の出演番組

声優[編集]

テレビアニメ[編集]

2020年

映画[編集]

  • En face(2020年、マイマジ)バレエ講師役 ※15分短編

舞台[編集]

吉本新喜劇は除く

受賞歴[編集]

  • OsakaPrix全国バレエコンクール2004 - 2013 10年連続決勝進出入選(2008年15位・2013年14位)
  • 2011年 全国バレエコンクール in Nagoya ジュニアC部門チャコット賞。
  • 2012年 NAMUEクラシックバレエコンクール 高校生の部第2位。
  • 2015年 座間全国舞踊コンクールクラシックバレエ部門第1位、審査員特別賞、チャコット賞。
  • 2015年 FLAP全国バレエコンクール第4位ダンスケイト賞。
  • 2015年 フルール全国バレエコンクールおかやま第4位、ミュンヘン国際サマーワークショップ参加権獲得。
  • 2017年 第5回鈴木養蜂場「ミス・はちみつクィーン」グランプリ受賞。
  • 2017年 とんねるずのみなさんのおかげでした博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」第23回大会にて「見たい!賞」受賞。
  • 2018年 関西発!才能発掘TV マンモスター 番組内芸人ネタコーナーにてMVP獲得。
  • 2020年 バズ★ナイトナマー!(毎日放送)動画バトル優勝。(5連覇)番組初の殿堂入りを果たし、後にMCへ昇格。
  • あさパラ! 2020年ブレイク芸人を探せ 準優勝。
  • 第47回茨木フェスティバル ボルケーノ茨木 審査員特別賞受賞。
  • 2021年 第21回新人お笑い尼崎大賞 奨励賞受賞。

著書[編集]

単行本[編集]

  • 松浦景子のバレエあるある(2021年4月15日、マキノ出版[9]
  • 松浦景子のバレエあるある キラキラ - 元日本一のバレリーナ芸人Presents(2023年5月25日、ワニブックス)[2]

賞レースでの戦績[編集]

雑誌掲載[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ よしもと新喜劇│MBS”. www.mbs.jp. 2019年3月11日閲覧。
  2. ^ a b 松岡直美 (2023年3月27日). “『松浦景子のバレエあるある キラキラ★』5月25日発売! 元日本一のバレリーナ芸人の書籍第二弾! | FANY Magazine”. magazine.fany.lol. 2023年10月6日閲覧。
  3. ^ 【速報】吉本坂46、2期生オーディション二次審査、最終ランキング発表!”. ラフ&ピース ニュースマガジン (2019年11月19日). 2019年12月10日閲覧。
  4. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年8月20日). “松浦景子は健脚自慢の三刀流「バレエの恰好でいきたいけど」当日衣装に注目 SDGsウォーク2023in Warai Mirai Fes8月26日大阪城公園で開催”. サンスポ. 2023年10月6日閲覧。
  5. ^ 高橋洋平 (2023年6月11日). “バレリーナ芸人の松浦景子が新喜劇所属女性初のルミネ単独公演「まさか来られるとは…感無量」 - お笑い : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年10月6日閲覧。
  6. ^ ガチョーク讃歌GGG project2023”. valuepress (2023年7月15日). 2023年10月6日閲覧。
  7. ^ 吉本坂46公式サイト”. 吉本坂46公式サイト. 2021年3月10日閲覧。
  8. ^ メインキャスト”. TVアニメ「まえせつ!」公式サイト. 2019年12月7日閲覧。
  9. ^ 松浦景子のバレエあるある”. genkai-shobo.jp. 2021年3月10日閲覧。
  10. ^ キレイキレイ音色 | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2023年2月11日閲覧。
  11. ^ Inc, Natasha. “コージー冨田、ギャロップ林、岡野陽一、ウエストランド井口ら「R-1」準々決勝へ”. お笑いナタリー. 2024年2月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]