山口富士夫

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山口 富士夫(やまぐち ふじお、1962年12月14日 - )は、日本フリーアナウンサー和歌山県出身。追手門学院大学経済学部卒業。

来歴・人物[編集]

2005年まで、主にプロ野球中継サンテレビボックス席』の実況などで活躍していた。1999年、阪神vs巨人戦の延長12回、新庄剛志選手が槇原投手の敬遠球を打ち、サヨナラ勝利した試合を実況した。

2002年頃までオフィスキイワードに所属していた。2003年からベストスピーカー(日本テープ株式会社社内において、同年発足したアナウンサー部門)所属。さらに、セイ・タレントプロダクションとは業務提携タレントとして契約を行う。

2005年11月頃より日本クルーズ客船株式会社に転職しクルーズディレクターとして活動。2度の世界一周を始めアジア、中国、ロシアなど50ヵ国を回った。

2008年11月頃より、神戸電子専門学校サウンド分野声優タレント学科専任講師として勤務した。また、その傍らで2003年からコナミ(コナミデジタルエンタテインメント)の野球ゲームソフトシリーズで実況担当として声の出演をしている。先述のベストスピーカーにおいては、客員講師として在籍している。

イベント・式典では、皇太子・同妃列席の「全国育樹祭」の司会を担当した。そのほか、大阪ドーム開館式典、世界卓球選手権、東アジア競技大会開会式など注目イベントにMCとして従事した。

2019年、和歌山県北山村のふるさと大使である「じゃばら特使」就任。

2022年、茨木市のまちおこし会社「FICベース株式会社」タウンマネージャーとして着任。

著書[編集]

  • 「信号機もない山奥育ちの僕がたどり着いた甲子園の実況席」(Amazon/kindle) 
  • 「豪華客船で3年間働いて分かった28のこと」(Amazon/kindle)
  • 「コミュニケーションの落とし穴」(Amazon/kindle)
  • 「普通ってなんですか?」(Amazon/kindle)   

出演番組[編集]

出演ゲームソフト[編集]

出演ビデオソフト[編集]

※いずれも、ナレーション担当。

脚注[編集]

外部リンク[編集]