タンチョウ (キンギョ)

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タンチョウ

タンチョウ(丹頂)は、キンギョの一種。の上に膨らんだ瘤がついている中国産の品種で、中国ではよく飼われているキンギョである。

概要[編集]

オランダシシガシラの色変種。日本には昭和30年代に渡来した。鰭や体は白く、肉瘤だけが赤く染まるのが最大の特徴である。

歴史[編集]

中国原産の金魚で、昭和30年代に中国から日本へ輸入された。作出過程は不明。 広く普及し、現在流通している系統は、多くが日本で生産されたものとなっている。

名前の由来[編集]

白い体と赤い頭部が丹頂鶴を思わせるので、この名を持つ。英名は「レッドキャップ・オランダ(Red Cap Oranda)」、中国語では「ホントウユイ(紅頭魚)」。