アカヒレタビラ
| アカヒレタビラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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 雌雄のアカヒレタビラ。仙台うみの杜水族館飼育展示個体。
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| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
絶滅危惧IB類（環境省レッドリスト）
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Acheilognathus tabira erythropterus R. Arai, Fujikawa & Nagata, 2007 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アカヒレタビラ |
アカヒレタビラ（赤鰭田平、Acheilognathus tabira erythropterus）は、コイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属に属する淡水魚の一種である。亜種名は「erythro：赤い、pterus：鰭」を意味し、本亜種の鰭の色に由来する[2]。
形態[編集]
繁殖期には、オスの背鰭と臀鰭がタビラの中では最も濃い赤に染まるが、最盛期には臀鰭の縁取りが白くなる[4]。
よく似た亜種[編集]
よく似た亜種として、「キタノアカヒレタビラ」、「ミナミアカヒレタビラ」がいる。
生態[編集]
雑食で、小動物や付着藻類などを食べる[5]。
河川、湖沼、水路に生息する。完全な止水[3]や強い水流[6]は好まない。水草の近くのような物陰を好む[2]。
繁殖期は4-6月で、イシガイのような流水性の淡水二枚貝に産卵する。
分布[編集]
自然分布は宮城県、栃木県、茨城県、千葉県、埼玉県[4]。群馬県、東京都、神奈川県には過去に生息していた記録がある[4]。
脚注[編集]
- ^ “アカヒレタビラ”. 日本のレッドデータ検索システム. 野生生物調査協会・Envision環境保全事務所. 2020年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月18日閲覧。
- ^ a b 佐土、松沢(2011), p. 21.
- ^ a b c 赤井ほか(2009), p. 42.
- ^ a b c 佐土、松沢(2011), p. 20.
- ^ a b “アカヒレタビラ 侵入生物DB”. 国立環境研究所. 2020年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月11日閲覧。
- ^ 赤井ほか(2009), p. 45.
参考文献[編集]
- 赤井裕、秋山信彦、上野輝彌、葛島一美、鈴木信洋、増田修、藪本美孝『タナゴ大全』エムピージェー、2009年、pp. 42,45-47頁。ISBN 978-4-904837-08-5。
- 佐土哲也、松沢陽士『タナゴハンドブック』文一総合出版、2011年、pp. 20-21頁。ISBN 978-4-8299-8100-9。