野球プエルトリコ代表

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野球プエルトリコ代表
第3回WBC (2013年3月17日)
国または地域 プエルトリコの旗 プエルトリコ
協会 プエルトリコ野球連盟
監督 プエルトリコの旗 フアン・ゴンザレス
WBSCランキング 11位(2023年3月28日)
オリンピック
出場回数 1回 (初出場は1992年)
最高成績 5位 (1992年)
ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)
出場回数 5回 (初出場は2006年)
最高成績 準優勝 (2013年2017年)
WBSCプレミア12
出場回数 2回 (初出場は2015年)
最高成績 8位 (2015年)
ワールドカップ
出場回数 26回 (初出場は1940年)
最高成績 優勝 (1951年)
インターコンチネンタルカップ
出場回数 6回 (初出場は1973年)
最高成績 準優勝 (1973年)
パンアメリカン競技大会
出場回数 11回 (初出場は1959年)
最高成績 準優勝 (1959年・1991年)

野球プエルトリコ代表(やきゅうプエルトリコだいひょう)は、アメリカの自治領でもあるプエルトリコにおける野球のナショナルチームである。

歴史[編集]

1951年ワールドカップでは優勝しており、準優勝4回、3位入賞も4回ある。

オリンピックは公開競技1988年ソウルオリンピックでは準決勝でアメリカに敗れたが、3位決定戦で韓国を下した。正式競技では1992年バルセロナオリンピックに出場経験があるが5位であった。ちなみにこのときは開催国スペインに敗れている。

2006年第1回WBCでは1次リーグでキューバを倒すなどしたが、2次リーグで同じキューバに敗れるなどしてベスト8止まりであった。

2009年第2回WBCでは2次ラウンドでアメリカを倒したが、敗者復活戦で再びアメリカと対戦して敗れて前回同様ベスト8止まりであった。

2013年第3回WBCでは1次ラウンドでベネズエラ、2次ラウンドでアメリカ、準決勝で日本などの優勝候補を破り、初の決勝に進出。決勝ではドミニカ共和国に敗れるものの、初の準優勝と躍進した。

2017年第4回WBCでは、1次ラウンドでベネズエラ、2次ラウンドでドミニカ共和国アメリカ合衆国、準決勝でオランダなどの強豪国を破り、二大会連続で決勝に進出した。決勝ではアメリカに敗れ悲願の初優勝とはならなかったが、二大会連続で準優勝という好結果を残した[1]

国際大会[編集]

ワールド・ベースボール・クラシック[編集]

開催地 順位
1 2006 アメリカ合衆国の旗日本の旗プエルトリコの旗 2次ラウンド敗退
2 2009 アメリカ合衆国の旗日本の旗プエルトリコの旗メキシコの旗カナダの旗 2次ラウンド敗退
3 2013 アメリカ合衆国の旗日本の旗プエルトリコの旗中華民国の旗 準優勝
4 2017 アメリカ合衆国の旗日本の旗大韓民国の旗メキシコの旗 準優勝
5 2023 アメリカ合衆国の旗日本の旗中華民国の旗 ベスト8
6 2026 出場権獲得

オリンピック[編集]

開催地 順位
26 1992 スペインの旗 バルセロナ 5位
27 1996 アメリカ合衆国の旗 アトランタ 予選敗退
28 2000 オーストラリアの旗 シドニー 予選敗退
29 2004 ギリシャの旗 アテネ 予選敗退
30 2008 中華人民共和国の旗 北京 予選敗退
33 2021 日本の旗 東京 予選敗退

WBSCプレミア12[編集]

開催地 順位
1 2015 日本の旗中華民国の旗 8位
2 2019 日本の旗中華民国の旗大韓民国の旗メキシコの旗 10位

インターコンチネンタルカップ[編集]

  • 1973年 - 準優勝
  • 1989年 - 3位

ワールドカップ[編集]

  • 1947年 - 準優勝
  • 1948年 - 準優勝
  • 1951年 - 優勝
  • 1952年 - 3位
  • 1965年 - 3位
  • 1970年 - 3位
  • 1973年 - 準優勝
  • 1973年 - 3位
  • 1976年 - 準優勝

※ 注:1973年には国際連盟が分裂したため、2回行われている。

パンアメリカン競技大会[編集]

  • 優勝(2019)
  • 準優勝(1959、1991)
  • 3位(1967、1979、1987、1995)

歴代監督[編集]

代表選手[編集]

脚注[編集]

  1. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧

関連項目[編集]