ノーフォーク語

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ノーフォーク語
Norfuk
話される国 ノーフォーク島の旗 ノーフォーク島
言語系統
英語ベースのクレオール言語
  • ノーフォーク語
公的地位
公用語 なし
統制機関 なし
言語コード
ISO 639-3 pih
消滅危険度評価
Definitely endangered (Moseley 2010)
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ノーフォーク語(ノーフォークご)とは南太平洋オーストラリアノーフォーク島の言語。

ノーフォーク島の共通語は公用語でもある英語であるが、島民の間ではノーフォーク語と言うクレオールの英話を話す。ノーフォーク語は、18世紀におけるイギリスの西部地方の英語の方言とポリネシア語タヒチ語)、及びゲール語が混成された言語である。

1856年バウンティ号の反乱者の子孫が住むピトケアン島の人口が増加する恐れが出てきたため、イギリス政府はピトケアン島の住民をノーフォーク島に移住させた。その後、何人かはピトケアン島に戻ったが、そのままノーフォーク島に定住する者も大勢いた。そのためかノーフォーク島の住民の多くはそのピトケアン島のバウンティ号の反乱者の子孫の末裔が多いことになる。

ノーフォーク島民の間で話すノーフォーク語は、ピトケアン島のピトケアン語の影響が強く残っている。

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