ガイアナの軍事

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ガイアナ国防軍
Guyana Defence Force
創設 1966年
指揮官
最高司令官 第10代大統領 イルファーン・アリ
総人員
兵役適齢 17歳から(制度上は16歳)
現総人員 1,100人(2007)[1]
財政
軍費/GDP 1.8%(2006)
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ガイアナの軍事(ガイアナのぐんじ)では、ガイアナの軍事組織について述べる。

2007年時点で総員1,100人、予備役670人[1]

概要[編集]

ガイアナ国防軍(ガイアナこくぼうぐん、Guyana Defence Force:GDF)は、1965年11月1日に創設され、イギリス領ガイアナ義勇部隊(BGVF)、特別任務隊(SSU)、イギリス領ガイアナ警察隊(BGPF)および一般市民を母体に構成された。訓練の援助はイギリス人教官により提供された。

ガイアナ国防軍は国土防衛のみならず、国内の秩序維持および経済発展など、その資器材をガイアナ国民のために運用する。例として工兵部隊は道路や滑走路の建設、救急医療飛行などがある。軍への入隊は士官・兵卒共に志願から成る。また、イギリス連邦カリブ海諸国軍の兵士の訓練も受け入れている。ただし、士官の教育訓練はサンドハースト王立陸軍士官学校(歩兵の教育訓練)と海軍兵学校(沿岸警備隊の教育訓練)で行なっている。

国防軍は民生支援や民兵組織(現在の第2歩兵大隊予備グループ)およびガイアナ義勇兵役制度のために、その技術や訓練を活用する。

組織[編集]

陸軍は現役900人、予備役500人から成る。部隊は1個歩兵大隊、1個工兵大隊(中隊規模)、1個特殊作戦中隊、1個支援中隊、大統領警護隊などがある。このほかに現役100人、予備役170人から成る海軍沿岸警備隊)、100人から成る空軍がある。準軍事組織としては1500人規模の民兵組織がある。

装備[編集]

車両[編集]

名称 種類 生産国 画像 台数(両) 備考
EE-9 カスカベル装輪装甲車 装輪装甲車偵察戦闘車 ブラジルの旗 ブラジル 6
ショーランドS52装甲車en 装輪装甲車 イギリスの旗 イギリス 3
EE-11 ウルツ装輪装甲車 装輪装甲車装甲兵員輸送車 ブラジルの旗 ブラジル 24
フォード F-350 ピックアップトラック アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 54

火砲[編集]

名称 生産国 画像 保有数(門) 備考
M-46 130mmカノン砲 ロシアの旗 ロシア 6
L16 81mm 迫撃砲 イギリスの旗 イギリス 12
82mm迫撃砲M42 ロシアの旗 ロシア 18
160mm迫撃砲M-43 ロシアの旗 ロシア 18両

航空機[編集]

艦艇[編集]

ジョージタウンバハマニュープロビデンス島に基地を有する。

  • 河川哨戒艇(PCC) × 1隻 満載排水量890トン、1985年就役
  • T-44型哨戒艇 × 4隻

脚注[編集]

  1. ^ a b Military Balance 2007

参考文献[編集]

  • Christopher Langton, Military Balance 2007, Routledge

外部リンク[編集]