高野貴裕

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たかの たかひろ
高野 貴裕
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 福島県いわき市
生年月日 (1979-09-24) 1979年9月24日(44歳)
最終学歴 青山学院大学文学部仏文科
勤務局 TBSテレビ
TBSホールディングス
部署 TBSテレビ 総合編成本部 アナウンスセンター[1]
→TBSホールディングス(総合プロデュースセンター/総合編成本部)[2]→TBSテレビ総務局CSR推進部/社長室SDGs企画部[3] 
活動期間 2003年 - 2022年6月
(TBSアナウンサーとして)
配偶者 星野真里
出演番組・活動
出演経歴 後述

高野 貴裕(たかの たかひろ、1979年9月24日 - )は、TBSテレビの社員で元アナウンサー

来歴・人物[編集]

福島県いわき市出身。血液型はA型[4]。浪人生活を経て、福島県立磐城高等学校を経て、青山学院大学文学部仏文科へ進学した。大学での同期生に小林麻耶[5]、後輩に女優星野真里がおり、2人とも在学中から親交があった。

学生時代にはアナウンサーを特に志していなかったとのことで、TBS(当時)ではアナウンス職と一般職の試験を受けたものの、他局では一般職の試験のみ受験。TBSの入社試験にも、アナウンサーとは関係のない「ドラマの制作」志望で臨んでいた[6]。結局、2003年4月1日付で、アナウンサーとしてTBSに入社。同期入社のアナウンサーには小林麻耶と高畑百合子がいる。ちなみに、同日の入社式にはピアスを装着していたという。

TBSへの入社後は、報道・情報・バラエティなど、幅広いジャンルのテレビ番組へ出演。『王様のブランチ』では、「高野ボンバー貴裕」と称して、DVDの新作ソフトを紹介するコーナー「熱血・DVD野郎」を担当した。その一方で、2006年の10月から2008年2月1日までは、『筑紫哲也 NEWS23』でキャスターを担当。同局の男性アナウンサーとしては初めてのスポーツキャスター[7] であったが、自身の着任と同時にサブキャスターへ就任した山本モナが諸事情につき短期間での降板を余儀なくされた直後から、毎日放送(MBS)からの出向扱いで三澤肇(元同局アナウンサーで当時は社会部の記者)が加入した2007年3月までは山本の役割も引き継いでいた。

2008年1月28日からは、『イブニング・ファイブ』(平日夕方の情報番組)で17時台の天気コーナー(気象予報士森田正光のパートナー)と18時台のエンタテインメント(エンタメ)情報コーナー(関東ローカル放送)を担当。サブキャスター・小倉弘子産前産後休暇(産休)に伴い、上記のコーナーを進行していた山内あゆがサブキャスター代理を務めることによる措置であった。実際には、小倉の復帰・山内の産休後(同年7月28日以降)を経て、2009年3月27日の最終回まで出演を続けていた。

2015年3月30日から2019年3月29日までは、平日早朝のテレビ番組『はやドキ!』の初代MCを務めた。

『はやドキ!』からの降板後は、Paravi向けに『丸のりパラビ』の企画を立案。この企画が実現してからは、MCを務めるほか、プロデューサーに準ずる役割を担っている。その一方で、アナウンサーとしての活動も継続。2019年9月30日から放送を開始した『グッとラック!』では、「芸能デスク」という肩書で、2020年9月までエンタメコーナーを担当していた[8]

私生活では、2011年9月1日に星野真里と結婚。2015年7月30日に第1子(女児)が誕生[9] ことから、翌31日には、当時MCを務めていた『はやドキ!』を通じてその旨を伝えた[10]2019年11月4日に放送された『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議スペシャル』で、ゲストとして結婚後初めて星野と共演[11]。『グッとラック!』への出演期間中も、星野がコメンテーターを務める水曜日に共演していた。

TBSテレビでは「TBS Voice」(アナウンススクール)の講師も務めていたが、2022年7月1日付で所属部署のアナウンスセンターからTBSホールディングスへ出向。出向先では、総合プロモーションセンターの総合プロモーション部員と、総合編成本部編成局のプロモーション部員を兼務している[2][12][13]。 異動については正式発表の前(6月15日)にインターネット上でいち早く報じられたことから、高野自身がこの報道に対する驚きをtwitterの個人アカウントで吐露するとともに、報じられた内容がおおむね事実であることを認める一幕があった[14]。アナウンサーとして最後に担当した番組は6月30日『TBS NEWS』(CS放送) [15]で、上記の個人アカウントでは、TBSホールディングスへの出向を機に「TBS総合プロモーター」という肩書を用いていた。

2023年4月1日付の人事異動でTBSテレビへ復帰。復帰後は、総務局のCSR推進部員と社長室のSDGs企画部員を勤務しながら、「CSRプロモーター」と称して「地球を笑顔にするWEEK」のプロモーション活動へ従事している[3]

アナウンサー時代の出演番組[編集]

レギュラー番組[編集]

テレビ
ラジオ
オンデマンド動画配信

不定期出演[編集]

YouTube[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日). https://www.tbsholdings.co.jp/tbstv/corporate/organization.html 2022年5月20日閲覧。 
  2. ^ a b “TBSホールディングス 企業情報 組織図”. TBSホールディングス. (2021年10月1日). https://www.tbsholdings.co.jp/about/corporate/organization.html 2022年6月19日閲覧。 
  3. ^ a b twittwe上の個人アカウントから2022年4月6日に発信されたツイートを参照
  4. ^ スタスケ ザ・テレビジョン
  5. ^ 小林麻耶のMAYA's Week より
  6. ^ 小学館刊『局アナ安住紳一郎』p. 32 - 34より。2006年4月発行
  7. ^ 男性がスポーツキャスターをレギュラーで務めた事例は、最初期の小林繁(当時は野球解説者)以来であった。
  8. ^ TBS高野アナ“異例”競馬番組プロデュース「的中の喜びを分かち合いたい!」”. スポーツニッポン (2019年9月27日). 2019年9月27日閲覧。
  9. ^ 星野真里 第1子女児を出産! 夫のTBS高野アナ、父親の実感”. スポーツニッポン (2015年7月30日). 2015年7月30日閲覧。
  10. ^ 星野の出産 夫が生番組で報じる”. デイリースポーツ (2015年7月31日). 2015年7月31日閲覧。
  11. ^ 星野真里とTBS高野貴裕アナが夫婦初共演!ラブラブアピールに高嶋ちさ子が吠える”. テレビドガッチ (2019年11月3日). 2019年11月5日閲覧。
  12. ^ "TBS高野貴裕アナ、7月人事で編成局プロモーション本部に異動 11年に女優星野真里と結婚". Nikkan Sports. 日刊スポーツ新聞社. 15 June 2022. 2022年6月15日閲覧
  13. ^ "女性アナが報道局に…業界が衝撃を受けたTBS「7月人事」". 現代ビジネス. 講談社. 18 June 2022. 2022年7月1日閲覧
  14. ^ "TBS高野貴裕アナ「私の人事がインターネットニュースに」SNSで驚き、異動を事実上認める". 日刊スポーツ. 15 June 2022. 2022年7月1日閲覧
  15. ^ "TBS高野貴裕アナ、異動前のアナウンス業務最終日迎え「新しい世界でも自分らしく生きていく」". 日刊スポーツ. 30 June 2022. 2022年7月1日閲覧
  16. ^ 本番の終了後に本人がtwitterの公式アカウントから発信したツイートを参照
  17. ^ Paraviオリジナルの競馬予想番組! オンデマンド動画配信サービス『競馬予想 丸のりパラビ!』がスプリンターズS前日より配信開始!”. netkeiba.com (2019年9月17日). 2019年9月23日閲覧。
  18. ^ Paraviオリジナル競馬予想番組「競馬予想 丸のりパラビ!」 配信決定!!”. PR TImES (2019年9月24日). 2019年9月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]