女子野球日本代表

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女子野球日本代表
国または地域 日本の旗 日本
協会

国内主管組織

国内上位組織

国際組織

愛称 侍ジャパン女子代表 (2014 - )
マドンナジャパン (2008 - )
監督 日本の旗 中島梨紗(2023 - )
WBSCランキング 1位 (2023年12月)
WBSCワールドカップ
出場回数 9回(初出場は第1回(2004年))
最高成績 優勝(2008年、2010年、2012年、2014年、2016年、2018年)
女子野球アジアカップ
出場回数 3回(初出場は第1回(2017年))
最高成績 優勝(2017年、2019年、2023年)
備考

2006年から全日本野球会議が日本代表を承認
2014年から侍ジャパン傘下

女子野球日本代表(じょしやきゅうにほんだいひょう)は、日本野球機構全日本女子野球連盟によって編成される、女子野球ナショナルチームである。2014年現在の愛称は、「マドンナジャパン」または男子の野球日本代表と同じ「侍ジャパン」(女子であることを強調するため「侍ジャパン女子代表」と表記される場合もある)。

概要[編集]

当初は大塚製薬のスポンサーにより「チーム・エネルゲン」「チーム・アミノバリュー」と呼ばれ、これらのチームは協会から公的な日本代表団体とみなされておらず任意の代表団として出場した[1]

2006年4月、全日本野球会議の代表派遣事業に認定され、正式な日本代表チームとなった。この年台湾で開催された第2回IBAF女子ワールドカップから、女子野球日本代表もアテネオリンピックでプロが着用したタイプと同じユニフォームで参加している。

2008年第3回IBAF女子ワールドカップ愛媛県松山市で開催されるに当たり、それに因んで「マドンナジャパン」と命名された[2]

2013年に日本野球機構の方針で、フル代表・年代別・男女を問わず日本代表のユニフォームデザインを統一することになり、それに伴い「侍ジャパン」の名称が女子に対しても使われるようになった。ただし完全な愛称の統一には至っておらず、10年以上経過した現在でも報道やテレビ番組など多くメディアでは「マドンナジャパン」の愛称が使用されている[2][3]

歴史[編集]

参加国際大会[編集]

成績[編集]

世界大会[編集]

女子野球世界大会
開催年 開催場所 結果 日本代表 備考
1 2001年 カナダの旗トロント 準優勝 代表メンバー 詳細
2 2002年 アメリカ合衆国の旗セントピーターズバーグ 準優勝 代表メンバー 詳細
3 2003年 オーストラリアの旗ゴールドコースト 優勝 代表メンバー 詳細
4 2004年 日本の旗魚津 優勝 代表メンバー 詳細
WBSC女子野球ワールドカップ
開催年 開催場所 結果 日本代表 備考
1 2004年 カナダの旗エドモントン 準優勝 代表メンバー 詳細
2 2006年 中華民国の旗台北 準優勝 代表メンバー 詳細
3 2008年 日本の旗松山 優勝 代表メンバー 詳細
4 2010年 ベネズエラの旗マラカイ 優勝 代表メンバー 詳細
5 2012年 カナダの旗エドモントン 優勝 代表メンバー 詳細
6 2014年 日本の旗宮崎 優勝 代表メンバー 詳細
7 2016年 大韓民国の旗釜山 優勝 代表メンバー 詳細
8 2018年 アメリカ合衆国の旗フロリダ州ビエラ 優勝 代表メンバー 詳細
9 2021年 メキシコの旗ティフアナ 中止 詳細
2024年 決勝R カナダの旗サンダーベイ 代表メンバー 詳細

アジア大会[編集]

BFA女子野球アジアカップ
開催年 開催場所 結果 日本代表 詳細
2017年 香港の旗香港 優勝 代表メンバー 第1回
2019年 中華人民共和国の旗中山 優勝 代表メンバー 第2回
2023年 香港の旗 香港 優勝 代表メンバー 第3回

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]