篠山輝信

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しのやま あきのぶ
篠山 輝信
本名 同じ
生年月日 (1983-12-10) 1983年12月10日(40歳)
出生地 東京都
国籍 日本の旗 日本
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 2006年 - 現在
活動内容 2006年:『ANGEL GATE -春の予感-』で俳優デビュー
配偶者 雨宮萌果 (2019年 - 2022年)
著名な家族 父:篠山紀信
母:南沙織
公式サイト 篠山 輝信 公式ページ
主な作品
ドラマ
ダンドリ。〜Dance☆Drill〜
忠臣蔵 瑤泉院の陰謀
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篠山 輝信(しのやま あきのぶ、1983年12月10日 - )は、日本俳優タレント東京都出身(生まれも育ちも恵比寿だと公表している)で、玉川大学芸術学部を卒業し、スペースクラフトに所属している。

活動・経歴[編集]

父は写真家の篠山紀信、母は歌手の南沙織。3人兄弟の次男で[1]、4歳上の兄と2歳下の弟がいる。病弱な母方の祖母を病から救いたく、幼少期は医師を夢見た[2]

大学卒業後の2006年、「高校時代に英語劇に出演したことをきっかけに、芝居の面白さに気が付いた」ことで芸能の仕事に就き、舞台『ANGEL GATE -春の予感-』に出演し[注 1]フジテレビダンドリ。〜Dance☆Drill〜』で坊主頭の野球部員を演じた。2007年5月に日本テレビ踊る!さんま御殿!!』に出演[注 2]し、同年秋に映画『GSワンダーランド』に出演した。2010年4月からNHK総合テレビあさイチ』でリポーターを務める。

2018年12月25日、『あさイチ』でレギュラー共演したNHKアナウンサーの雨宮萌果2019年1月に結婚することが事務所を通して明らかにされた[3][4]。2019年1月11日、婚姻届を提出[5]。同年3月24日、挙式・披露宴を行う[6]

2022年、「島」で第31回「新人シナリオコンクール」(日本シナリオ作家協会)入選(最高賞)[7][8]

2022年6月4日、雨宮のブログにて篠山との離婚を発表[9][10][11]

人物[編集]

身長は167センチで、大きな瞳が特徴である。フットサルを趣味としており、「アキ」[注 3]「アッキー」[12]と愛称されている。両親が著名人であることを「七光りと言われることに抵抗はありません。コンプレックスになる部分もありますが、逆に "やってやろう" というエネルギーになります。」と述べ、「(兄弟)3人とも、写真家になろうとしないな」「(写真家を継ぐなら)お前だな、表現するエネルギーを持っているよ」と父の紀信から言われてうれしかった、と2007年5月2日読売新聞夕刊で語った。

主な出演作[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ・情報番組ほか[編集]

現在のレギュラー出演[編集]

ゲスト出演・過去のレギュラー出演[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • PURE LOVE(アートスフィア近鉄劇場、2003年、脚本・演出: 小池修一郎
  • ANGEL GATE -春の予感-(新国立劇場、2006年・2007年)
  • abbey-アビィ-(青山円形劇場、2007年)
  • 女信長青山劇場シアターBRAVA!、2009年)
  • 飛龍伝 2010 ラストプリンセス(新橋演舞場ほか、2010年、作・演出: つかこうへい
  • 寝盗られ宗介(2016年4月 - 5月、シアター1010・大阪松竹座・ももちパレス・刈谷市総合文化センター・新橋演舞場) - 花岡裕次郎 役[15]
  • 江戸のマハラジャ(2017年11月29日 - 2017年12月10日、厚木文化会館 小ホール・座・高円寺1、作・演出: 横内謙介)客演
  • 戯曲リーディング「イザ ぼくの運命のひと/PICTURES OF YOUR TRUE LOVE」(2018年12月8日 - 8月9日 シアタートラム 原作:ヴォルフガング・ヘルンドルフ 上演台本:ロベルト・コアル 翻訳・演出:小山ゆうな
  • チック(2017年8月13日 - 8月27日/2019年7月13日 - 7月28日 シアタートラム 原作:ヴォルフガング・ヘルンドルフ 上演台本:ロベルト・コアル 翻訳・演出:小山ゆうな) - マイク・クリンゲンベルク役

中止された公演[編集]

ラジオ[編集]

  • やきぐりバンバン コンマ2(水曜日)MBSラジオ、2009年)
  • FMシアターNHK-FM
    • 「海を渡る日」(2012年9月29日、NHK高松放送局制作)
    • 小夜嵐さよあらし」(2022年7月16日) - 松本辰也 役
    • 「コクハラ」(2023年4月8日) - 新井 役

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ サブタイトルにある「春の予感」は、母親である南沙織1978年に放ったヒットソングのタイトルでもある。項目「春の予感 -I've been mellow-」参照。
  2. ^ 初出演した『踊る!さんま御殿!!』では、柴田理恵らに "イケメン" と騒がれた。また、パチンコのエピソードを披露したり、明石家さんまに好みの女性を問われ「大竹しのぶさんなども好きです」と即答したりし、堂々としたバラエティ・デビューを果たしている。
  3. ^ 『しごとの基礎英語』のキャッチフレーズ。

出典[編集]

  1. ^ 篠山紀信さん&南沙織さんの次男・輝信、母の故郷が舞台の「島」で新人シナリオコンクールのグランプリ”. 中日スポーツ (2022年4月5日). 2022年4月16日閲覧。
  2. ^ 読売新聞』夕刊(2007年5月2日発行)内コラム「すてきエージング」より。
  3. ^ “篠山輝信&NHK雨宮萌果アナが来年1月結婚”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2126239/full/ 2018年12月25日閲覧。 
  4. ^ 篠山紀信さん次男の元妻雨宮萌果悼む「人目憚らず流れてしまう涙を拭うこともできませんでした」”. 日刊スポーツ (2024年1月5日). 2024年4月12日閲覧。
  5. ^ “篠山輝信、NHK・雨宮萌果アナと11日結婚を正式発表 「幸せで温かい家庭を築きたい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年1月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2127225/full/ 2019年3月25日閲覧。 
  6. ^ “篠山輝信&雨宮萌果アナ、和やか披露宴!「あさイチ」関係者ら出席”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年3月25日). https://www.sanspo.com/article/20190325-DNLX6QYTO5OOHN3ACIRGUCCW34/ 2019年3月25日閲覧。 
  7. ^ “篠山紀信氏次男・輝信が「新人シナリオコンクール」で“グランプリ”に”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年4月6日). https://hochi.news/articles/20220406-OHT1T51075.html?page=1 2022年4月6日閲覧。 
  8. ^ 篠山輝信の所属事務所も雨宮萌果アナとの離婚認める、篠山はコロナ禍で脚本書き始め賞受賞”. 日刊スポーツ (2022年6月4日). 2022年6月4日閲覧。
  9. ^ “篠山輝信と雨宮萌果アナが離婚を発表「お互いの人生を尊重し、それぞれの道を」“あさイチ婚”3年で幕”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2022年6月4日). https://hochi.news/articles/20220604-OHT1T51068.html?page=1 2022年6月4日閲覧。 
  10. ^ ご報告”. 雨宮萌果オフィシャルブログ (2022年6月4日). 2022年6月4日閲覧。
  11. ^ 篠山輝信「二人だからこそ得られた経験を糧に前に」雨宮萌果アナとの離婚を報告”. 日刊スポーツ (2022年6月4日). 2022年6月4日閲覧。
  12. ^ “『あさイチ』レポーターの篠山輝信 有働アナのイジリにめげず”. NEWSポストセブン (小学館). (2014年8月13日). https://www.news-postseven.com/archives/20140813_270736.html?DETAIL 2022年6月4日閲覧。 
  13. ^ “内藤剛志主演「警視庁強行犯係 樋口顕」SPドラマ放送 ゲストに生駒里奈、武田航平ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年6月7日). https://natalie.mu/eiga/news/527573 2023年6月7日閲覧。 
  14. ^ 行くぞ!最果て!秘境×鉄道「激走!ノルウェー北極圏へ」(アーカイブ)
  15. ^ “「寝盗られ宗介」戸塚祥太が一座の座長役に、男衆従え大衆演劇ショー見せる”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年2月8日). https://natalie.mu/stage/news/175406 2022年6月4日閲覧。 
  16. ^ “木ノ下歌舞伎『三人吉三』東京公演の中止を発表”. エンタステージ (株式会社ナノ・アソシエーション). (2020年5月8日). オリジナルの2020年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200512070218/https://enterstage.jp/news/2020/05/014591.html 2022年6月4日閲覧。 
  17. ^ オフィシャルブログ内の「金沢港いきいき魚市」より。

外部リンク[編集]