「フランス語から日本語への借用」の版間の差分

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2008年7月5日 (土) 15:34時点における版

日本語におけるフランス語由来の外来語は、芸術服飾料理製菓哲学の分野に多い。近年、英語由来の外来語に押され消えていく語(例:仏語「アベック」→英語「カップル」)がある一方、雑誌などでは、多くの日本語話者にとって意味の分かる英語ではなく、なじみの薄いフランス語を使用して新鮮なイメージを持たせようとする傾向(例:「とらばーゆ」「ヴァンサンカン」)が見られ、これらが外来語として定着することもある。

以下の外来語の中にはフランス語から英語になってから日本語になったものもあり、英語で通じても元のフランス語では意味が通じなくなったものもある(例:クレヨン、グランプリ、アンコール)。また、フランス語から日本語になった言葉の中には英語ではまったく通じない言葉もある(例:デッサン、ズボン、オブジェ)。

事例

芸術

アトリエ
クレヨン
デッサン
ブロンド
オードブル
クロワッサン
ピーマン

服飾

料理・食品

フランス料理も参照のこと

製菓

  • エクレア (éclair)
    フランス語の発音はエクレール。稲妻、ひらめきの意
  • クレープ (crêpe)
  • ゴーフル (gaufre)
    ワッフルのこと。
  • ゴーフレット (gaufrette)
    小さいゴーフルの意
  • シュークリーム (choux à la crème)
    フランス語のシュー(choux)キャベツの意と英語のクリーム(cream)を合成した日本語独自の造語。
  • スフレ (soufflé)
  • タルト (tarte)
    トルテは独語
  • パティシエ (女性形パティシエール)(pâtissier/pâtissière)
  • パフェ (parfait)
    英語でperfectの意
  • プチフール (petit four)
    小さな窯の意
  • マロン (marron)
  • ミルフィーユ (mille-feuille)
    千枚の葉の意

社会・学問・思想

その他

関連項目