小保方晴子

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小保方 晴子
生誕 小保方 晴子(おぼかた はるこ)
(1983-09-25) 1983年9月25日(40歳)[1]
日本の旗 千葉県松戸市
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
出身校 早稲田大学理工学部
早稲田大学大学院理工学研究科
プロジェクト:人物伝
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小保方 晴子(おぼかた はるこ)は日本の文筆家。元研究者。

理化学研究所発生・再生科学総合センター(Center for Developmental Biology: CDB)のユニットリーダーを勤めていた2014年1月末に、刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)の論文をNature誌に筆頭著者及び責任著者として二報発表し、その成果の衝撃度と若き美貌[2]ゆえに大きく報道され、一夜にして時の人となった。しかしながらその直後に、発表した両方のNature論文や博士論文の不正疑惑が11jigenなどによるインターネット上の指摘によって立て続けに発覚し[3][4]、今度は負のイメージでさらに大きく報道された。4月8日に小保方が行った反論記者会見をテレビ局各局が生中継するなど、2014年の一年を通してマスメディアを席巻した[5][6]。CDBの副所長であり片方のNature論文の責任著者になっていた笹井芳樹は、騒動の最中の2014年8月に自殺した[7][8]。小保方は12月21日付で理化学研究所を退職した[9]

2016年に出版した騒動中の出来事を記した手記『あの日』は、30万部のベストセラーとなった[10]。その後、雑誌の連載や書籍の執筆活動を行っている。

STAP細胞騒動は研究不正問題が叙述される際には代表的事件として頻繁に取り上げられるようになったが[11]ディオバン事件[12][13]匿名Aによる論文大量不正疑義事件[14]Ordinary_researchersが告発した東京大学医学部の事案[15]に比べれば重大性ははるかに低いとも言われている。

来歴

幼少期から大学卒業まで

1983年昭和58年)9月25日生まれ、千葉県松戸市出身[16]

2002年4月、AO入試の一種である「創成入試」に合格し、早稲田大学理工学部応用化学科に入学[17]。学部時代はラクロス部で活動し、卒業研究では常田聡の下で微生物に関する研究に取り組んだ[18][19]2006年3月に早稲田大学理工学部応用化学科を卒業。

TWInsでの細胞シートの研究

今ならまだ研究分野を変えられるからやりたいことがあるなら転向した方がいいという常田聡のアドバイスを受け、早稲田大学大学院に進学すると専門分野を転向した。東京女子医科大学先端生命医科学研究所の研修生となり、東京女子医科大学教授大和雅之の指導の下、医工融合研究教育拠点である先端生命医科学センター (TWIns) にて再生医療の研究を開始する[20]。研究は細胞をシート状にして組織工学へ応用する内容で、温度応答性培養皿で作製した口腔粘膜上皮細胞シートを皮下移植する技術について研究し、国際会議における学会発表[21]も経験した。

2008年3月に早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻修士課程を修了する。4月に早稲田大学大学院先進理工学研究科生命医科学専攻博士課程に進学した際は、日本学術振興会特別研究員 (DC1) に採択された[22]

BWHでの胞子様細胞の研究

大和雅之と小島宏司との縁で、2008年にグローバルCOEプログラムの一環でハーバード大学医学大学院に短期留学し、チャールズ・バカンティの元で胞子様細胞(spore-like cells) の研究に取り組む[23]

2011年3月15日に早稲田大学で博士(工学)の学位を取得した[24]

CDBにおけるSTAP研究

2011年4月から2013年2月まで、ハワイ大学の柳町隆造の下で体細胞クローンマウスの作成に成功した実績を持つ若山照彦が主宰していた理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)ゲノムリプログラミング研究チームの客員研究員として、外部刺激による体細胞の初期化(stimulus-triggered acquisition of pluripotency: STAP)の研究に取り組む。この間、ハーバード・メディカルスクールのポスドク研究員の籍も持つ。

2011年11月に、STAPを施した細胞(STAP細胞)を用いてキメラマウスの作成に成功したと判断される結果が得られた[25]。ある細胞からキメラマウスが作成されることは、その細胞が初期化され、ES細胞iPS細胞のような多能性を有したことを意味する。

2012年11月15日に小保方へ対してCDBの研究ユニットリーダー応募の打診があり、12月21日に採用面接を受けた[26]

2013年3月1日にCDBの細胞リプログラミング研究ユニットリーダーに着任する[27]笹井芳樹らがメンターの元、12月にネイチャー論文2報(STAP細胞の作製法が中心のアーティクル論文[28]と、多能性の検証が中心のレター論文[29])が受理された。

STAP細胞論文の発表と賞賛

2014年1月末にSTAP細胞論文は出版された。発表当日の夜のニュース番組ではトップニュースとなり、翌日の朝刊ではほとんどの新聞社が一面トップに記事を掲載した[5]。2012年にノーベル賞を受賞していたiPS細胞よりもガン化のリスクがない優れたものとして報道され、小保方は「リケジョの星」[30]「ノーベル賞級の発見」[31]として一躍時の人となった。また、小保方が記者会見で着用していた洋服や装飾品、白衣ではなく割烹着を来て実験を行う姿、ムーミンの絵で飾られた研究室内の風景なども大きく取り上げられ[6]、STAP細胞発見の様子を描いた再現ドラマなども放映されるようになった[32]。国会では安倍晋三をはじめ多くの大臣が小保方の成功を称賛した[33]

STAP細胞論文及び博士論文の不正の発覚

論文発表後、一週間ほど経ったころからPubPeer[34]2ちゃんねる[35][36][37]スラッシュドット[38]などのインターネットの匿名掲示板にSTAP細胞論文や小保方が筆頭の過去の論文について疑義が指摘され始めた[5]。3月10日前後に、11jigenが、Nature論文のデータ画像と別の実験を行ったはずの小保方の博士論文のデータ画像が一致すること[3]、小保方の博士論文の冒頭20ページが米国NIHのサイトの文章とほぼ完全に一致すること[4]をTwitterで指摘した。11jigenの指摘を受けて若山照彦がNature論文の撤回を呼びかけ、マスメディアはSTAP細胞論文を疑惑として大々的に報道するようになった[5][6]

理化学研究所による不正調査と笹井芳樹の自殺

4月1日に理化学研究所の調査委員会が小保方が不正を行ったとする最終報告を行った。小保方は、弁護士の三木秀夫らと共に、4月8日に釈明記者会見を行った。記者会見はNHKを含む多くのテレビ局で生中継された。記者会見で田中良幸の質問に対して答えた「STAP細胞はあります」[39]のセリフは、2014年の流行語大賞の候補にノミネートすることになった。Nature論文は7月に撤回されることになったが、STAP細胞が作成できるかどうかの再現実験は論文の撤回とは別に行われることになった。再現実験中の7月23日にNHKが小保方に対して行った取材については、のちに放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会より「放送倫理上の問題があった」として是正を勧告されることになった[40]。7月27日にSTAP細胞問題を扱ったNHKスペシャル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」が放映された。 8月5日にCDBの副所長であり片方のSTAP細胞論文の責任著者だった笹井芳樹が自殺した(詳細は笹井芳樹#自殺とその波紋を参照)。11月21日にSTAP細胞の問題を受けて理研の組織が改組され、小保方は理化学研究所研究不正再発防止改革推進本部検証実験チーム所属の研究員に異動した[41]。小保方は12月15日に理化学研究所に退職願いを提出し、19日に承認され、21日付で退職した[42]。12月19日に検証実験の結果が発表され、小保方も丹羽仁史らもSTAP細胞を再現できなかったことが明らかにされた[43]。12月26日に科学的な調査結果が公表され、STAP細胞やそれから派生して作成されたSTAP幹細胞・FI幹細胞らはことごとくES細胞などの混入であったと結論付けられた。どのようにES細胞が混入するに至ったかの実態は解明されなかったが、理化学研究所は調査終了を発表した[44][45]。理化学研究所がSTAP問題の対応にかけた総経費は8360万円に上った[46][47]。2015年2月10日に理化学研究所は論文不正関係者の処分を発表して小保方は「懲戒解雇相当」としたが[48]、小保方は既に依願退職済みのため処分に具体的な効力はない。7月7日に理化学研究所は、以前より返還を求めていたネイチャーへの論文投稿費用である約60万円が小保方より同月6日付けで返還されたと発表した[49]。2016年3月25日、小保方は「STAP細胞作成を実現するための確実な証拠となるような情報を、科学界に提供すること」を目的とし、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を自身のサイト「STAP HOPE PAGE[50]」で公開した[51]

博士論文の不正調査と処分

博士論文の疑義については2014年7月17日に早稲田大学の調査委員会(委員長 小林英明弁護士)が総長へ報告し[52][53]、同日、小林委員長らが記者会見を実施した。早稲田大学の調査委員会は、当時、世間から荒唐無稽な主張といわれていた「取り違いによって作成初期段階の草稿が製本され、それが博士論文として大学に提出された」との小保方の主張を、真実と認定し、製本された論文は「著作権侵害行為、創作者誤認惹起行為、意味不明な記載、論旨が不明瞭な記載、Tissue誌論文との記載内容と整合性がない記載、及び論文の形式上の不備と多くの問題個所が認められた」[54]と認定した。そのうえで、「製本された論文を前提とすれば、学位を授与すべきでなかったが、大学の審査体制の不備で、いったん、授与してしまった以上は、大学で定められている『取り消し規定』に該当しない限り、取り消しはできない。今回のケースは、その規定に該当しない」との結論を記載した報告書を作成し、早大に提出した[54][55][56][57][58]。同日会見した鎌田薫総長は、論文取り下げや審査やり直しも含めて学内で再議論するとした[59]

2014年10月7日、早稲田大学は調査委員会の結論を受け入れず小保方の博士号を取り消すと決定した[60]。ただし、論文の指導および審査過程にも重大な欠陥があったとし、1年程度の猶予期間が設けられ、その間に小保方が再指導・再教育を受けたうえで論文を訂正・再提出し、これが博士論文としてふさわしいものと認められた場合は学位を維持する、としていた。

2015年11月2日、早稲田大学は、小保方に授与した博士号について、猶予期間が満了して、学位の取り消しが確定したと発表した[61][62][63]。なお、早稲田大学は小保方と同様に5万文字以上の文章盗用などがあった62件の博士論文[64][65]に関しては訂正で済ませ学位の取り消しは行わなかった[66]

文筆活動

2016年1月28日、小保方はSTAP細胞問題に触れた手記『あの日』を出版し、話題を集めた[67][68][69]。4月末に瀬戸内寂聴と対談している[70][71]。その後も雑誌連載や書籍の執筆を行っている。

著作

(書籍)

  • あの日講談社、2016年1月。ISBN 978-4062200127 
  • 『小保方晴子日記』中央公論新社、2018年3月20日。ISBN 978-4120050640 

(学会誌記事)

  • 「海外情報 Harvard Medical Schoolでの再生医療教育」、『再生医療』第10巻、第10号、2011年8月、190-192頁、NAID 40018947804

(対談)

  • 瀬戸内寂聴、小保方晴子「〈STAP騒動から2年〉小保方さん、あなたは必ず蘇ります」、『婦人公論』第1449号、2016年6月14日号、76-82頁。

(連載)

  • 「小保方晴子日記 ―「あの日」からの記録」、『婦人公論』(2017年1月24日号 - )

研究業績

学位論文

原著論文

取り下げられた論文

特許出願

分担執筆

脚注

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参考文献

外部リンク

(会見動画)