小橋めぐみ

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こばし めぐみ
小橋 めぐみ
生年月日 (1979-07-03) 1979年7月3日(44歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 160cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1994年 -
事務所 エフ・エム・ジー
公式サイト プロフィール
主な作品
テレビドラマ
家へおいでよ
徳川慶喜
新・天までとどけ』シリーズ
狩矢警部シリーズ
相棒
サイレント・プア
映画
富嶽百景〜遙かなる場所〜
銀河鉄道の夜〜I carry a ticket of eternity〜
遺体 明日への十日間
アニバーサリー
『こいのわ婚活クルージング』
『あみはおばけ』
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小橋 めぐみ(こばし めぐみ、1979年7月3日 - )は、日本女優エフ・エム・ジー所属。東京都出身。明治学院高等学校東洋英和女学院大学卒業。

来歴・人物[編集]

特技は俳句茶道ピアノクラシックバレエ。趣味は読書フランス語。中学2年生の夏休み前に友達と八百屋さんの前で話しているときにスカウトされて芸能界入りした[1]

1994年に『半熟卵』でデビュー。『徳川慶喜』(皇女和宮役)や『新・天までとどけ』シリーズ(杉本亜紀・長女役)で注目を集めた。

以前はクィーンズアベニューアルファ、HELLO THERE & COに所属していた。

読書家として知られ、オフィシャルブログ[注 1]にて多くの書籍について綴っており、津原泰水著、小説「ルピナス探偵団の当惑」[注 2](創元推理文庫)の帯を依頼された[2]ほか、堂場瞬一黒岩重吾など幅広い作家の小説の文庫本の巻末に付される解説を書き、書評のほか映画評にもファンが多い。

電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の電子書籍文芸誌『小説屋sari-sari』にエッセイ「読書熱」を連載(2012年9月号 - 2015年6月号)。後に単行本化され、『恋読 本に恋した2年9ヶ月』を2015年9月26日に発売[3]した。

エピソード[編集]

子供のときに、日本の子供と中国の子供を集めて中国で行われた超能力の実験に参加したことがある。

久世光彦は、1999年の舞台月晶島奇譚のパンフレットに、小橋を「川端康成に捧げたかった」と書いた。久世が「川端康成から教わった目で小橋めぐみの中に眠っている〈小さな魔〉を見つめているのを当人は知らない」と。

久世が演出する「寺内貫太郎一家」の舞台の稽古で、演技に迷っていたときに、久世に「それではだめだよ」と怒られ、いきなり頬を叩かれた。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

  • 蟲師 続章 第18話「雷の袂」(初回放送 2014年12月7日、TOKYO MX/BS11 他) - しの 役

紀行番組・ 旅番組[編集]

書評番組[編集]

ドキュメンタリー番組[編集]

  • 蘇る太陽の塔〜“閉塞する日本人”へのメッセージ(2018年3月19日、NHK BSプレミアム) - 岡本敏子 役
  • 完全中継 復活太陽の塔(2018年3月21日、NHK BSプレミアム)

子供向け教育番組[編集]

  • 天才てれびくんhello NHK Eテレ
    • 時をめくるレイ(2020年6月1日 - 6月3日)レイの母親 役
    • (2021年6月14日 - 6月16日)レイの母親 役
    • 電空物語・タマ電Qバトル(2022年5月23日・5月30日)レイの母親 役

バラエティ番組[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

CM[編集]

DVD[編集]

動画メディア[編集]

  • ネスレシアター on YouTube 「Regret」(2013年、本広克行監督)
  • 北青山チャンネル「小橋めぐみの本のめぐみ」(2014年10月 - 、YouTube[7]
  • ネスレシアター on YouTube 「踊る大空港」#12(2016年) - 篠原宙音 役

受賞歴[編集]

1996年

写真集[編集]

  • 16才のラブレター(1996年5月、井ノ元浩二撮影) ISBN 4915939154
  • 孵化 fuka(2002年10月、橋本雅司撮影、ワニブックスISBN 4847027310
  • 小橋めぐみ 粉雪【image.tvデジタル写真集】 Kindle版 デジタルブックファクトリー 宮澤正明撮影(2015年7月1日)
  • 愛立ちぬとめどもなくあなたのなかへ: 𣘺本雅司×小橋めぐみ、ヘアメイク:佐藤寛(KOHL)撮影:橋本雅司、出版元:aliEnte、(2023年5月21日)

執筆[編集]

書籍[編集]

エッセイ[編集]

  • 女優の話、マリオン・コティヤール「女優美学Ⅲ」(2014年1月6日、東京カレンダー)
  • 女優 小橋めぐみの女優の話、田中裕子の手「女優美学Ⅳ」(2015年11月19日、東京カレンダー)
  • 『ジブリの教科書18 風立ちぬ』美しい風(2018年5月文春文庫ISBN 978-4-16-812017-6
  • 私の週間食卓日記1241回(週刊新潮 2022年11月3日号)

解説・あとがき[編集]

注釈無記入は解説

連載[編集]

  • 「WATCHNAVI映画時計学」学研プラス
  • 「読書熱」(小説屋sari-sari 2012年9月号 - 2015年6月号)
  • 「性とか愛とか」(週刊新潮 月一回の書評連載 2023年5月25日号 - )

映画評[編集]

  • 女優小橋めぐみが見た『唐山大地震』(ぴあ MOOK AJ[エー・ジェー]vol.07、ぴあ株式会社、2015年5月20日)
  • サンドラの週末」(FIGARO japon No467、CCCメディアハウス、2015年7月20日)
  • 女優小橋めぐみが見た映画『共犯』(ぴあ MOOK AJ[エー・ジェー]vol.08、ぴあ株式会社、2015年8月20日)
  • 「ひかり探して」、監督・脚本:パク・チワン、(APEOPLE、2022年1月7日)
  • 「ホテルアイリス」、監督・脚本:奥原浩志 原作:小川洋子、(APEOPLE、2022年2月16日)
  • スープとイデオロギー」、監督・脚本・ナレーション:ヤン・ヨンヒ、(APEOPLE、2022年6月1日)
  • 「アワ・ボディ」、監督:ハン・ガラム、(APEOPLE、2022年8月31日)
  • 「別れる決心」、監督:パク・チャヌク、(APEOPLE、2023年2月8日)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 小橋めぐみオフィシャルブログ「Comment allez-vous?」
  2. ^ 小説「ルピナス探偵団の当惑」 (津原泰水著、創元推理文庫、ISBN 978-4488469016)

出典[編集]

  1. ^ 「レモンティーンNo5」、KEYプロジェクト、1997年1月15日
  2. ^ 小橋めぐみオフィシャルブログ「Comment allez-vous?」2014年4月13日”. 小橋めぐみ. 2014年8月19日閲覧。
  3. ^ 小橋めぐみオフィシャルブログ「Comment allez-vous?」2015年9月2日”. 小橋めぐみ. 2015年9月27日閲覧。
  4. ^ “おじさんだけど、キレイになっていいですか?”. https://www.ctv.co.jp/ojisan-kirei/ 2024年1月21日閲覧。 
  5. ^ 母娘の奇妙な関係、今野恭成によるダークファンタジー「あみはおばけ」が公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年10月16日). 2023年10月16日閲覧。
  6. ^ 映画『あみはおばけ』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
  7. ^ 北青山チャンネルYouTube公式チャンネル”. YouTube. 2015年9月19日閲覧。

外部リンク[編集]