亀山耕平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
亀山かめやま 耕平こうへい
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-12-28) 1988年12月28日(35歳)
生誕地 宮城県仙台市
居住地 神奈川県鎌倉市
身長 170cm
体重 62kg
種目 体操競技
得意種目 あん馬
所属 徳洲会体操クラブ
学歴 埼玉栄高校仙台大学
引退 2022年
獲得メダル
世界体操競技選手権
2013 アントワープ あん馬
2014 南寧 団体総合
テンプレートを表示

亀山 耕平(かめやま こうへい、1988年12月28日 - )は、日本の元体操競技選手。指導者。

人物[編集]

仙台スピン体操クラブで体操を始め、埼玉栄高等学校仙台大学に進学。徳洲会体操クラブ所属。

2013年6月29・30日に東京体育館で開催された全日本体操競技選手権大会種目別選手権あん馬で7位となり、世界体操競技選手権の日本代表となる。

同年10月5日にベルギーアントワープにて行われたあん馬の決勝では15.833点をマークし、金メダルを獲得した[1]

2020年東京オリンピック体操の種目別男子あん馬決勝では14.600点で5位となった[2]

2022年6月19日に開催された全日本種目別選手権において、引退セレモニーが行われた[3]

引退後は故郷の宮城県へ戻り、自身が運営する「タートルパートナーズ」を立ち上げ、体操教室の開催を始め、少年少女世代の運動能力向上への取り組みなどを通して未来への人材育成プロジェクトを展開している[4]

主な実績[編集]

  • 2013年、世界体操競技選手権 あん馬 金メダル
  • 2014年、世界体操競技選手権 団体銀メダル
  • 2017年、世界体操競技選手権 代表
  • 2018年、FIG種目別ワールドカップ・スロベニア大会 種目別あん馬 1位
  • 2018年、FIG種目別ワールドカップ・パリ大会 種目別あん馬 4位
  • 2019年、FIG種目別ワールドカップ・ドーハ大会 種目別あん馬 2位
  • 2019年、FIG種目別ワールドカップ・バクー大会 種目別あん馬 1位
  • 2020年、FIG種目別ワールドカップ・メルボル大会 種目別あん馬 3位
  • 2020年、東京オリンピック 体操競技種目別あん馬 5位
  • 2021年、FIG種目別ワールドカップ・ドーハ大会 種目別あん馬 3位

脚注[編集]

  1. ^ l亀山、あん馬で金 内村はゆか3位 体操世界選手権 朝日新聞 2013年10月5日
  2. ^ “あん馬で萱が「銅」、亀山は5位 体操・1日”. 中日新聞. https://www.chunichi.co.jp/article/302603?rct=tag_tokyo_olympic 2021年8月1日閲覧。 
  3. ^ "【体操】東京五輪代表の亀山耕平が引退「とうちゃん、かあちゃんのおかげ」感謝の引退セレモニー". 日刊スポーツNEWS. 日刊スポーツ新聞社. 2022年6月25日閲覧
  4. ^ "「やめたいと言ったときにやめられない」体操元五輪代表"亀山耕平さん"を一度は諦めた"夢の舞台"に引っ張り上げた人たちとは…今度は自分が才能を「引き出す」存在に【ヒーローインタビュー】". TBS NEWS DIG. TBS・JNN NEWS DIG合同会社. 19 July 2023. 2023年10月24日閲覧

外部リンク[編集]