ガブリエル・ロベルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガブリエル・ロベルト
Gabriele Roberto
生誕 (1972-12-02) 1972年12月2日
出身地 イタリアの旗 イタリアピエモンテ州クネオ
学歴 イギリス王立音楽院作曲科卒業
ジャンル 映画音楽インストゥルメンタルクラシック
職業 作曲家編曲家
活動期間 2005年 -
事務所 グランドファンク
公式サイト Gabriele Roberto

ガブリエル・ロベルト(Gabriele Roberto、1972年12月2日 - )は、イタリア作曲家編曲家映画音楽CM音楽などを中心に活動し、日本での活動も多い。イタリア・ピエモンテ州クネオ出身で、現在もイタリア在住。日本での活動はグランドファンクに所属。

来歴[編集]

イタリアで作曲を学んだのち、イギリス王立音楽院作曲科にて学位を取得し、在学中のコンペティションで優勝を果たしている。

卒業後、色々な国のプロダクションにデモデープを送り、ファンである菅野よう子が所属する音楽制作会社グランドファンクにもデモテープを送った[1]。そのテープは数年間放置されていたが、映画『嫌われ松子の一生』の音楽担当が難航していた際、たまたま音楽プロデューサーの耳に触れ、日本では無名のロベルトが抜擢されることになった[1]渋谷毅との連名で『嫌われ松子の一生』の音楽を制作し、2007年に第30回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した[2]

以後も日本の映画、ドラマ、CMなどの音楽制作を行っている。

作品[編集]

映画音楽[編集]

ゲーム音楽[編集]

  • 蒼焔の艦隊(2017年、日本) - 2018年6月配信版より第二部音楽を担当。以前の第一部音楽は佐橋俊彦が担当。

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

テレビアニメ[編集]

  • ZETMAN(2012年) - subleほかと共同

オーケストラ[編集]

  • トランペット協奏曲“Tokyo Suite”(2015年)[4]

CM音楽[編集]

受賞歴[編集]

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「ブラウン管の向こうの音楽職人たち 第40回 金橋豊彦(株式会社グランドファンク代表)後編」『レコード・コレクターズ 2009年8月号』、ミュージックマガジン、2009年、124頁。
  2. ^ 第30回日本アカデミー賞優秀作品、日本アカデミー賞公式サイト、2012年4月11日参照。
  3. ^ 作品情報、イタリア映画祭2016、朝日新聞社、2016年7月3日閲覧。
  4. ^ オッタビアーノ・クリストーフォリ(客演首席奏者)大友直人 日本フィルハーモニー交響楽団テレビマンユニオンチャンネル、2016年7月3日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『劇場版 SPEC〜天〜』劇場パンフレット

外部リンク[編集]