まんがライフWIN

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まんがライフWIN』(まんがライフうぃん[1])は、竹書房が配信している日本4コマウェブコミック配信サイト。毎日更新・完全無料配信が行われている。

概要[編集]

ライブドアが開設していた「livedoor デイリー4コマ」と竹書房4コマ各誌の交流が縁となり「デイリー4コマ」内で2009年4月27日にオープン。開設当初はサイトの運営はライブドアが、作品の提供は竹書房がそれぞれ担当する分業体制となっていた。また、2011年1月30日より『本当にあったゆかいな話』及び『芸能ズキュン!』編集部が担当するエッセイコミックのコーナー・『ゆるっとcafe』が開設された[2]。『まんがライフWIN』『ゆるっとcafe』とも2011年に「デイリー4コマ」本体が更新を終了して以降も運営を続けていたが、2012年3月1日付でライブドアより独立して竹書房の直営による新体制で再スタートを切っている。それに伴い『ゆるっとcafe』が(同一ドメイン内ではあるが、ページ構成上)別サイトとして分離された。

本サイトの連載作品は2010年6月7日に創刊した単行本レーベル「バンブー・コミックスWINセレクション」より刊行される。『まんがライフMOMO』連載作品の単行本「MOMO Selection」と同様、他の姉妹誌の作品の単行本とレーベルの区別・高価格設定(単価860円)がされており、芳文社刊「まんがタイムKRコミックス」などと同じ位置づけの作品群として販売されている。サイトに掲載された作品は連載中・終了作品のいずれも原則として第1・2話と最終話のみ無期限で配信を継続するが、それ以外のエピソードに関しては単行本の発売に前後して配信が終了する。

2013年12月からはストーリー系漫画を扱う『まんがライフWIN+』がかつての竹書房のコミック誌『コミックガンマ』の名を受け継いだ『WEBコミックガンマ』としてリニューアルされた。

特徴・掲載作品の傾向[編集]

『WIN』オリジナルの連載作品となる連載シリーズ[3]、竹書房の4コマ誌で連載を持つ作家や、読み切り作品が掲載された後『WIN』で採用された作家の作品が多い。萌え系4コマ中心のラインナップが組まれており、作品の傾向はライブドアと芳文社が提携して『まんがライフWIN』と同様の運営手法を採っていた4コマウェブコミック配信サイト『まんがタイムWAVE』(2011年閉鎖)よりもむしろ芳文社内のサイトで独自に公開されている『まんがタイムきららweb』内の「Web限定作品」の路線に近い。また従来のスタイルの4コマ漫画だけではなく幅広コマ作品、フルカラー作品やストーリー4コマ漫画と1ページ漫画を融合させた作品、扉以外をストーリー1ページ漫画とした作品なども掲載されている。これに対してゲストシリーズでは竹書房の4コマ各誌で人気の連載作品を中心に掲載しており、ジャンルや作風を問わない幅広いラインナップが組まれている。

作品一覧[編集]

連載作品[編集]

連載作品(更新終了)[編集]

WEBコミックガンマ(旧:まんがライフWIN+)[編集]

(原作:みかんゼリー 漫画:下田将也 キャラクター原案:桑島黎音 協力:新紀元社
(原作:六志麻あさ 漫画:夢川智久 キャラクター原案:カンザリン 協力:一二三書房

まんがライフWIN+・WEBコミックガンマ(更新終了)[編集]

ゲスト作品[編集]

過去に掲載され公開が終了した主な作品[編集]

いずれもゲストシリーズ。

ゆるっとcafe作品一覧[編集]

ゆるっとcafe連載作品[編集]

毎月の更新日順。

ゆるっとcafeゲスト作品[編集]

サイト上の配列順(2013年1月時点)。

ゆるっとcafe終了作品[編集]

サイト上の配列順(2014年11月時点)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ トップページのロゴでは「WIN」の読み仮名として平仮名の「うぃん」と書かれている。
  2. ^ 「ほんゆ」&「芸能ズキュン!」のWEBマガジン、「ゆるっとcafe」オープン!!
  3. ^ 開設当初は「掲載シリーズ」の名称であった。
  4. ^ 【LINEマンガ】販売部数250万部突破の衝撃作『鬼畜島』がLINEマンガオリジナルに電撃移籍!|LINE株式会社のプレスリリース” (2019年5月13日). 2019年9月30日閲覧。
  5. ^ 単行本発売記念短期集中掲載としての掲載シリーズ『メチャ盛! フリテンくん』からゲストシリーズに移動。

外部リンク[編集]